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2014年9月17日 (水)

「劇場版カードファイト!! ヴァンガード/3つのゲーム」

3tu  世代的についていけないものというのがあって、自分の場合はカードゲームだ。
 トランプやまんこ、いやメンコは遊んだことがあるが今のカードゲームについては何が何だかわからない。
 何故一生懸命集めているのかもわからない。
 確かに自分も仮面ライダーカードは集めていた。
 今のカードはそれとは違うようだ。
 しかし、今やそういう時代なので、当然カードをネタにしている映画も多数出てくる。
 特にアニメが多い。
 当然、自分もわけもわからず観にいっているのだが、ふと思えば、アニメだと物凄いイメージ映像を駆使しているが、どこまでいってもトランプの延長のようなものでしかなく、実写にしてみたら地味なのかもしれない。
 そんなわけで、子どもたちに大人気の新世代カードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」を原作とする初の劇場版で、なんとアニメと実写の豪華2本立てで上映。
 自分が興味あるのは実写の方だ。
 警察にかかってきた不振な電話。
 それはヴァンガードファイトの一番強い大人を選び、3つのゲームで勝負しろ、というものだった。
 やがて 代表に選ばれたのは、ヴァンガード部の指導も受け持っている中学教師だった……というわけで、やっぱり実写にするとあまり緊張感がなく、ユルい展開になってしまう。
 肝心のゲームの勝負は何か叫んでイメージ映像を駆使して見せている。
 ここはアニメと同じだが、実写だと違和感を感じる。
 まあ、例えば007でカジノのシーンとは違うしね。
 自分がゲームのルールを根本的に理解していないのが悪いのだが、ひょっとしたら実写ならではの緊張感と緊迫感のある見せ方もあるのではないかな。
 もちろん、アニメがメインで実写にそこまで考えることもなにのだけど。

2014年9月16日 (火)

「フランシス・ハ」

Frances_ha  夢をあきらめないのはいいけど、どこかで現実を観てあきらめも肝心だ。
 だけど、女性なら男性よりも夢を見ていられる時間は長いのではないのか。
 この映画に出てくるヒロインはプロのダンサーを目指す27歳。
 夢を見ている年齢の限度一杯だ。
 さらにその夢もままならぬときている。
 これは痛い。
 本人一生懸命なのにどこか空回り。
 周りは何となくわかっているのに、本人だけがあまり自覚していない。
 あ~いるいる、こんな人。
 男だったら詰んでいるけど、女なら若干許されるところがあって、やっていることが痛々しくても、不思議ちゃんで通ってしまうのだ。
 そして、不思議ちゃんはかわいければ、かわいい程許される。
 この映画のヒロインはグレタ・ガーウィグ。
 そりゃあかわいい。
 少々痛くてもお茶目で通ってしまうのだ。
 そして、あざといくらいねらい過ぎな歌とスタイリッシュな白黒映像とテンポの良い編集。
 「アメリ」とは違うけど、同じ線上にあると思う。
 監督はノア・バームバック。
 でも、実は予告編が一番良かった。
 タイトルのフランシス・ハのハって何だよ?
 韓国系か?と思ったら最後の最後で納得!
 ちょっとやられたわ。

2014年9月15日 (月)

