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2014年6月12日 (木)

「瀬戸内海賊物語」

Seto  てっとり早く、地元を盛り上げるのはユルキャラか映画しかない。
 ユルキャラはもう完全飽和状態だし、ハズすと被害が大きい。
 しかし、映画なら文化の香りが高いし、とりあえず地元で撮影すれば話題になるし、失敗しても芸術作品なので、それなりに格好がつけれるというものだ。
 それに四六時中何か撮影している東京と違って、地方が舞台になることは極めて少ない。
 だから撮影があるだけでも地元民の気持ちが違うのだ。
 この映画は瀬戸内海が舞台になっている。 
 瀬戸内海を舞台に、実在した海賊の財宝伝説を巡って島の少年少女が繰り広げる大冒険!
 瀬戸内海を舞台にした物語って「うわさの姫子」しか思いつかないわ~。
 瀬戸内版グーニーズとは良く言ったもので、意外に真っ当な少年少女冒険物語。
 何故、少年少女が宝探しをするのか?
 この手の話だと物凄く適当な理由が多いのだが、この映画に関しては島民にとって生命線ともいえる島と本土を結ぶフェリーが老朽化を機に路線廃止の危機というのがあって、主人公の少女は転校をしなくてはならないし、その他の人々もバラバラになってしまうという切羽詰まった理由がある。
 だからこそ金がいる。
 意外にリアルでもっともらしい理由付けがされているので、少年少女の冒険にも緊張感と緊迫感が出てくる。
 これは物語を転がす上では上手いと思う。
 一方、地元のご当地映画としても無理なく色々見せている。
 まあそれなりに物語が面白ければ、観光紹介だけにならないからOK。
 さすがに協賛企業のタイアップは時には不自然なところもあるのだが、そこはまあ映画を作る意味でのCMみたいなものなので軽くスルーしてあげるのがお約束だ。
 特にEOS、露骨すぎ(笑)
 出演は柴田杏花、伊澤柾樹、葵わかな、大前喬一、また内藤剛志、石田えり、小泉孝太郎、中村玉緒。
 監督は大森研一。
 現代っ子がタイムスリップして昔の海賊に会うとかいうアホな展開じゃなくて良かった。

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