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2015年2月13日 (金)

「ミュータント・タートルズ」

Mt  アメリカでは大ヒットでも日本では微妙というのは数多い。
 ミュータント・タートルズが出てきた時、アメリカ人はこんなんが本当に面白いのか?と真剣思ったもんである。
 だけど、面白いんだろうなあ。
 だって、またもや映画化だから。
 突然変異によって生まれた4人(4匹?)のカメ忍者がニューヨークを守るために大活躍!
 前にも映画化されていて微妙だなあと思っていたが、あれから月日も経過し、撮影技術も発展したせいか、カメが妙にリアルだ。
 ヌメっとした質感とか……リアルを通り越して気持ち悪いくらいだ。
 話は悪の組織フット団を取材しようとする女性レポーターが、4人の亀を知り、実はフット団も亀も自分にそれぞれ因縁があることを知っていく……という感じの話。
 まあこんなアホな話をよく真面目に映画化するなあ。
 何よりもそこに感動した。
 これがアメリカ映画の底力ってやつか?
 さすが軍事産業と映画産業が二大産業の国だけあるわ。
 製作総指揮が「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイだけあって、むやみやたらと派手な映像のテンコ盛り。
 いや普通に考えて日本だったらニチアサキッズの時間帯でやっているような内容を、もっともらしく作っているのだから凄いよ。
 さらに主演が「トランスフォーマー」シリーズのミーガン・フォックスという、特撮お色気女優も配置している心配り!
 監督は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」「タイタンの逆襲」のジョナサン・リーベスマン。
 当然、続編もあるだろうなあ。
 さらに派手に徹底してくれたら観にいくよ。

2015年2月12日 (木)

「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」

Cm  この映画の最大の売りはジョニー・デップが出演していることである。
 そしてそれ以外は何もない。
 ジョニデが演じるのは口ヒゲがトレードマークの皮肉屋でちょっぴりドジなインチキ美術商。
 イギリスの貴族で美術商のチャーリー・モルデカイは、ロンドンの郊外に大きな屋敷を構えて優雅な暮らしをしているが、実は財政状態は破産寸前。
 そんなモルデカイのもとに、学生時代の同級生で今やMI5のマートランド警部補が現われ、修復中に盗まれたゴヤの幻の名画を捜索して欲しいと要請される。
 かくして、モルデカイは高額な報酬と今までの犯罪を見逃してもらうため、最強で絶倫の用心棒ジョックと共に名画探しに着手するのだった…。
 とまあ、粗筋はこんな感じで、ユル~いユーモアを交えながら話が展開していく。
 う~ん、実は微妙な映画で、何か色々面白そうなネタを入れ込んでいるのだが、それが全く笑えない。
 緊迫感も緊張感もない。
 シュールな展開という便利な言葉もあるのだが、基本中途半端だったりするのだ。
 もうちょっと何とかならんのか?と思うと残念でならない。
 これはジョニデがいてナンボなところがあって、それ以外何もないのだ。
 共演もグウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーとか豪華なんだけどねえ。
 監督のデヴィッド・コープは「プレミアム・ラッシュ」が面白かったので期待しちゃったんだけどなあ。
 っていうか、「プレミアム・ラッシュ」って結局DVDスルーだったんだよねえ。
 シリーズ化もできそうだけど、まあもうどうでもええや。

2015年2月11日 (水)

「あと1センチの恋」

Atoichi  イギリスの小さな田舎町に暮らすロージーとアレックス。
 幼なじみで男女であるのに大親友。
 共に成長した2人は、どんなに恥ずかしいことでも遠慮なく言い合える関係ではなるが「好き」という言葉だけは言えない。
 2人でボストンの大学に進学するのが夢だったが、ロージーはクラスの男子とセックスして妊娠、進学せず地元に残って子育てをする。
 一方、アレックスはボストンへと旅立つ。
 離れていても連絡を取り合うが、人生はそれぞれ動き出す……。
 遠距離でも時間がかかっても二人の愛は大丈夫。
 そんな韓国映画でありそうなベタな話かと思いきや、いや基本はそうなんだけど、そこに至る経緯がかなり、リアルというか共感できるところがあって、時には笑えてホロッっとさせるところもあって大変面白い。
 ロージーが妊娠してもカソリックで堕ろせない。
 だから生まれたら養子に出そうと思っていたが、いざ生まれたらそんなことができなくなってしまう。
 その一瞬の変化がかなりうまく描かれており、もうその時点で実はこの映画は大丈夫だなと思ってしまった。
 その後、二人に色々なことがあるのだが、さりげないきっかけが後の人生に大きく響いてくる。
 その人生の妙の出し入れに感心してしまった。
 ロージーが何気に飛び込んだ薬局の娘が彼女の親友になったりするのにはちょっと泣けたよ。
 しかし、何よりもヒロイン役のリリー・コリンズが大変かわいい。
 最近は出演者を見ても何も思わないことが多いのだが、彼女は久しぶりにキュンキュン来ちゃいました。
 「白雪姫と鏡の女王」の時は全くそんなことを思わなかったけど、この映画の彼女は大変魅力的なのだ。
 監督のクリスティアン・ディッターって誰?……と思ったらドイツの監督だそうな。
 どちらかというと年輩の人が昔を振り返りながら観ると感慨深いかも。