「舞妓はレディ」

Maiko  舞妓を夢見る田舎娘が、興味本位の大学教授の助けを借りて舞妓修行を邁進する。
 うわ~めっちゃベタな展開。
 これじゃあ、「マイ・フェア・レディ」だよ……と思っていたら、タイトルがそれをもじっていることに途中で気づいた。
 おそらく、そんなの誰もが気づいてただろうなあ。
 それに舞妓はゴールじゃなくてスタートなんよね。
 いわばサナギマンみたいなもんかな。
 京都の歴史ある花街では舞妓不足が深刻な問題となっており、今や舞妓歴10年の結構ええ年の女性1人だけだった。
 そんなある日、田舎から出てきた舞妓志願の少女は、鹿児島弁と津軽弁丸出しでとても使い物になりそうもなかった。
 そこで言語学者が、あの訛りでは舞妓は無理という老舗呉服屋の社長と少女が舞妓になれるか賭けをする。
 かくして修行が始まる……みたいな話で、当然、「マイ・フェア・レディ」の要素があっちこっちに散りばめられている。
 それらをミュージカル仕立てで見せていく。
 いや、アイディア的には面白い。
 だけど、ミュージカルなくても普通にドラマだけでも十分面白いと思う。
 もっと、言えば自分はミュージカルがあまり好きではないからかもしれない。
 それに何故か今更な感じがするのは、クドカンの「舞妓Haaaan!!!」が先にあったせいか。
 監督が周防正行なので手堅いのだけど、ちょっと期待しすぎたかなあ。
 主演はオーディションで選ばれた上白石萌音で、彼女の歌声は絶品。
 だけど、何気に良いのは田畑智子だったりするんだけどね。

2014年9月14日 (日)

「猿の惑星:新世紀(ライジング)」

Saru  最後のオチが衝撃的で今でも語り草になっている「猿の惑星」。
 当然、その新作となれば、あれ以上のオチを期待してしまう。
 しかし、ふと考えれば、オリジナルが凄いから続編やリメイクがあるわけで、当然オリジナルを越えることは不可能だ。
 そうであれば、オリジナルを元にいかに再構築するかなのである。
 だからあくまでリブートなのである。
 しかし、中にはリブートだって言っているのに、オリジナルを越える結末を期待したりしている人もいる。
 気持ちはわからないでもないけど、オリジナルを前提とした別の視点で描いていると考えて楽しむのが正解。
 だからこそ、往年のシリーズの要素を散りばめている。
 前作から10年後。
 猿は独自の文明を築き始めている。
 果たして存亡の危機に陥った人類とは共存かと対決か?
 最終選択が迫られる…という話で、往年のシリーズよりも猿の動きが遙かにリアル。
 昔はリアルな猿の動きは、マルセ太郎しか不可能と言われていたが、映像技術の進歩恐るべし。
 話は面白いのだけど、少し余裕がなさすぎ。
 リブートといいながらも完全に別物と言っていいかもしれない。
 一方では時々出てくる往年のシリーズを思わせる要素が、色々な想像をかきたてられるのも確かで、次回あたりで衝撃的な結末につながる何かが出てくるのかもと期待している。
 出演は猿はよくわからないけど、ゲイリー・オールドマンが出ていることは確かだ。
 監督は「クローバーフィールド/HAKAISHA」のマット・リーヴス。
 だけど、3Dの意味はあまりないよ。

