「クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」
日本映画になくて、外国映画にあるもの。
それは巨乳女優だ。
日本人は痩せていて貧相だ。
それに比べて、外国映画に出てくる女優は迫力満点。
外国映画を観にいく理由の一つは、キュボンキュが超迫力であるからかもしれない。
しかし、ここ最近、日本人の女の子がスタイルが良くなった反面、外国人のダイナマイトバディーがなくなってきたような気がする。
かつて日本男子の憧れだった金髪で巨乳はもういないのか?
そんなことを考えていて何気なく観た「クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」のポスター。
これ見よがしな金髪と巨乳。
あ~これだよ。
しかし、気になるのは彼女の横にいるじじいだ。
一体誰?
映画を見るとわかるが、彼は彼女の年離れた旦那だそうだ。
ちなみに彼女はミセス・フロリダだそうだ。
そう聞くと彼女の我が儘バディーも納得できてしまうのだ。
ちなみに、この映画はマリー・アントワネットの話ではない。
無一文からアメリカ屈指の大富豪に成り上がったデヴィッド・シー ゲルとその妻で元ミセス・フロリダのジャッキーが、アメリカ最大の邸宅を作るという野望を抱き、その実現のために総工費100億円を かけた大豪邸、通称“ベルサイユ”の建設に乗り出す。
写真家兼映像作家で、この映画の監督でもあるローレン・グリーンフィールドは、2人の夢である豪邸ができるまでの様子を撮影していた。
ところが、リーマンショックによる世界的金融危機が起こり、夫妻の莫大な資産はなくなり、1,200億円もの借金を抱えることになる。
偶然に狙ったわけでもなく、大富豪の転落人生を記録になってしまったドキュメンタリー。
とにかく、金持ち具合は尋常でなく、漫画に出てくるような感じの現実味のなさ。
しかし、転落が始まると一転して容赦ない落ち目っぷり。
あ~金持ちが貧乏になっていくのが、こんなに気持ちいいとは。
さらに、貧乏になるから金持ち夫婦も色々と節約したりしているのだが、ハンパない金持ちだけあって、どこかズレているのが笑える。
貧乏になっても何とか元に戻して豪邸を復活させたい。
そのどうでもええ執念も良し。
その姿は自分の城の修復のために働く雇われスパイ、プリンス・マルコに似たものがある。
ちなみにミセス・フロリダの嫁さんは美人だけど、40歳回っており、日々金に物を言わせて若さを保っているみたいだ。
巨乳も極めて不自然なのだが、常に胸の谷間を見せ続ける彼女のサービスを楽しむのなら真偽なんてどうでもいいんじゃないかな。
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