2010年2月10日 (水)

「インビクタス/負けざる者たち」

Invictus  今世界で80歳以上で最もエネルギッシュに活動している映画人はクリント・イーストウッドだろう。
 短期間の間に次々と監督作品を発表!
 しかも駄作なし。
 そんな彼がモーガン・フリーマンを主演に、南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラと南アで開催されたラグビーワールドカップを巡る実話を映画化!
 黒人差別問題を深刻に描く話かと思いきや、基本は真っ当なスポーツ物だった。
 政治劇でもあるので、もっとドロドロしたものがあると思いきや、登場人物に極端な悪者はいない。
 大統領を狙うテロリストのような人も出てくるが、実は意外な展開に驚き、そして感動する。
 アフリカといえば、ちょっと前まで「ジャングル大帝」や「ジャングル黒べえ」の影響か、未開の地のイメージが強く、一方ではアパルトヘイトなんか遥か昔の話だと思っていたが、つい最近のことであるのを認識した。
 そこらへんの状況を押し付けがましくなく、物語りに取り込んでいる。
 さらに黒人大統領が現在のオバマ大統領とシンクロするのは監督の狙いの一つかもしれない。
 ただラグビーは日本では誰もが知るスポーツではないので、ルールを知らないと解り辛いところはあるかもしれない。
 何しろ「スクールウォーズ」で初めて知った人も多いくらいだ(え、自分だけっすか?)
 しかし、日本が145対17で負けているのは笑うところか?
 予告編で「専門家の予測ではわたしはまだ監獄の中だ」のセリフが本編でなかったのが残念。

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2010年2月 9日 (火)

「Dr.パルナサスの鏡」

Drpa anime  ロンドンで旅芸人一座をやっているパルナサス博士は、かつて不死と引き換えに、生まれてくる娘が16歳になったら悪魔に差し出すと約束してしまったのだが、時の経つのは早いもので娘の16歳の誕生日は目前に迫っていた。
 果たして娘の運命はいかに…という話で、話題は何といっても主演のヒース・レジャーが本作撮影中に急死してしまい、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が後を引き継ぐ形で何とか完成させたことだろう。
 監督が素直に映画が完成しないでお馴染みテリー・ギリアムなので、この手の話は意外性もなく、ある意味想定範囲内だったりする。
 しかし、ヒース・レジャーの最後の作品を仲間が完成させたのは心温まる話なのだが、映画そのものは微塵も面白くないのが残念!
 おそらく映画通なら「これがテリー・ギリアムの映画だ」と面白く観るのだろうけど、自分はそこまで人間ができていない。
 いくら鏡の中の世界の造形がうまくできていようが、話があまりにも凡庸すぎて辛いものがあった。
 おそらくヒース・レジャーの役を3人が演じ分けたことが裏目に出ているような気がする。
 個人的には「未来世紀ブラジル」や「12モンキーズ」が好きだったので、ちょっと期待したのだけどね。

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2010年2月 8日 (月)

「食堂かたつむり」

Katatsumuri  失恋を機に話せなくなり、故郷に戻って小さな食堂をはじめたヒロインが、そこで出会う人々と出会い、わだかまりのあった母親との関係も修復していく…という話なのだが、真剣つまらない。
 何がダメかというと、話がつまらないのだが、それに輪をかけて、全く効果的でないイメージ映像の使い方には寒いものがある。
 CGの発達は映像表現を大きく広げた。
 特撮映画はもちろん、普通の何げない場面まで言われないとわからない箇所にも使われている。
 そしてイメージ映像にも使われるようになり、例えば昔なら陳腐になりそうな漫画的表現も今だったらスタイリッシュに見せることが可能だ。
 しかし、それらは通常の映像よりさらに情報量が多い時に最大の効果を発揮する。
 例えば「アメリ」や「嫌われ松子の一生」はイメージ映像を駆使することにより、人が処理する以上の情報量を入れることにより、物語の奥行きを出しているものもある。
 しかし、一方では残念なことに演出不足をイメージ映像で補おうとしている作品もある。
 この映画は明らかに後者である。
 物凄く安っぽく見えるのだ。
 基本的にヒロインの店が1日1組の予約制という商売として成り立つかどうかも疑問だし、「ザ・シェフ」のように料理を食べて何かが変わるわけでもないと思うし、最後に出てくる料理とか、それを説得させるだけのものがないのだ。
 残念なことにファンタジーだからという都合のいい言葉も通じなくなっているくらいなのだ。
 だから観ていて居心地が悪い。
 主演は長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)と同じくらい出演作のハズレが多い柴咲コウ(B76-W58-H83)。
 監督の富永まいはどんな人だか知らないが、この映画に関しては演出が成功しているとは思えない。
 料理を作るシーンは全て柴咲コウによるものらしいが、そんなものはどうでもいいことなんだけどね。