2015年2月 8日 (日)

「ジョーカー・ゲーム」

Jg  同じタイトルの映画あったよね?
 AKB48の誰かが出てるやつ。
 まああっちの方はマイナーだから普通は混乱しないか(笑)
 
 第二次大戦頃に暗躍したスパイ組織D機関。
 上官の命令に背き、軍法会議で死刑を宣告された青年が、死刑執行直前に謎の男に助けられる。
 彼はスパイ養成学校“D機関”を設立しており、青年をスカウトしたのだった。
 青年は過酷な訓練を経て、嘉藤という名を与えられ、米国大使グラハムが隠し持つ、世界を揺るがす機密文書“ブラックノート”を奪い取る任務が与えられるのだった…。
 柳広司の同名連作短編集を映画化したらしいが、自分が読んでいない。
 だから原作がどうなっているかわからないのだが、これってギャグですか?
 D機関というのは、記憶力抜群で武器の扱いにもたけており、1人で一個師団くらいの実力を持つらしい。
 それぞれのスパイは冷静沈着で情に流されない……らしい。
 ところが、この映画を見ていると微塵もそんなことを感じさせない。
 主人公はかなり有能なのだが、情に流されやすい。
 そこらへんはよくあるパターンなのだが、スカウトする側がそれをわかってて使っているのがもう何がななんだかわからない。
 そもそもそういうキャラであっても有能とかが描ききれていない。
 有能かどうかも、彼の行動が極めていきあたりばったりにしか見えないため説得力が微塵も感じられないのだ。
 D機関の人間は一瞬で早着替えをするのだが、これが物語で何の役にも立っていない。
 D機関は目立たないように生かさず殺さずがモットーらしいが、彼らの行動はそれをやらないだけで、かなり目立ちすぎ。
 本当に秘密組織なのか?……とツッコミたくもなるのだが、これは映画的な派手さのためと譲っても、それ以前に脚本が無茶苦茶。
 物凄く大どんでん返しかと思いきや、ご都合主義なのである。
 じゃあ、脚本は適当だけど、演出で勢いで見せてしまうのかといえばそうでもないのだ。
 演出は極めてユルユルで緊迫感や緊張感は微塵も感じられない。
 例えば、火薬庫から火薬をまいて火をつけるにしても、敵に囲まれてからじゃなくて、同時進行で時間との競争と敵に囲まれての同時進行で緊迫感を出すべきではないのか?
 一応、007やルパン三世を思わせるところもあるのだが、正にヘタな劣化コピーであり、オマージュとかの域に達してない。
 もうここまで来ると、ハードなスパイ映画ではなく、ギャグと思わないとやってられない。
 出演は亀梨和也、深田恭子。
 亀梨は悪くないのだけど、深キョンは元々演技がうまくもなく、動きもキレがないので今回のような役は微妙。
 一応、峰不二子っぽい感じを出したいだろうなあと思うのだけど、残念ながら至っていない。
 監督は入江悠。
 「SR サイタマノラッパー」は面白かったので全国公開の映画になったらさぞや大活躍をすると思いきや「日々ロック」はしこたまつまらなかった。
 今回も大変つまらない。
 ひょっとして全国公開規模の映画はダメなんだろうか?
 そういえば、劇中の文字表記が右から左や横文字になっていたけど、時代考証的にOKなのか?

