「エクソダス:神と王」

そう思った人は多いはず。
旧約聖書ネタの映画って時々出てくるものの、実は馴染みがないので何がどうなって、どこで感動するポイントなのかさっぱりわからない。
そもそもその手の知識そのものを映画でしか得ていないので仕方ないのかもしれない。
奴隷となっていた40万人のヘブライ人を解放するために、たった一人でエジプト国王に立ち向かった伝説の英雄モーゼ。
モーゼって「十戒」で海を割ったりしている人、もしくは「ガラスの仮面」で雑誌連載には出てきたのにコミックスでは完全に抹消された国籍不明の演出家しか知らない。
国籍不明でどうやって入国するんだよ?というツッコミはなしだ。
一応、薄い知識でモーゼと彼のやったことは知っているので、今更映画化するのにはどうするかが最大の見所だ。
さすがに現実味のない展開はなくて、リアルな中でそれぞれのエピソードを昇華している。
そこは悪くないのだが、上映時間がやたらめったら長いのはともかく、もうちょっと面白ければ言うことなしなのだ。
せっかく主演のクリスチャン・ベイルの無駄遣いになっちゃうよ。
監督のリドリー・スコットは「プロメテウス」でハズしっぱなしだったのが、この映画も微妙。
どうしちゃったんだよ?
だけど、最後の弟のトニー・スコットへのメッセージは泣けた。
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