2014年9月13日 (土)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

The_guardians_of_the_galaxy  「スター・ウォーズ」が登場した時、やっとスペースオペラが映画として成立したと喜んでいた。
 これからは、スペースオペラの映画がどんどん出てくるぞ!!ろ期待していたが、意外にもそうはならなかった。
 期待していた月曜ロードショーで放送の「スターシップSOS」は、あまりにもショボいし、「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスが映画化したいと願っていて実現しなかった「フラッシュ・ゴードン」もこれまた微妙なできで、実はスペースオペラの映画化はかなり難易度が高いのかもしれない。
 そもそもスター・ウォーズでさえもエピソード1~3はスペースオペラではなく、ファンタジーであり、何か壮大な話にしようとして失敗している。
 やっぱりスペースオペラは適度に安っぽく胡散臭いのが良い。
 この映画は「アベンジャー」シリーズのマーベル・コミックが原作。
 ったく、1年にどんだけマーベルの映画を観るんだよ……とツッコミながらも今や日本で言うところの東映特撮物に近い状態だ。
 銀河の平和を守るために立ち上がったはみ出し者が大活躍!!
 う~ん、あまりにもベタだ。
 野田昌宏大元帥が書きそうな話だ。
 しかし、こんな昔ながらのスペースオペラを待っていた。
 宇宙をマスクだけで動いているなんて、「帝国の逆襲」の小惑星のハン・ソロいや、「宇宙からのメッセージ」を思わせるものがある。
 宇宙を救う奴らがアライグマに、木に、緑色の美女。
 これにロボットが出てきたら完璧だよ。
 正直、スター・ウォーズの焼き直しみたいなところもあるが、まああれから30年以上経ってるからねえ。
 主人公が肌身離さず持ち歩くウォークマンから流れてくる70年代懐メロが状況に合っていて時には笑えたり泣けたりする。
 主演はクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、声の出演でヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー。
 監督はまさかの「スーパー!」のジェーム ズ・ガン。
 何よりも目立っているアライグマは「猿の惑星」の猿と良い勝負であり、宇宙英雄ペリー・ローダンを読んでいた自分としては、これだったらグッキーの実写も夢ではないと確信するのであった。
 あ、ちなみにわからない人にいっておくが、グッキーというのは宇宙英雄ペリー・ローダン・シリーズに出てくるネズミビーバーのことね。
Gikki
 主人公の父親の秘密など持ち越した話もあるので、次回作に期待!!!
 

2014年9月12日 (金)

「アイ・フランケンシュタイン」

If  昨今アメコミの映画化は珍しくもないが、多くの日本人は有名なヒーローの名前は知っているものの詳しいことは何も知らない。
 例えば、日本人だからといって、ウルトラマンは仮面ライダーは知っていても、ダイヤモンドアイや突撃ヒューマンを知らない人だっているから当然だ。
 ましてや外国の漫画事情なんて知る由もない。
 実はこの映画もアメコミの映画化らしい。
 正直、マニアではないので全く知らなかった。
 フランケンシュタイン博士が生み出したモンスターが秘かに生き続け、現代の地球を舞台に人類の命運を懸けた壮絶な戦いを繰り広げる。
 う~ん、なんてベタな話なんだ。
 フランケンシュタインや狼男、ドラキュラなんて「怪物くん」でお腹一杯だよ。
 まさか顔にツギハギのある男がヒーローで戦う話か?
 と思ったら、まんまだった。
 しかし、そこは一応ヒーローであるので、普通のイケメンにブラック・ジャックのようなツギハギがある程度だ。
 話は悪魔と天使の戦いという、これまた日本人にはわかりにくい話だったりする。
 バトルは集団戦なのだが、何かゲームを見ているような感覚で、凄い映像なんだけど心に響くものがないのが辛い。
 ぶっちゃけ、フランケンシュタインネタでなくても成り立つ話なのだが、どういう風にリブートしているかを楽しむのならありかな。
 主演はアーロン・エッカート。
 監督はスチュアート・ビーティー。
 当然、評判が良ければ続編もできるような終り方だが、続編をあまり観たいと思わせないところが悲しい。

2014年9月11日 (木)

「攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands」

Arise4  士郎正宗の漫画を基に、テレビシリーズや劇場版など、何度もアニメ化されている「攻殻機動隊」の新シリーズ4部作の完結編。
 「公安9 課、始めました」もしくは「公安9課ビギンズ」というタイトルが相応しいかどうかは知らないが、公安9課の創設秘話を描いている。
 草薙素子の声が坂本真綾になっているのが賛否両論だが、キャラクターデザインがどうとか、声がどうとか、自分はあまり気にしない。
 そんなものはそれこそ義体みたいなものであり。それよりも原作漫画の精神、あえて言わせてもらえばゴーストが大切なのだ。
 とはいいながらも、今回は劇場版の名セリフや名シーンを再構築したようなところもあり、そこがあざとい反面、面白い。
 とりあえず、4部作はこれで終わりだが、続編もできる要素は残しており、新シリーズのスタート準備OKというところか。
 劇場版の告知もあったしね。

