「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」

そしてそれ以外は何もない。
ジョニデが演じるのは口ヒゲがトレードマークの皮肉屋でちょっぴりドジなインチキ美術商。
イギリスの貴族で美術商のチャーリー・モルデカイは、ロンドンの郊外に大きな屋敷を構えて優雅な暮らしをしているが、実は財政状態は破産寸前。
そんなモルデカイのもとに、学生時代の同級生で今やMI5のマートランド警部補が現われ、修復中に盗まれたゴヤの幻の名画を捜索して欲しいと要請される。
かくして、モルデカイは高額な報酬と今までの犯罪を見逃してもらうため、最強で絶倫の用心棒ジョックと共に名画探しに着手するのだった…。
とまあ、粗筋はこんな感じで、ユル~いユーモアを交えながら話が展開していく。
う~ん、実は微妙な映画で、何か色々面白そうなネタを入れ込んでいるのだが、それが全く笑えない。
緊迫感も緊張感もない。
シュールな展開という便利な言葉もあるのだが、基本中途半端だったりするのだ。
もうちょっと何とかならんのか?と思うと残念でならない。
これはジョニデがいてナンボなところがあって、それ以外何もないのだ。
共演もグウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーとか豪華なんだけどねえ。
監督のデヴィッド・コープは「プレミアム・ラッシュ」が面白かったので期待しちゃったんだけどなあ。
っていうか、「プレミアム・ラッシュ」って結局DVDスルーだったんだよねえ。
シリーズ化もできそうだけど、まあもうどうでもええや。
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