「リトル・フォレスト 夏・秋」
「あまちゃん」で一気にブレイクするはずが、有村架純(B80-W60-H82)の方がブレイクしてしまい、イマイチパッとしない橋本愛(B80-W58-H82)だ。
そんな彼女が東北の田舎で自給自足の生活をする女性を演じる。
原作は五十嵐大介の漫画で「アフタヌーン」に載っていたらしいが、あんまり覚えがないなあ。
実は話らしい話はほとんどなくて、橋本愛扮するヒロインが自分で料理を作って食べているだけなのだ。
こんなんで面白いのか?
それが面白いのだ。
一応、昔は色々あって田舎に帰ってきたという感じらしいのだが、そんなのはキャラ作りの要素ではなく、彼女が作る料理がしこたま美味しそうなのだ。
もうそれだけで映画として成り立っている。
彼女の住んでいる田舎は、昔、自分が住んでいる所より遙かに都会だ。
本当の田舎はあんないいものではなく、やることが本当になくてかなりつまらない。
映画はスローライフなところを強調しているのだけど、不便この上なしだ。
監督は「重力ピエロ」の森淳一。
全4部作の映画化で、劇場公開は、2014年8月に「夏・秋」を、2015年2月に「冬・春」をそれぞれ2本立てで上映。
そして、本編前に2本連続上映で、最後に予告があると言っているにもかかわらず、夏篇が終わったらさっさと帰る人がいるのが不思議だ。
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