2014年9月10日 (水)

「リトル・フォレスト 夏・秋」

Lf  「あまちゃん」で一気にブレイクするはずが、有村架純(B80-W60-H82)の方がブレイクしてしまい、イマイチパッとしない橋本愛(B80-W58-H82)だ。
 そんな彼女が東北の田舎で自給自足の生活をする女性を演じる。
 原作は五十嵐大介の漫画で「アフタヌーン」に載っていたらしいが、あんまり覚えがないなあ。
 実は話らしい話はほとんどなくて、橋本愛扮するヒロインが自分で料理を作って食べているだけなのだ。
 
 こんなんで面白いのか?
 
 それが面白いのだ。
 
 一応、昔は色々あって田舎に帰ってきたという感じらしいのだが、そんなのはキャラ作りの要素ではなく、彼女が作る料理がしこたま美味しそうなのだ。
 もうそれだけで映画として成り立っている。
 彼女の住んでいる田舎は、昔、自分が住んでいる所より遙かに都会だ。
 本当の田舎はあんないいものではなく、やることが本当になくてかなりつまらない。
 映画はスローライフなところを強調しているのだけど、不便この上なしだ。
 監督は「重力ピエロ」の森淳一。
 全4部作の映画化で、劇場公開は、2014年8月に「夏・秋」を、2015年2月に「冬・春」をそれぞれ2本立てで上映。
 そして、本編前に2本連続上映で、最後に予告があると言っているにもかかわらず、夏篇が終わったらさっさと帰る人がいるのが不思議だ。

2014年9月 9日 (火)

「ケープタウン」

Zulu   映画で治安の悪い土地といえば、ゴッサムシティと米花町がトップを争っているが、実際はソマリアかペテルスブルグあたりだろう。
  しかし、この映画を観ていると、ケープタウンもたいがいな場所だと感じさせる。
  南アフリカのケープタウンで発生した元人気ラグビー選手の娘が殺害事件。
  2人の刑事が捜査を続けていくと、薬物の売人や頻発する子供失踪事件との関係が明らかになっていく……という話で、と出てくるギャングが容赦なし。
何の迷いもなく、人を撃つのは当たり前。
  でっかい刃物で、スッポーンと人の腕を落としてしまう。
  そりゃあこんな連中がいるような町はダメでしょ。
  米花町よりひどい。
  そんな連中がいるような場所では警察もひとすじではいかない。
  ズールー族出身の黒人刑事と、酒と女に溺れて家族にも逃げられた白人刑事。
  うん、ベタな設定だ。
  そんなことを考えながら観てたら、そんなステレオタイプのキャラじゃないことがわかってきた。
  その状況がわかってくると、映画も途端に面白くなってくるのだ。
  出演はオーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカー。
  監督は「ラルゴ・ウィンチ」のジェローム・サル。
  とにかく、何をやらかすかわからない緊迫感と緊張感が良い。

2014年9月 8日 (月)

