2012年5月28日 (月)

「メン・イン・ブラック3」

Mib3 3作目公開ということで、1作目と2作目をDVDで予習した。
 何しろ2作目から10年経っているので、すっかり忘れていることが多いだろうというのが理由。
 1作目はそれなりに面白かったが、2作目がこんなにつまらないことをすっかり忘れていた。
 ひょっとしてニューラライザーで記憶を消されたか?
 それ以前に今更3作目って、ハリウッドもどんだけ企画がないんだ?と思いつつ、あのユルい感じは嫌いではないので、そそくさと観に行った。
 今回はJがKと地球の危機を救うために1969年にタイムスリップし、若いKと出会い共に凶悪なエイリアンと戦うという話で、あまり期待していなかったというのもあるけど、予想以上に面白い。
 タイムパラドックスはツッコミ所満載だが、このシリーズの基本がギャグなので、そこらへんはあくまで雰囲気っつうことで。
 むしろ、アンディ・ウォホールを筆頭とした時事ネタを楽しむのが正解。
 いつも色々な宇宙人が出てくるが、今回は極めて<普通の人>であることには少しがっかりだが、そこは「攻殻機動隊」のバトーが実写化したら、こんな感じだと楽しめる余裕が必要だ。
 最後はホロっとさせる良い展開だが、これも細かいツッコミは野暮というもの。
 出演は前作に引き続き、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ。
 但し、過去に戻るのでジョーンズの出番は少なく、若い頃を演じるのはジョシュ・ブローリンがその分活躍する。
 これが思った以上にトミー・リー・ジョーンズと似ているので笑える。
 監督は前2作に引き続きバリー・ソネンフェルド。 
 今回から3Dだが、これはまあそれなり。
 だけど途中で目が慣れるので、飛び出しているのを感じるのは最初の方だけかな。
 あと喋りのギャグが多く、字幕では対応しきれないので、吹替版も選択肢としてありだと思う。
 期待していたエージェントMのネタがなかったのが残念だけど、ひょっとしてエージェントGはあるのかな(笑)

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2012年5月27日 (日)

「ガール」

Girl 会社も年齢もバラバラなのに仲良しの4人の女性。
 広告代理店勤務の29歳独身の由紀子は、服装が痛い域に達しつつあることを指摘され、ムードのない恋人に不満で、仕事も自分で出した企画が通ったのにスムーズにいかないことに不満を感じていた。。
 不動産会社勤務の34歳既婚の聖子は、課長に昇進したが、年上の男性社員の部下と激しく対立していた。
 文具メーカー勤務の34歳独身・容子は、年甲斐もなく一回りも年が違う新入社員に相手に浮き足だっていた。
 自動車メーカー勤務の36 歳シングルマザー孝子は、シングルマザーを言い訳にしないために仕事も育児も頑張りすぎていた。
 それぞれにそれぞれの悩みがある。
 彼女達の明日はどっちだ…。

 まさか21世紀になってバブル期のトレンディドラマを見せられるとは思わなかった。
 女子の等身大とか応援映画のはずなのに、あまりにも浮き世めいて現実から程遠い。
 もちろん、映画は夢を売るものなのはわかっているが、やっぱりそれなりのリアリティは必要だし、そうでないと説得力がない。
 原作の奥田英朗の小説がどうなっているか未読なのでわからないが、結局、登場人物の勤めている職場が広告代理店とかいかにもな業界系であったり、大手っぽい会社だったりするのだけど、多くの女性はもっと地味で華のない職場だろうし、これを言ったら身も蓋もないのだが、出てくる女性はあまりにも美人すぎるので、女としてかなり有利であり、実は最も女の人生を左右する容姿の問題に触れていないのが残念。
 例えば、いつまでもふりふりのかわいい服装をしているわけにもいかないかもしれないが、美人だと許されることであり、見た目が不自由な場合は若くても許されない。
 それは年齢以前の話であり、話の根本が変わってくる。
 しかし、それでは話が成り立たないし、金払って現実を見せられることは誰も望んでいない。
 まあどこまで言ってもファンタジーでしかなく、そういうのに色々ツッコむのは野暮だろう。
 もちろん、「セックス・アンド・ザ・シティ」の劣化コピーっぽいことも含めてね。
 出演は香里奈(B78-W58-H85)、麻生久美子(B80-W59-H83)、吉瀬美智子(B80-W59-H86)。、板谷由夏(B84-W58-H87)。
 しかし、メインの4人よりも堅物OL役の加藤ローサ(B83-W58-H85)のメガネっこぶりと、妙に弾けた檀れい(B80-W58-H83)が一番良かった。
 向井理も出演しているが、あまり必然性を感じない役だった。
 監督は「洋菓子店コアンドル」「神様のカルテ」の深川栄洋。
 どちらかというと、タイトルはガールよりもガールズなんだろうなあ。