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2010年2月 7日 (日)

「涼宮ハルヒの消失」

Haruhi  昔は1日1冊ペースで小説を読んでいたが、ここ最近は1冊読むのにもとてつもなく時間がかかってしまう。
 しかし、谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」はおそらくここ最近では最短時間で読み切ってしまった。
 スニーカー大賞で大賞も分かる気がする。
 とにかく面白い。
 自分はライトノベルはあまり好きではないのだが、この小説はテンポが良く、SFとしての設定のうまさに驚いた。
 宇宙人や未来人、超能力者などどれか一つでも十分話が成り立つのに、それらの要素が無理なく取り入れられ、それでいて基本は学園青春物という構成のうまさ!。
 また属性のツボをおさえた登場人物の配置が面白く、高校が舞台だから大人のお色気キャラは出なくて当たり前かと思いきや、大人版ミクルちゃんの設定には正直やられた。
 そうか、その方法があったかと感心した。
 当然、TVアニメだって観るに決まっているが、これも大変面白い。
 もっともエンドレスエイトがかなりぶち壊してくれるのだが…。
 そして誰もが待ち望んだ劇場版!
 初日に劇場に行ったらその日の分は既に完売。
 映画で完売を拝めるのは、ほとんどアニメだけだということを改めて実感した。
 話は、ハルヒがいなくて、何となく違う世界を元にもどそうとする奔走するキョンを描いている。
 クリスマスまでの数日前を繰り返すので、またエンドレスエイト状態かとびくびくしたが、そんなことはなく、むしろ163分という長い上映時間を全く感じさせない展開になっている。
 今回はハルヒよりも長門が中心の話となっており、いつも無表情の彼女の違う表情を見ることができただけでも劇場版の価値は十分あるだろう。
 もちろん、話も良くできていて、確かに小説やアニメを知らないとわかりにくいところもあるが、脳内補完で理解できてしまうので問題なし。
 それに全編に渡るキョンのナレーションは小説を読んでいるよな感じで、原作ファンにも効果的だ。
 これは中の人の杉田智和の功績が大きい。
 大変満足な映画化だが、エンドロールは「ハレハレユカイ」で踊ってほしかったなあ。
  だってオープニングで「冒険でしょでしょ」だからエンドも期待することない?

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2010年2月 6日 (土)