「ある優しき殺人者の記録」

Aru  何故か知らないけど、ワンカット撮影やPOVが評価されがちだ。
 だけど、ワンカット撮影はぶっちゃけ制作側の自己満足で、観ている人にはどうでもいいことだし、POVは劇場のスクリーンで観ると揺れて気持ち悪くなってしまう。
 こういうのが臨場感を出すと思ったら大間違いだ。
 だけど、この手法の映画は後を立たない。
 この映画はワンカット撮影っぽく見せるPOVスタイルのフェイクドキュメンタリーサスペンスだ。
 18人を殺害した疑いのある連続殺人鬼の指名手配犯パク・サンジュン。
 彼は女性ジャーナリストのキム・ソヨンはサンジュンだけ独占取材を許可する。
 日本人カメラマン1人を連れ、指定された廃墟マンションを訪れるソヨン。
 サンジュンの取材条件はカメラを回し続けることだった。
 事件の真相を告白していくサンジュン。
 インタビューをしていくソヨン。
 さらに日本人カップルも巻き込み複雑な展開になってくる……という話で、正直、何故韓国が舞台なのか?
 出演者が日本人と韓国人の意味は?
 正直、日本人カップルは必要ない。
 いや、エロ要員の葵つかさ(B88-W58-H86)は必要か(苦笑)
 そこらへんに疑問が残るが、これは大人の事情ってことでいいのか?
 正直、POVで90分近い上映時間は辛い。
「ノロイ」「シロメ」の白石晃士監督だから仕方ないかなと思ってたら、意外に最後のオチはちょっと泣ける展開で良かった。
 おそらく、フェイクドキュメンタリーでで韓国ドラマを作ったと思うと、これは凄いよ、確かに。
 それでも1時間以内が、この手の映画の限界かな。
 

2014年9月 7日 (日)

「グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―」

Gd  車いす生活の息子が父親と過酷なトライアスロンに親子で挑戦!!
 
 自分の父親は障害者で歩くこともままならない状態。
 映画は2時間で終わってしまうが、実際の生活は死ぬまで終わらない。
 だから、何か違った行動をしてもらうとかなり迷惑だ。
 こういうことをいうとひとでなしみたいに言われるが、何かあったらもう自分で何とかできる状態ではない体がどれだけリスクが大きく、周りの人が気を使っているかは、当事者にしかわからない。
 母親は父親に付きっきりで、父親がいる間は好きだった映画も観にいくことはできない。
 つまり、身内に障害を持つ人がいるだけで、その人だけでなく周りの人達の生活も大きくかわるのだ。
 そして、それが納得できるまでには、かなりの精神力を要するのだ。
 
 この映画については、事前に情報を入れてなかったので、車いすに乗っている息子がトレーニングして、トライアスロンに参加する話だと思っていた。
 しかし、映画を観ていると、彼は別に何をするわけでもなく、泳ぐときは父親にゴムボートを引っ張ってもらい、自転車の時はE.T.みたいに乗せてもらい、走るときは車いすを父親に押してもらう。
 う~ん、正直、凄いのは息子を連れて16時間以内にゴールした父親じゃないの?
 おそらく、1人で走ったら間違いなく、物凄い成績を残していると思う。 
 そしてこの感動的であろう話が、自分にとってはかなり辛い話で、そりゃあ息子は達成感があるだろうが、周りは何かあったらとビクビクしなくてはならない。
 それは大人だからとか、自分のことは自分で決めるとか、そんなことを言ったところで、周りの助けがあってナンボのところがあることを忘れてはならない。
 悪い話じゃない。
 悪い話ではないことは重々わかっている。
 だけど、実際はそんな簡単でもない。
 自分がこの映画を観ていて一番共感したのは、心配性の母親だ。
 正直、一見敵役っぽく見える彼女が一番正しい。
 そして、彼女が悪者に思える人は、おそらくそういう人が身内にいないということなので極めて幸せなことだと思う。
 申し訳ないけど、正直な複雑な気持ちで観てしまったよ。

2014年9月 6日 (土)

「フライト・ゲーム」

Nonstop  高度1万メートルの機内で20分おきに乗客を1人ずつ殺害していく見えない敵と戦う航空保安官。
 乗客と乗務員誰もが怪しい。
 果たして犯人は誰か?
 飛行機は無事着陸できるのか?
 