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2012年5月26日 (土)

「REC/レック3 ジェネシス」

Rec シリーズ第3弾。
 333日は1000円という言葉に釣られて観にいってしましました。
 おそらく333日も公開しているわけがなく、近いうちにDVDが出てしまうだろうけど、こういう心意気に乗ることも大切だ。
 結婚式場で感染してパニック状態…という、とりあえず基本はゾンビと同じで、時と場所を選ばない。
 設定としては1作目の同時刻の違う場所だそうな。
 やっぱり純白のドレスが血に染まるのがお約束だよね。
 全編POV(主観映像)で描いているのが、この1作目の醍醐味で、それがなければ極めて沢山あるゾンビ映画の中に埋もれてしまう。
 今回は結婚式という舞台なので、ブライダルカメラマンのカメラはもちろん、素人のビデオカメラを駆使して見せてくれるだろうと期待していたのだが、確かに最初の方はそうだったが、途中でPOVだけでなくなっている。
 これじゃあ普通だろ!と思ったが、一応、離れ離れになった新郎と新婦が、出会うまでの状況で緊迫感を出しているし、この二人がお互いの気持ちを疑っていない純愛なところが逆に新鮮であり、だからこそラストに泣けるものがあるわけやね。
 監督はパコ・プラサ。
 おそらくホラー映画の定番で、このシリーズも設定の無理や、ショックシーンのインフレ状態になっていくんだろうなあ。

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2012年5月25日 (金)

「ザ・マペッツ」

Mapets 1981年にアメリカの大人気番組「マペットショー」がいよいよ日本でも放送されることになって、「ロードショー」や「スクリーン」で話題になっていた。
 当時、外国映画と外国テレビドラマが大好きだった自分は、とりあえず見ていたのだが、正直、何がどう面白いかさっぱりわからず、よくわからないけど、世界一の最強国家は、こんな人形劇がバカ受けであることが不思議でならなかった。
 物好きな自分でさえこんな状態なのだから、一般の人は見るわけもない。
 そもそも時間帯が悪くて、裏が現在まで続く日本最強のアニメ「サザエさん」であることを考えるとかなり無謀だと言える。 
 だけど、アメリカでは映画もできているし、キャラクターグッズも売れているそうで、これはもう文化の違いなのでどうすることもできない。
 この映画は、引退した人気マペットたちが、マペット・スタジオ”の危機を救うために集結!
 募金を募るショーを開催しようとするが…という話で、基本ミュージカルで、時々ゆる~いギャグが入ってくる。
 文化の違いと言えばそれまでだけど、知っていることが前提。
 知らないと何がなんだかわからない。
 いや知らなくても雰囲気的にわかるのだけど、知っている方が楽しいに決まっている。
 有名なテレビ番組を見ていて、生活にどっぷり浸透していないと、伝わらない。
 というか、この映画を公開に踏み切ったのは凄いと思う。
 普通は劇場未公開で、DVDスルーでしょ。
 だけど、人形の動きは昔と同じで、それ程でもないのに生き生きしているのは相変わらず。
 正直、昔も面白いとは思わなかったけど、人形の動きには独自のものがあって、そこだけは凄いなと思っていたが、今回もそこだけは変わらない。
 マペットが成長しないという設定が「劇画オバQ」に通じるものを感じた。 
 マペット以外の出演はジェイソン・シーゲルとエイミー・アダムス。
  エイミー・アダムスはかわいいと思っていたけど、この映画の劣化ぶりは異常。
 その他、カメオも含んだ一流の役者が何気ないところに出演している。
 その中でも一番笑えるのはジャック・ブラックだな。
 監督はジェームズ・ボビン…って誰?と思ったら、この映画が監督1本目らしい。
 面白いとかどうかは人それぞれだけど、日本以外の国の文化的違いを把握するのには貴重かも。

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2012年5月24日 (木)

