「宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)」
TVアニメもあるし、実写映画もあったら当然アニメ映画もあっていいだろ。
といいながらも、もうすっかり手垢がつきまくった話。
今更再構築もないだろうと思ったら、原作第1話の4年前の話だった。
一緒に月に立つという幼い頃の夢を追い続ける南波兄弟。
弟の日々人は、宇宙飛行士ブライアン・Jから彼が搭乗する月面着陸ロケットのバックアップクルーに指名される。
新人としては異例の大抜擢!
一方の兄の六太は、弟とは対照的に夢を忘れ、自動車会社でサラ リーマンとして働く毎日だった…。
男の夢の第1位は中出し、そして何番目かに宇宙飛行士になりたいというのがある。
子供の頃は宇宙飛行士やらサッカーの選手になりたいとか思うが、中学生くらいから自分の限界がわかってくる。
そうなってくると、自分がなりたいものよりなれる可能性があるかどうかになってくる。
せいぜい、美人のお姉さんが乗る自転車のサドルになりたいと思うくらいだ。
そうなると、子供はどうかわからないが、少なくとも荒んだ社会人がこの映画を観ると、弟はあまりにも現実離れしすぎている。
だから兄貴の方に感情移入してしまうわけだ。
というか、どっちもバランスよく描かれていて面白いと思う。
自分は好きだな。
しかし、あえて劇場で観るものかどうかといえば微妙。
TVスペシャルあたりが妥当ではないかと。
そう思う人が多いのか、盆過ぎの平日に観にいったら、客は自分しかいなかった。
ナンバー0ではなく、観客0はまずいだろ。
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