 かつてはユダヤ人を救い、銀河のために戦ったり、家族を救ったりしているリーアム・ニーソンが今度は飛行機の乗客を守る。
 もうすっかりアクション俳優、いや正確にはキワ物アクション映画御用達映画俳優となっているニーソンだが、将来的にはエクスペンタブルズ・シリーズに出演することはほぼ当確だろう。
 基本的に彼の出演する映画はリュック・ベッソンの映画同様、中二病全開なのだが、ベッソンの映画と違って、まんまではなく、それっぽく見せているところが少し大人か。
 正直、ツッコミ所満載!
 犯行計画は名探偵コナンの犯罪くらい行き当たりばったり。
 さらに主人公の航空保安官の行動も行き当たりばったり。
 それ以前に何故犯人は密室での主人公の動きが見えているの?とか、機長を殺したのは誰?とか、よくよく考えれば気になることが多い。
 しかし、そこはもう勢いで乗り切ってしまうのだ。
 自分的にはOK!
 リーアム・ニーソンの映画は、スティーヴン・セガールの映画を見るくらいのお約束と許容が必要なのだ。
 共演はジュリアン・ムーア……って明らかに胡散臭い。
 彼女が出ているだけで、サスペンスが盛り上がってしまう。
 正にナイスキャスティングなのだ。
 監督はジャウマ・コレット=セラ。
 リーアム・ニーソンとのコンビは「アンノウン」以来。
 意外にハズレのない監督だ。
 上映時間も短いのも良い。
 少なくとも「ルーシー」よりは面白いと思う。

2014年9月 5日 (金)

「LUCY/ルーシー」

Lucy  通常の人間は脳の潜在能力の10%しか活用できないが、新種ドラッグの影響で脳機能が驚異的に覚醒し、超人的な能力を発揮し始めたヒロイン。
 果たして暴走の先にある彼女の運命は?
 
 脚本が大人の考える内容の10% 
 中学生の考える内容100%
 
 正に超能力物にありそうな展開に 「AKIRA」や「攻殻機動隊」の要素をふりかけたような展開。
 そんな中学生の考えるような映画だが、作っているのがヨーロッパ・コープだからとうぜんだし、さらにそこの社長であり、中二病をこじらせているリュック・ベッソンが監督となれば納得してしまうのだ。
 そのため、話は極めてユルいのだが、それは仕様っつうことで。
 それよりも、ヒロイン役がスカーレット・ヨハンセンというのが重要で、何故彼女がこんなおポンチ映画に?
 いや逆にだからこそなのか?
 いずれにしろ、彼女が胸を揺らせながら動いているだけでOK。
 さすが、映画業界の中学生リュック・ベッソン。
 わかってるよなあ。
 ちなみに、覚醒したヒロインが大暴れかと思いきや、あまりそんな感じではないので、そこを期待すると肩透かしなので注意。
 

2014年9月 4日 (木)

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」

The_next_generation_4  1作目はあまりにも面白くなくて大丈夫か?と思いきや、そのうちに慣れてきたというか、こういうものだと思い始めたら、まあそれなりにOKかなと思ってしまった。
 まあ、このシリーズで面白くない時は押井守が脚本と監督をしている時が多いのは、おそらく多くの人が気づいているはずだ。
 そんなわけで全7作の第4弾
 
 「エピソード6 大怪獣現わる 後編」
 ついに大怪獣登場!
 前編があまりにも面白くなかったので微塵も期待していなかったせいか、それなりに見ることができた。
 見所はイングラムのリボルバーカノンが火を噴くのと、やり手の胡散臭いプロデューサー役で鈴木敏夫が出てくることかな。
 いや、胡散臭いプロデューサー役ってまんまなんだけど(笑)
 しかし、押井守の監督作品って本当に面白くないのは何故なんだろう?
 