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 5 黒いユニコーン」

Uc5 日曜日に「サザエさん」を見ると気分にブルーになる人が多いが、「機動戦士ガンダムAGE」もたいがいブルーな気分にさせてくれる。
 それは明日からまた学校や仕事に行かなくてはならないとかではなくて、ガンダムとして見るとかなり面白くないからだ。
 せめて、昔の「マジンガーZ」みたいに翌日、学校で話が盛り上がらないと困ってしまう。
 しかし、「機動戦士ガンダムUC」は違う。
 話が進むうちにテンションが上がりまくりだ。
 前回は黒いガンダムが出てきた~という物凄くいいところで終わっている。
 このシリーズは引きの作り方がうまいので、次回が待ち遠しくてたまらない。 地球連邦軍の操る黒いモビルスーツのに急襲され囚われの身となるバナージ。
 『ラプラスの箱』への新たな座標を隠し続ける彼の前にブライトが現る。
 一方、地球連邦政府の中心人物ローナンからピスト財団による 地球圏支配の維持を目論むマーサに身柄を引き渡されたオードリーだが、陰では彼女の奪回作戦が密かに動いていた…って、話が複雑なので要約するのが面倒臭い。
 まあ一言で言えば、滅茶苦茶面白い!
 もうこれにつきる。
 前回は地上戦だったが、今回は文字通り空中戦で迫力満点!
 しかし、何よりもバナージとオードリー(ミネバ様)のボーイ・ミーツ・ガール路線がきっちり描かれているのが見事!
 かつての宮崎駿のアニメを彷彿させるものがある。
 また、ブライトのガンダムのパイロットの矜持には泣かせるものがあった。
 実はブライトは何気にシリーズの裏の主人公であることを改め認識。
 ブライト以外にも往年のファンサーヴィスも忘れていない。
 予告でカイが出てくるのは知っていたが、まさかのベルトーチカの登場、そして意外な形での元祖ガンダムのエースパイロットが登場したのには驚いた。
 ファーストに比べて、扱いが良くないZガンダムだが、自分はどちらかといえば、Z派で、UCはZの流れをきちんと組んでいるのが嬉しい限りだ。
 一難去ってまた一難、フル・フロンタルまで出てきてどうするんだ?
 ……というところで、つづく!
 この寸止めが口惜しい。
 次で終わるかと思いきや7作目もあるらしい。
 しかし、これだけの作品を大都市のイベント上映で終わらせるのは惜しい。
 こういうところに地域格差があるのが悲しい。

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2012年5月23日 (水)

「寮フェス!~最後の七不思議~」

Fes 学生時代は金がないので、映画も情報を集めて吟味に吟味して選んで観に行ったものだが、就職して金が定期的に入ってくるとなったら、吟味なんかせずに時間の許す限り絨毯爆撃状態で観にいっている。
 そうなると、映画の情報も劇場で観る予告編だけになってしまうのだが、予告編も毎回アホみたいに何度も上映しているものもあれば、1回も観ないものだってある。
 実はこの映画は予告編を全く観たこともなく、シネコンはポスターを貼っていないのでどんな映画もわからなかったのだが、時間が丁度良かったので観てみた。
 名門校の寮生が、寮の取り壊しをやめさせるために、寮祭を開催しようと走り回る…という話で、まあよくある話っちゃあそれまで。
 劇場は女性客が多かったが、それは映画が始まってすぐに納得。
 関西ジャニーズJr.から生まれたアイドルユニット、7WESTのメンバーが、出演しているのだ。
 え、そんなユニットあったの?と思ったが、ちょっと前まで嵐のメンバーもよくわかってなかった自分なので、知らなくても仕方ない。
 寮の設定も彼らを出すための方便にしかすぎないのだ。
 基本的にファンのためのものなので、そう期待してもダメなのかもしれないが、それなりに盛り沢山で、ダンスのシーンは悪くなかった。
  出演は、一応ヒロイン役の女の子もいるのだが、恋愛関係の要素が全くないのがポイントで、あくまで重岡大毅、神山智洋、藤井流星、小瀧望、竹本慎平、新垣佑斗、金内柊真、向井康二を見て楽しむのが目的の映画なのだ。
 監督は高山浩児。
 「ここはグリーンウッド」のテレビ版が思った以上に良かったので、ジャニーズ版グリーンウッドもありだったかも。
 そうすれば、原作ファンの動員も見込めた可能性は大きい。

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2012年5月22日 (火)