「パラノーマル・アクティビティ」

Paranormalactivity  若いカップルが住む家で夜な夜な起こる何かをビデオカメラで撮影したという設定のモキュメンタリー。
 わずか15000ドルの超低予算で製作されたインディーズ作品にもかかわらず、評判が評判を呼び、公開劇場も増えて、興行成績第1位を獲得!
 「ブレアウィッチプロジェクト」でもそうだが、ドキュメンタリータッチのホラーは定期的に登場する。
 何しろ、ドキュメントという設定なので、映像のクオリティなんか悪くてもいいし、出演も有名人でなくてもOK!
 だって、見知らぬ人の方がリアルだし。
 ほとんど一発ネタなのだけど、大ヒットする時はタイミングだろう。
 もしこの手のものが当たったからといって、何本も立て続けに公開されたら飽きてしまう。
 数年ごとに普通の劇場映画の中に時々1本入っているのが正解なのだ。
 自分が観にいった映画館はどういうわけか女子高生がわんさと入っており、時々話したり携帯電話をいじるのが困るが、怖いところは飛び上がるので、その反応を見ているだけでも楽しい。
 この映画の怖さはどちらかといえば緊張を継続させる疲労によるものが大きい。
 何か出てきそうなのに実はほとんど何もない、
 だけど雰囲気作りがうまいので、ず~っと身構えてしまう。
 気を抜くと急に出てきそうなので気が抜けず疲れてしまうのだ。
 しかし、残念なことに何かでそうな時はいかにもな音が出てくるので、わかってしまう。
 こういうのはいきなり前触れなくやってしまう方が怖いと思う。
 最後のオチはさすがに飛び上がっている人が多く、隣りの女性は半泣きだった。
 しかし、さらにエンドの無音の真っ暗の画面が何かあるかもしれないという緊迫感を生み、照明がついた時はどっと疲れと安堵が。
 まあそれ以上に個人的にはヒロインのムチムチさが良かった。

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2010年2月 5日 (金)

「ラブリーボーン」

Lovelybones  予告編の「私はスージー・サーモン。お魚みたいな名前でしょ」のセリフが頭に残ってしまう。
 おそらく日本だと、タイコ、イクラ、タラオ、カツオ、マスオみたいな感じなのだろう。
 14歳で近所の殺人鬼に殺された少女の話で、予告編を見ると「ゴースト/ニューヨークの幻」みたいに、幽霊になって事件を解決する話かなあと思い込んでいたら、全く違った。
 時には霊感の強そうな人が彼女の気配をぼんやり感じているのだが、それだけで彼女のイタコ的な役割をしているわけではい。
 つまり至極当たり前のことあのだが基本的に死んだら何もできないのだ。
 ここで最後は殺人鬼を殺して恨みをはらすみたいなものを期待すると超肩透かしだ。
 この映画は愛する人を失った残された人達がいかに再生していくかを描くのがメインであり、主人公のスージー・サーモンさえも実は立ち直りつつある人々を見守る狂言回し的な存在にしかすぎないのだ。
 ところが「ロード・オブ・ザ・リング」や「キングコング」など大作三昧の監督ピーター・ジャクソンと製作総指揮がスティーヴン・スピルバーグだとVFXテンコ盛りの物凄い娯楽作品だとイメージしてしまう。
 確かに死後の世界の映像は凄い。
 しかし、それはあくまで心象風景であり彼女のイメージでしかない。
 何故なら、あの世界にはルールなどが明確に提示されていないからだ。
 基本はあくまで、娘を亡くした家庭の再生への道程なのだ。
 そうわかっていても、この映画はすっきりしたものはなく、特に殺人鬼についても煮え切らないものがあるのだがある。
 せめて…と思う反面実際はこんなものなのかもしれない。
 主演のシアーシャ・ローナンはかわいいけど、自分は妹のがっちりした体型の方が好きだ。
 父親役をず~っとケヴィン・ベーコンだと思っていたら、マーク・ウォールバーグだった。(笑)

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2010年2月 4日 (木)

