「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」
オールアクションスターかくし芸大会のシリーズ第3弾!
80年代から90年代にかけて活躍したアクションスターが夢の競演!
かつて、ランボーとコマンドーが戦ったらどっちが強いか?と言うしょうもないことを昼休みに話していた中高生にとっては夢が実現したと言えるかもしれない。
前作に引き続きシルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、アーノルド・シュワルツェネッガーが続投。
そして今回は新たにブルース・ウィリス演じるCIAのチャーチの後任役でハリソン・フォードが登場。
ヘリコプターを操縦する姿はミレニアム・ファルコンを操縦するハン・ソロを彷彿させる。
しかし、自分にとっての待ち望んでいたのはウェズリー・スナイプス。
「パッセンジャー57」で意識し「ブレイド」のかっこよさに痺れた自分としては、脱税で収監され出所するのをひたすら待っていた。
正直、昔ほどアクションのキレはないとはいえ、彼の勇士を見ることができただけで満足。
さらにアントニオ・バンデラスもやっと登場。
彼の役が実力はあるのに口数が多いというのが笑える。
そして、敵役がメル・ギブソン。
出演者はもうこれ以上ないってくらい豪華!
アクションスターの同窓会というか、少年ジャンプで言うところのかつての敵が今度は味方になって戦うみたいな感じだ。
当然、アクションも盛り沢山。
そりゃあプリキュアオーススターズの例を出すまでもなく、それぞれの見所を作っていけば、全編山場だらけになってしまう。
しかし、山場も続けば平らになってしまう。
一番盛り上がる中盤から後半のアクションがメリハリがなくなってしまい、単調に思えて来るのだ。
やっぱり山と谷のバランスは大切だということを実感。
監督はパトリック・ヒューズ。
まあ、アクションスターのアイドル映画的なものだと考えればありかな。
一応、ヒロインもいるのだけど、美人でもなく必然性もないのが残念。
この手の映画はひたすら男汁だけ巻き散らかしていればいいのかもしれない。
当然、4作目もあるだろうけど、話しよりも誰が出演するかが中心になっていきそう。
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