「フライト・ゲーム」
高度1万メートルの機内で20分おきに乗客を1人ずつ殺害していく見えない敵と戦う航空保安官。
乗客と乗務員誰もが怪しい。
果たして犯人は誰か?
飛行機は無事着陸できるのか?
かつてはユダヤ人を救い、銀河のために戦ったり、家族を救ったりしているリーアム・ニーソンが今度は飛行機の乗客を守る。
もうすっかりアクション俳優、いや正確にはキワ物アクション映画御用達映画俳優となっているニーソンだが、将来的にはエクスペンタブルズ・シリーズに出演することはほぼ当確だろう。
基本的に彼の出演する映画はリュック・ベッソンの映画同様、中二病全開なのだが、ベッソンの映画と違って、まんまではなく、それっぽく見せているところが少し大人か。
正直、ツッコミ所満載!
犯行計画は名探偵コナンの犯罪くらい行き当たりばったり。
さらに主人公の航空保安官の行動も行き当たりばったり。
それ以前に何故犯人は密室での主人公の動きが見えているの?とか、機長を殺したのは誰?とか、よくよく考えれば気になることが多い。
しかし、そこはもう勢いで乗り切ってしまうのだ。
自分的にはOK!
リーアム・ニーソンの映画は、スティーヴン・セガールの映画を見るくらいのお約束と許容が必要なのだ。
共演はジュリアン・ムーア……って明らかに胡散臭い。
彼女が出ているだけで、サスペンスが盛り上がってしまう。
正にナイスキャスティングなのだ。
監督はジャウマ・コレット=セラ。
リーアム・ニーソンとのコンビは「アンノウン」以来。
意外にハズレのない監督だ。
上映時間も短いのも良い。
少なくとも「ルーシー」よりは面白いと思う。
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