「わが母の記」

Wagahaha 子供の頃に母に捨てられた(と思いこんでいる)記憶により、母親と距離をとっていた息子が、年老いていく母と向き合った日々を描いた井上靖の自伝的同名小説の映画化。
 これが「しろばんば」の元ネタかと思うと興味深いものがある。 
 年老いた母親が呆けていて、とんちんかんなことをやらかし、そこで皆が笑うのだけど、そこで笑えるのは幸せな人に違いない。
 だって、実際に年取った親ってあんな感じだし、一緒に住んだら物凄く苦労するし辛い。
 特に呆けてきたり体が不自由になってきた親を抱えるのは大変だ。
 この映画に出てくる年老いた母親の奇行は笑えるどころか、他人事には思えないのだ。
 小説家というと貧乏なイメージがあるのだが、この映画に出てくる先生は運転手にお手伝い、別荘もあって、娘をハワイに留学させることができたりするのが意外だった。
 売れっ子作家はこういうものなのか?
 昨今の映画は落ち着きがないのが多いのだが、この映画はじっくり丁寧に描かれているのが良い。
 特に作家先生の優雅な生活はビシビシと伝わってくる。
 話の根本はホームドラマであり親子の話だ。
 母に捨てられたとの気持ちが拭えず、いい大人になっても心の傷になっている息子だが、自分が親になると必要以上に子供たちに干渉してしまう。
 それは幼少時の反動かもしれない。
 もちろん、親子の関係は一筋縄でいくわけもなく、愛情の方法は様々だ。
 この映画は多角的に親子のあり方を描いており、それらにはどれも納得できるものがあるし、だからこそ共感できてしまうのだ。
 おそらく、これは年取らないとわからないだろうが、年を取るとこの映画の良さがわかってくる。
 そう考えると自分も若くないとつくづく感じてしまうのだ。
 主演は役所広司と樹木希林。
 共演は宮崎あおい(B77-W57-H82)、南果歩(B80-W60-H88)、キムラ緑子、ミムラ(B83-W59-H86)、そして気を抜いているとどこに出ているかわからない三國連太郎。
 監督は「クライマーズ・ハイ」の原田眞人だが、どちらかというと森田芳光監督が取りそうな感じかな。

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2012年5月21日 (月)

「friends after 3.11【劇場版】」

Friends_after_311 今後、東日本大震災をテーマにした映画が出てくることは間違いない。
 劇映画やドキュメンタリー映画が沢山出てくるだろう。
 正直、人の不幸に便乗しているようで抵抗もあえるのだが、同時に、風化させないために必要という複雑な気持ちになってしまう。 
 この映画は、仙台出身の岩井俊二 監督が、東日本大震災 で受けたショッ クを、今までの 作品とは異なるスタンスで表現しようとしたドキュメンタリー 作品。
 朝日ニュースターで放送していたのは知っていたのだが、スカパー!を契約をしていなかったので見ていない。
 だから劇場版と言われても放送したものと何が違うかはわからない。
  小出裕章、上杉隆、後藤政志、吉原毅、田中優、飯田哲也、清水康之、鎌仲ひとみ、小林武史、山本太郎、岩上安身、武田邦彦、北川悦吏子、藤波心・・・などがそれぞれの思いを語る。
 ちなみにナビゲーター役は松田美由紀で、岩井監督と一緒に各人や各地を訪ねる。
 どうしても同じ時期に公開した森達也監督他3人の「311」と比べてしまうが、あの映画がいつの間にか報道のあり方みたいに話が変わっていくのに比べ、この映画はどちらかといえば原発問題を中心としている。
 基本的にそれぞれが話をしているのだが、思った以上にわかりやすく、135分の上映時間でもダレることはなかった。
 正直、岩井監督の映画なので手持ちカメラでフラフラするのかなと思って後ろの方の座席で観たが、基本は固定カメラなので酔うことはなくて良かった。
 逆に何故、岩井監督がこういう映画を撮ることになったかはわからないが、ちょっとらしくないのも確かで、そこは地元民だからこその心境の変化があったのかもしれない。
 正直、何か解決するわけでもない。
 おそらく永久に解決しないが、解決の糸口が少しでも見えてきたり、状況を把握するだけでも、この映画は重要だと思う。

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2012年5月20日 (日)

