2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「トランスフォーマー/ロストエイジ」 | トップページ | 「ホットロード」 »

2014年8月13日 (水)

「STAND BY ME ドラえもん」

Dora_2  何故、今更ドラえもんを3DCGアニメ化するのか?
 それ以前に、この映画は泣かせることが前提となっており、原作のドラえもんの第1話、のび太の結婚、ドラえもんが未来に帰る話、ドラえもんが帰ってくる話で構成されている。
 どれも数ある原作のエピソードの中でも名作中の名作。
 普通に読んでいるだけでも感動する話を抜粋しているのだから、あまりにも狙いすぎるくらい狙いすぎている。
 特に自分はそれらをリアルタイムで読んでいたので、「さようならドラえもん」が載った1971年の「小学三年生」の3月号なんて、どれだけボロボロになるまで読んだことやら。
 だからこそ、てんとう虫コミックスの第6巻はこのエピソードとおまけがついていたので、小遣いの少ない中、購入したものなのさ。
 そして、それらの作品は既にアニメ化もしており、完成度も高い。
 あえて、やるならそれ以上、もしくは3DCGに昇華されたものであってほしい。
 しかし、残念ながら、3DCGの意味はタケコプターの浮遊シーンでは効果的であったが、話的にはあまり意味をなさない。
 いやもっと言えば、せっかくの藤子・F・不二雄の絵がかなり気持ち悪くなっている。
 誠に残念だと思う。
 監督は「friends もののけ島のナキ」 の八木竜一と「永遠の0」の山崎貴。
 それにこの映画がちょっとタイミングが悪いのは「アナと雪の女王」の後なので、多くの人があれを3DCGの基準としていることだろう。
 それだとかなり厳しく、日本の3DCGアニメはまだまだと言えるのかもしれない。

« 「トランスフォーマー/ロストエイジ」 | トップページ | 「ホットロード」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「STAND BY ME ドラえもん」:

« 「トランスフォーマー/ロストエイジ」 | トップページ | 「ホットロード」 »