 「エピソード7 タイム ドカン」
 特車二課に爆弾を仕掛けられて大騒ぎ。
 とはいいながらも極めてユルい展開で進んでいく。
 まあこのまったり感が、このシリーズなんだろうなあ。
 一応、水着の女性も出てくるのでそれなりにお色気もあるつうことで。
 
 何というかパトレイバーというより、パトレイバーでうる星やつらをやっているみたいな感じなんよね。
 でも、ここまで来たら残りも劇場で観るよ。

2014年9月 3日 (水)

「TOKYO TRIBE」

Tt  近未来の“トーキョー”で繰り広げられる不良グループ間の壮絶な抗争の行方……と聞くと「ニューヨーク1997」というより、映画版の「花のあすか組」を思い出してしまう。
 しかし、それをラップによるミュージカル・スタイルで描くとなると、「ウエストサイド物語」みたいなものかと思ってしまったが、監督が園子温なので、そんなお上品なわけがない。
 相変わらず混沌としてグロく暴力が炸裂する、言ってみればいつも通りの園子音の映画が全開なのである。
 ラップって何言ってるかよくわからないんじゃないか?…という懸念もあったが、きちんと字幕が入っていたのはありがたい。
 でも右端縦字ではなく、真ん中下にして欲しかったなあ。
 見難いよ。
 チャレンジ精神は良いと思うけど、ミュージカル要素はあまり効果的ではなく、ぶっちゃけやらなくてもいいとさえ思ってしまう。
 しかし、その要素を除くと極めて普通の世紀末ひゃっは~映画でしかない。
 ところが、アクションがキレキレであり、へたしたら同時期公開の「ルパン三世」よりも迫力があると思う。
 出演は「HK/変態仮面」、TV「花子とアン」の鈴木亮平、佐藤隆太、中川翔子(B84-W58-H84)、染谷将太、でんでん、窪塚洋介、竹内力に加え、有名なヒッポホップミュージシャンが出演しているらしいのだが、自分はよくわかっていない。
 何よりも清野菜名(B81-W60-H81)の若い時のミッシェル・ヨーを思わせるアクションと、必然性はないが胸を見せるサービスっぷりが良い。
 これだけでも十分である。
 一方、竹内力はもう何を喋っているかわらないし、演技とはいえ気持ち悪い。
 賛否分かれる映画だが、自分はダメだけど好きなところもあるってとこかな。

2014年9月 2日 (火)

「喰女-クイメ-」

Kuime  つまらないの一言につきてしまう。
 四谷怪談をモチーフに、俳優たちが演じる芝居の世界と彼らの実生活が交錯していく仕掛けは面白いのだけど、映画そのものが観ていて面白いかどうかは全く別。
 舞台パートだけ観ているとシネマ歌舞伎を観ているような錯覚に陥ってしまう。
 しかし、現実パートが微塵も面白くない。
 ひょっとしたら舞台だけでも良かったんじゃないか?と思ってしまう。
 主演が市川海老蔵で、この映画の企画も彼なのだが、正直、前の「一命」の時も思たけど、この人、セリフが何しゃべってるか聞きづらいんだよね。
 絵になる男だとは思うし、時代劇なんかドンピシャで合うと思う。
 今時、あんな時代劇顔はいないし。
 だけど、セリフがダメなんだよなあ。
 これは歌舞伎ではOKなの?
 一応、監督が三池崇史なので観にいっちゃいました。
 ホラーといっても怖くないし、少しはグロいとこもあるけど、それ以前にあまり盛り上がる展開ではないので、睡眠不足で行くと爆睡必至!
 いや寝た方が良いってこともあるかもね。

2014年9月 1日 (月)