2015年2月 7日 (土)

「アップルシード アルファ」

As  士郎正宗といえば「攻殻機動隊」がすっかり有名だが、「アップルシード」も忘れてはいけない。
 とはいいながらも、色々なヴァージョンがありながらもそれなりに傑作揃いの「攻殻機動隊」に比べ、「アップルシード」は今一つパッとしない。
 フルCGアニメの「アップルシード」「エクスマキナ」に続くシリーズ第3弾。
 ああ、そういえばあったなあ、そんな映画。
 今回は主人公デュナンとブリアレオスがオリュンポスに至るまでの前日譚を描く。
 正直、3DCGアニメはディズニーやピクサーのアニメを中心として見ているせいか、リアル路線は違和感がある。
 リアルも行きすぎると実写だし、それだとアニメにする面白さがない。
 アニメ独自の表現があってこそなのだが、それがうまくいった作品は極めて少ない。
 このシリーズもどちらかというとゲームの画面を見ているような感じで、今のゲーム世代には普通なのかもしれないが自分は、普段ゲームをしないのでちょっと抵抗感あり。
 しかし、そうこうするうちに慣れてきてしまった。
 この映画は正直、話としてはそんなに複雑でもなく、まあそれなりって感じかな。
 監督は牧伸志。
 続編があれば観にいくと思うけど、公開するシネコンの系列が公開ごとにバラバラなのでもうちょっとで見逃すところだった。

2015年2月 6日 (金)

「メビウス」

Moebius_2  お父さん
 お母さん
 息子
 家は金持ちだけどすっかり冷え切っている。
 ある日、お父さんの不倫に気づいたお母さん。
 お父さんのチンポを切ろうとしたけど失敗。
 その代わりと言うわけでもないけれど、息子のチンポを切ってお母さんは家出。
 お父さんと息子は残されてどうしよう?

 そんな話をセリフなしで描いている。
 まあちょっと過激な夢精いや無声映画って感じかな。
 さすが韓国映画、相変わらず手加減なしやわ~。
 ところが、これが妙に面白く逆にセリフがない分、ビンビン伝わってくる。
 緊張感と緊迫感、それに悲哀のバランス加減が何とも言えない。
 監督はキム・ギドク。
 今年見たセリフなしの映画で一番かな(笑)
 最初、ジャン・ジロー・メビウスの映画かなと思ったけど全然関係なかった。
 まあ今更メビウスもないよな。

2015年2月 5日 (木)

「烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE」

Tk  そもそも映画の上映時間は長い。
 2時間から2時間半は当たり前。
 ヘタしたら3時間というのもある。
 まあ確かにそれくらい長い時間だと映画を観た感に浸れるかもしれない。
 しかし、年取ってくると長い上映時間は辛い。
 いや、若くてもせっかくのデートで2時間近く沈黙って意味ねえんじゃないか?
 そんなわけで1時間くらいで料金千円くらいの映画をもっと増やして欲しい。
 その意味では昨今のイベント上映なんかうってつけだ。
 この映画も上映時間が1時間以内と極めて短い。
 だけど、集中力のない子供には適当な長さだし、同伴する親御さんもそれくらいなら我慢できてしまうのだ。
 獣電戦隊キョウリュウジャーと烈車戦隊トッキュウジャーの夢の競演。
 地球に落下した宇宙ステーションから現われた謎の怪人。
 それらに苦戦するトッキュウジャーだが、キョウリュウジャーが倒してしまう。
 黒幕は悪の創造主デビウスであり完全覚醒まで1日。
 果たして二つの戦隊は阻止できるか?
 東映の二大ヒーローのコラボは昔からお馴染み。
 だけど、それが子供心に燃えるわけで、デビルマンとマジンガーZとか、歴代ライダー大集合とか、それが映画の醍醐味でもある。
 そして次回作のヒーローも登場。
 いわゆる引継もありで、そういえばグレート・マジンガーが出てきた時は燃えたわ~。
 とまあ、昔はこれにどうでもええテレビ番組のブローアップがあって、それが余分だと思っていた。
 そう考えると、余分なものがないメインだけというのもありじゃないかな。
 この手の形式の映画はもっと他のジャンルでもやってほしい。

2015年2月 4日 (水)

「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」

Naruto  さすがに10年以上連載をしていると絵はすこぶるうまくなってしまったし、アニメ映画の方もどれもそれなりに面白い。
 そしていよいよ完結。
 いや~子供だったナルトくんもすっかり大人になっちゃったなあ。
 まあ観ている自分は、見た目は大人で心は子供という逆名探偵コナン状態なんだけどね……ってそれ普通じゃん(笑)
 いや~昔はサクラちゃんとええ仲になるのかなと思いきや、ヒナタだったんやね。
 ここらへんがリアルかなあ。
 話はアクションも良いのだけど、何となく人間関係の描写の方が面白かったりして、そういう意味では自分も大人になっちゃったかなあと思ってしまうわけだ。
 そんなわけでお疲れさまですよ。

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