「レンタネコ」

Rentaneko もうそろそろ荻上直子もいつまでも似たような映画ばっか監督していても仕方ないんじゃないか?
 いや、彼女よりも、いつまでも 「かもめ食堂」みたいな企画を持ってくる方にも問題があるかも。
 確かに当たれば二匹目、三匹目のドジョウを狙うのは当たり前だけど、今やドジョウどころかミミズもいない状態になっていると思う。
 も~そろそろ、この手の「癒し」という都合の良い言葉でダラダラとしている映画は勘弁してほしい。
 猫をレンタルする女性と彼女が出会う人々の話を描いているのだが、もう猫を使っていることがあざとく見えるし、猫を完全に道具として扱っているのが気にいらない。
 一応、映画の中では申し訳程度に猫を借りるには審査があって、小さな動物を大切にできる人にしかレンタルしないことになっている。
 ところが、そういっている本人が箱に猫を入れて炎天下にリアカーで歩き回っているのだ。
 彼女そのものが審査を通らないんじゃないの?
 それにどうかんがえても無許可のレンタルペット業にしか思えない。
 猫って神経質だし、環境が変わるとストレスが溜まってしまう動物じゃないの?
 じゃあ、これは自分らが思っている猫ではなく、どこかの平行世界のファンタジーと考えることにしよう。
 だけど、物語としてどうか?
 孤独に暮らす老婦人、単身赴任中のサラリーマン、結婚を夢見る独身OLなど、寂しい人のエピソードが羅列されるのだが、似たりよったりの話で、いくら天丼な話でも、もう少し工夫するべき。
 時々挟まれるギャグも全く笑えない。
 むしろ寒いものがあり、例えばおばさんの格好の小林克也の前世がセミの話って笑えるか?
 主人公は<不思議な女性>らしいのだが、便利な言葉だなあ。
 普通に思い込みの激しい空気が読めないだけでしょ。
 好きな人は好きな映画だろうけど、自分は全く受け付けない。
 主演の市川実日子(B82-W60-H89)は悪くないんだけどね。
 この映画で唯一良かったのは、エンディングの漫画だけかな。
 キャッチコピーの「さみしいままなんてゼッタイいけません」は、さみしいのは日本映画の貧困な企画だよ。
 レンタルするのは猫じゃなくて、面白い映画の企画じゃないの?

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2012年5月19日 (土)

「ダーク・シャドウ」

Dark_shadows 結論から言えば、ジョニー・デップ主演&ティム・バートン監督のコンビによるいつもと同じような映画。
 ポスターを見ると「アダムス・ファミリー」みたいな映画みたいかと思う人もいるかもしれないが全く違う。
 魔女の呪いで墓に生き埋めにされたが200年ぶりに甦ったが、時代の変化について行けないヴァンパイアのダーク・ファンタジー・コメディ。
 60年代後半のアメリカのTVシリーズの映画化らしいが、自分は観たことがない。
 というか、日本で放送してたっけ?
 200年前ぶりに生き返ったといっても、生き返ったのが現在でなく1972年という、これまた微妙な時代で、おそらく何か意味があるのかもしれないが、説明はなく、そういうものだと納得するしかない。
 時代とのギャップで笑いを取るのかと思えば、意外に予告以上にそういうネタはなく、一番笑えたのがマクドの看板だけという正に出オチ状態!
 むしろマクドが1972年には会ったことが驚いた。
 田舎は1980年代からやっと出てきたので。
 結局、TVシリーズを知らないせいか、全体的に寸止め状態。
 面白いけど、微妙。
 音楽の使い方や美術は凄く良くて雰囲気は良いのだけど、話がうまくまとまっていない。
 どちらかというと、ホームドラマかなあ。
 ジョニデは相変わらず、顔にメイクしまくりで、実は彼の素顔と言われても思い出せないのは、こんなキワモノ映画でメイクしていることが多いからかもしれない。
 出演している女優が、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、クロエ・グレース・モレッツとやたらと豪華!
 ヘレナ・ボナム=カーターは野村沙知代みたいになっているのが残念だが、エヴァ・グリーンは「007/カジノ・ロワイアル」や「ルパン」のクラリスの時より絶対に良い。
 しかし、それよりもクロエちゃんがちゃんと順調に大人の色気が出てきたことが嬉しいが、この映画はクロエちゃんの無駄使いだ。
 う~ん、予告篇の「残念な展開であった」はこの映画そのものを言っていることになってしまった。
 でも「15歳とな、早く子孫繁栄に努めぬか」のセリフに勇気をもらった中学生カップルも多いのではないかな。

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