「ゴールデンスランバー」

Goldenslumber  仙台を舞台に首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇!
 伊坂幸太郎の小説の映画化。
 濡れ衣を着せられた男の話なので、「私は貝になりたい」のような陰湿な話かと思いきや、意外に明るい展開だった。
 原作は未読なのでどうかは知らないが、演出がテンポ良く、さらには登場人物が誰もが色々な意味で<前向き>だからだろう。
 しかし、何より主演の堺雅人がさわやかで明るい。
 まあ彼が演じると半分以上は深刻でもそんな感じが全くしないのだが、この映画ではそれがプラスに働き、悩んでいるのに絶望はせずひたすら前向きで何とかしようとしている姿が必要以上に暗い展開にならないようしている。
 さらに、彼を助ける通り魔(?)が「羊たちの沈黙」のレクター博士を思わせるものがあり面白い。
 正に人さえ殺さなければいい奴なのだ。
 演じている濱田岳がハマリ役で、「整形じゃなかったら、こんなにデコ広いわけないじゃん」の自虐的セリフがツボだった。
 ショットガンを撃つ時に必ず防音対策をする永島敏行のたーミネーターのような加減なしの行動も良い。
 他にも竹内結子(B80-W60-H82)、劇団ひとり、 貫地谷しほり(B83-W58-H82)などキャラ立ちまくりだ。
 だけど、自分はすぐに相武紗季(B80-W60-H85)には気づかなかった。
 あと、予告編で目立つ吉岡秀隆の出番は少ないので、彼目当てだと肩透かしかもしれない。
 話は細かい伏線を回収し、小道具の使い方もうまいのだが、反面適当なところもあって、さらには最後までわからないこともあり、ハリウッド映画のような大逆転を期待すると、すっきりしないものがある。
 友情の描き方も少年漫画みたいな感じだ。
 だけど、面白いから困ってしまう。
 主人公が地下の下水道を伝って逃げているのだが、自分も仕事で雨水管の中を歩いたことがるのだが、実は意外に広い。
 しかし、地図があってもうまく歩けない。
 やっぱり人間は知らず知らずのうちに何か目印をつけて動いているわけやね。
 監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」や「フィッシュストーリー」など伊坂幸太郎作品の御用達のイメージが強い中村義洋。
 ツッコミ所はあるのだが、普通の一般市民の逃亡劇と考えると、ある意味リアルなのかもしれない。
 しかし、何より登場人物のキャラが立っていると少々のツッコミ所はあまり気にならない。
 その意味では「たいへんよくできました」の判子はもらえる映画だと思う。

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2010年2月 3日 (水)

「バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>」

Bagdadcafe  レンタルDVDが普及し、それどころかVODが出てきて、借りにいかなくても自宅にいながら好きな作品が好きに観ることができる時代に、映画館に行くメリットって3D以外は新作を早く観る以外メリットなんかないでしょ。
 そんな時代にリヴァイバルというのは、かなり厳しいものがあり、名画座がなくなっていくのも当然なのだ。
 そして、過去の作品を映画館で上映するのは、ニュープリントとかディレクターズカットしか成り立たない。
 まあ、ニュープリントも昨今のホームシアターとブルーレイなら、場末の映画館以上なんだけどね。
 そうはいいながらもDVDで映画を観ると集中できないし、細切れで1週間以上かけてしまうので、自分は映画館を利用するわけだ。
 そんなわけで、「バクダッド・カフェ」。
 ちょうど世間がバブっている時期に公開されていて、この手のミニシアター系がおしゃれな感じだったのを思い出す。
 話内容は今更説明するまでもないが、この映画の影響か、当時の自主映画は、フィルターで部分的に色をつけるのが流行った時期があったのだ。
 久しぶりに観ると、やっぱり主題歌はいいなあと思うし、あのポスターはやっぱり印象に残ることを実感した。
 この映画を観てデブ女に開眼した人も多いはず?(え、ごく一部ですか?)
 起伏が少ない話だが、じっくり観ていると、人によって感じ方が違うのも、この映画の魅力だ。
 だけど、完全版があって、ニュー・ディレクターズ・カット版もあって…「ブレードランナー」も色々なヴァージョンがあるけど、マニア的な面白さはあるけど、やっぱり完全なものを1本にしてほしい。

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2010年2月 2日 (火)

