「怪しい彼女」
「銀河鉄道999」を観にいった時に、「限りある命だから人は精一杯がんばるし、思いやりややさしさがそこに生まれるんだ」みたいなことを鉄郎くんが言っていた。
当時は頷いていたが、年取ってくると考えが変わってくる。
鉄郎くん、まだ若いからそう思うのであって、年とってくると体はガタが来てしまう。
そうなると、機械の体、欲し~って絶対に思うはず。
ついでにハーロックはええ年でふらふらしていないで、落ち着いて定職につけ!!!
この映画は、毒舌家の意地 悪ばあさんがひょんなことから20歳の容姿に戻るという話だ。
あ~うらやましい。
名探偵コナンかっつうの。
若くなりて~。
年寄りが若くなったら、今までの経験を生かしつつ若い体力でやりたいことやりまくりだ。
当然、この映画のヒロインだってそうだ。
結婚して小さな子供がいる時に旦那と死に別れ苦労しまくり。
貧乏はもちろん、歌はうまいが歌手になるという考えが見果てぬ夢だ。
そうこうこしているうちに祖母さんになってしまった。
そんな状態で若くなったらそりゃあ青春を取り戻せってなるだろうなあ。
当然、映画は実年齢と見た目のギャップの行動で笑いを取り、家族の絆で泣かせる。
ベタなギャグと強引な泣かせは韓国映画の定番だが、設定が突飛なので逆に良い効果を出して大変面白い。
主演は「サニー 永遠の仲間たち」のシム・ウンギョン。
しかし、最大の集客要素はB1A4のジニョン出演していることだろう。
監督は「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク。
前と作っている映画が全く違う方向だよ。
最後のじいさんのネタが笑える。
意外に重くならないのが良い。
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