「アオハライド」

正直、少女漫画ってベタな話が多いじゃん!
そう言われることも確か。
しかし、時代劇のようにベタなものが求められているのも確かだし、年取るとその手の話が逆に新鮮だし、当時とは違った目線で考えられるようになって逆に興味深い。
既にアニメ化もしていた「アオハライド」。
今更、実写もどうよ?と思ったが、それはそれで別物として挑むことができるのが大人だ。
中学1年の時、淡い恋心を抱いていた男子と、ええ感じの雰囲気になったが、急に男の方の転校で離ればなれになったヒロインは、その時の苦い経験から、周りの女子たちに気を使いっぱなし。
そんなある日、転校していった彼氏と運命の再会。
しかし、中学の時は明るく爽やかだったのに、今はどちらかというとすっかりやさぐれ気味。
それでも昔の片鱗を見つけて、昔の想いが蘇る彼女だった……。
社会人目線だと、友達なんかいなくてもいいし適当に周りに合わせておけばいいと思う。
いや、それ以上に大体のこの手の話ってコミュニケーション不足というのが多い。
特にこの映画の彼は抱えている問題をきちんと言葉にすれば何もかも解決だ。
だけど、それでは物語が成り立たないんよね~。
まあそういうところが陰があってかっこいいってなるのかな。
それもわからないでもないのだけど、そこを感じさせない演出は欲しかったかな。
だけど、その不器用さも若さ故ってやつか。
監督は「陽だまりの彼女」や「ホットロード」の三木孝浩なので手堅い方かな。
ヒロイン役の本田翼(B84-W62-H88)はかわいいからOKとしても、問題は彼氏役の東出昌大で、いかんやろ、こんなおっさんが高校生役じゃ。
どう考えても父兄にしか見えんわ(笑)
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