「ルパン三世」

Lupin  漫画やアニメの実写化は今や珍しくないが、一方ではアンタッチャブルな作品も存在する。
 
 「ルパン三世」
 
 モンキー・パンチの漫画であることは今更説明するまでもないが、漫画もアニメも色々なクリエイターによって作られている。
 それらは賛否はあるものの、それなりに受け入れられている。
 しかし、実写となるとそう簡単にはいかない。
 「SMAP×SMAP」でコントでやっている分には全く問題がないが、真剣に実写映画化となると相当ハードルが高い。
 まずキャスティング。
 漫画やアニメも色々なキャラデザインが存在するが、実際の役者が演じるとなると、どうしても違和感が出てくる。
 さらに、アニメや漫画だと適当にごまかしができるものが、実写だと生々しくアニメでOKでも実写ではかなりの不自然さが出てくる。
 アニメ的表現もそうだが、そもそも今の世の中において怪盗というものは成り立つのか?
 そもそも怪盗は何を盗むのか?
 ここ最近TVスペシャルも含めてルパンが狙う物はお宝と称する美術品が多い。
 昔は現金も盗んでいたが、今やそんなものを盗むことはない。
 確かにネットの普及により、現金でなくてもよく、数字のやりとりだけになってしまった。
 極端に言えば「ルパン三世」の世界は1970年代に存在しているものであり、21世紀で成り立たせるためには、相当の昇華が必要となってくるのだ。
 かつて実写映画というと「ルパン三世 念力珍作戦」というのがあったが、これはもうコメディとして成立させており、真面目な怪盗物は最初から捨てている。
 それはイオンプロの007が全盛期の時代に、真っ向勝負をさけてコメディ色を強くした「カジノ・ロワイヤル」みたいなものだ。
 「ルパン三世」の実写映画化の話は数年前から噂になっていた。
 それらはネタだと思われていたが、2014年に劇場公開されたので、ネタではなかったということだろう。
 しかし、できた映画は明らかにネタ映画だ。
 古代ローマの時代の宝石クリムゾン・ハートは現在、光の首飾りと真紅のルビーに分けられ、それぞれアルセーヌ・ルパンの相棒として名を馳せた老盗賊ドーソンとアジアの闇社会を牛耳るMr.プラムックの所有物となっていた。
 互いに相手の秘宝を狙い合う2人だったが、Mr.プラムックがドーソンの暗殺に成功し、首飾りも手に入れる。
 ルパンはドーソンの仇をとるべく、秘宝の奪還に乗り出す…って話なのだが、何かが違う。
 そもそもルパンって組織にいる人間じゃないんじゃないの?
 五右衛門が「つまらぬものを斬ってしまった」とか言って斬ってない。
 予告編でもお馴染みカーアクションは、車を真っ二つに斬ってこそ斬鉄剣でしょ。
 さらに盗みも力業すぎ!
 敵の本拠地に乗り込むのに銃撃戦って、もうちょっと頭も使おうよ。
 いや、もちろん色々な話があって良いのだけど、作品の精神はきちんと守るべきだし、それ以前に妙にテンポが悪い。
 やっぱこの手の作品って勢いでテンポよく見せないとダメでしょ。
 ジャッキー・チェンの「シティーハンター」くらい弾けても良かったと思う。
 気になるキャスティングはルパン三世役に小栗旬、次元大介に玉山鉄二、石川五ェ門に綾野剛、峰不二子(B99.9-W55.5-H88.8)に黒木メイサ(B80-W60-H85)、銭形警部に浅野忠信。
 小栗君は原作のキャラに似せるようにしているが、しゃべり方まで真似るのは少し失笑かな。
 あれじゃあ、新春かくし芸大会だよ。
 黒木メイサはいいんだけど、もうちょっと胸がないとダメだあぁああああ!
 そう考えると腹幹恵(B94-W61-H88)が巨乳でアクションもできて妥当か?
 監督は「VERSUS ヴァーサス」「あずみ」の北村龍平。
 この人、低予算で小作品はいいのだど、大作は向かないのかも。
 一応、アニメでお馴染みのシーンも再現していたし、意外にも緑色のジャケットの格好がでてきたのには驚いた。
 お馴染みのテーマ音楽は諸事情で使えないけど、それ程気にならなかった。
 何故なら「007/ネバーセイ・んバーアゲイン」で同じように音楽が使えない、ガンバレルが使えない等の制限があったから。
 現在で泥棒物は成り立たないのか?と思ったけど、「ミッション・インポッシブル」が「ルパン三世」の要素を満たしており、必要なのは制作側のスキルかもしれない。

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