「すべては海になる」

Subetehaumininaru  走っているならまだしも歩いていても胸がゆさゆさと揺れている。
 やっぱり佐藤江梨子(B88-W58-H88)は最胸いや最強だな。
 書店に勤める27歳の夏樹は、恋愛を繰り返しては傷ついてばかりの青春時代を送っていたが、本と出会い救われる。
 その後、書店に努めるようになり、今や彼女が作った「愛のわからないひとへ」のコーナーは評判が良い。
 ある日、自分が担当するコーナーで万引きする女性を発見。
 すぐに捕まえたが、実は誤認で、謝りにいくはめになる。
 その翌日、彼女の息子である高校生の光治が「これ以上謝罪の必要はない」と彼女に告げにくる。
 彼の一家は暴力を振るう父や万引き常習者の母、不登校の妹という絵に描いたような崩壊振りで、彼自身も学校に馴染めずにいた。
 しかし、彼は何とか家庭を一人で立て直そうしていた。
 この二人が本を通して少しずつ惹かれあうようになる…という話でサトエリは主演を演じている。
 演技は相変わらず微妙だが彼女のエロさだけでも堪能できたので自分は満足だ。
 男子高校生役は「誰も知らない」で脚光を浴びたが、その後、薬や十代で結婚など、人生3倍速の柳楽優弥。
 私生活が目立つ彼だが、演技は雰囲気を掴んでうまいと思う。
 実はこの二人の話より周りの人の話が妙にリアルなのである。
 例えば万引きの誤認のお詫びにいった先の主人のねちっこい態度や、謝りはしても金は原則払わない書店の徹底ぶり、作家希望だったのに夢叶わず編集者になるとか、売れるために作家性をないがしろにしたり、意外に世の半分以上は単純な感動話に弱い…など形を変えて実際にありそうな話だ。
 しかし、多くの人は現実との折り合いをうまくつけている。
 ところが主役の二人は、そんな<大人の割り切り>ができないのだ。
 そして27歳の夏樹は高校生の光治に昔の自分を投影し、逆に光治にとって夏樹は将来の自分の可能性も高く、だからこそ二人で解決策を模索するのかもしれない。
 ただ残念なことに、この映画の展開は散漫なので、それがうまく伝わりにくく、人によっては何が言いたいかわからないかもしれない。
 だけど自分が高校生でサトエリみたいな大人の女性に癒してもらえるなら悩まずお願いするだろうなあ。
 監督はこの映画が初監督の山田あかね。
 共演の要潤は相変わらず胡散臭いが、サトエリの胸に触っているのはファンにはうらやましい限りだろう。
 しかし、さらに胡散臭いのが安藤サクラ(B83-W58H80)で、ますます<個性的な>見た目になっている。

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2010年2月 1日 (月)

「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」

Shinkenja  2009年に「ふうけもん」の代わりで苦肉の策として公開した「劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」が思った以上にヒット!
 当然、東映としては二匹目のドジョウを狙うのは当たり前!
 つうことで、今年は侍戦隊シンケンジャーと炎神戦隊ゴーオンジャーが夢の共演!
 早速、劇場に行ったら当日分の上映は早々と全部売り切れ!
 確かに料金も大人1200円なら普通の映画より安いし、上映時間60分は子供の我慢できる限界内で劇場としても沢山回転して収入も多くなるし、正に理想的な映画と言えるかもしれない。
 さらに仮面ライダーと戦隊物の新作放送開始時期もずれたために、宣伝もしやすく、やっぱ東映さんとしては間違いなく正月映画が終了して春休みまでの興行収入がへこむこの時期にスーパー戦隊“VS”シリーズはレギュラーとしてやっていくだろうなあ.
 蛮機族ガイアークの害統領・バッチードと外道衆が手を組んだことにより、様々なワールドに飛ばされてしまったゴーオンジャーとシンケンジャーたちが協力して戦うという話だが、当然次回新シリーズのゴセイジャーも登場し盛り上げる。
 これはもう完全にファンのためのお祭り映画なのだ。
 ところが、これが意外にTVシリーズのテイストを持ちながら映画としての豪華さもあり大変面白い!
 何しろ子供たちが静かに観ていたくらいだから間違いない。
 子供はつまらない時には本当に容赦がないのだ。
 さすがに13人も戦士がいると名乗って変身しているだけで時間が経過していくが、しかし、それもお約束なのでなくすわけにはいかない。
 シンケンジャーは今、殿の影武者の話で盛り上がっており、映画を最終回の放送後に観にいった方がいいかどうか悩んだが、仮面ライダーディケイドのような姑息なことはやってなくて、映画は映画で十分楽しめるようになっていて安心。
 来年も期待しているので定番化希望!

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