「アイ・フランケンシュタイン」
昨今アメコミの映画化は珍しくもないが、多くの日本人は有名なヒーローの名前は知っているものの詳しいことは何も知らない。
例えば、日本人だからといって、ウルトラマンは仮面ライダーは知っていても、ダイヤモンドアイや突撃ヒューマンを知らない人だっているから当然だ。
ましてや外国の漫画事情なんて知る由もない。
実はこの映画もアメコミの映画化らしい。
正直、マニアではないので全く知らなかった。
フランケンシュタイン博士が生み出したモンスターが秘かに生き続け、現代の地球を舞台に人類の命運を懸けた壮絶な戦いを繰り広げる。
う~ん、なんてベタな話なんだ。
フランケンシュタインや狼男、ドラキュラなんて「怪物くん」でお腹一杯だよ。
まさか顔にツギハギのある男がヒーローで戦う話か?
と思ったら、まんまだった。
しかし、そこは一応ヒーローであるので、普通のイケメンにブラック・ジャックのようなツギハギがある程度だ。
話は悪魔と天使の戦いという、これまた日本人にはわかりにくい話だったりする。
バトルは集団戦なのだが、何かゲームを見ているような感覚で、凄い映像なんだけど心に響くものがないのが辛い。
ぶっちゃけ、フランケンシュタインネタでなくても成り立つ話なのだが、どういう風にリブートしているかを楽しむのならありかな。
主演はアーロン・エッカート。
監督はスチュアート・ビーティー。
当然、評判が良ければ続編もできるような終り方だが、続編をあまり観たいと思わせないところが悲しい。
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