「わたしのハワイの歩きかた」
そもそもあのポスターに、あの予告編。
さらに舞台がハワイって、21世紀にまさかのバブル時代のトレンディドラマを思わせるところが、もう何か宣伝方針を間違っているとしか思えない。
仕事と恋に疲れたヒロインが、ハワイで個性的な人々と出会い、本当に大切 なものを見つける……って話なんだけど、これ聞いて今更感がどうしようもない。
ところが、予想とは裏腹に面白いんだな、これが。
正直、ハワイが舞台なのに海のシーンはほとんどないし、水着はないし、明るい場面よりも、曇り空みたいで、いかにもハワイっぽい青い海青い空が出てくるのは、エンドロールの時くらい。
実質、ハワイが舞台である必然性は全くない。
ところが、何故かハワイでまったりとしたオフビートなコメディが展開していく。
とにかく会話が面白い。
極めて普通なことを話しているのに、何か不思議なおかしさがある。
全体的な話展開はベタだ。
だけど、何か味がある。
そう、この映画は正に癒し系という言葉がぴったりなのだ。
とりたてて観光案内をしているわけでもないし、ハワイの定番のカットはあまりない。
だけど、何か観ていて楽なのだ。
いや、もちろん賛否は分かれるだろうけど、自分はOKだ。
監督は「婚前特急」の前田弘二。
主演の榮倉奈々(B83-W58-H85)は予想以上に背が高いのに驚きだが、ところがこの映画の彼女はとてつもなくかわいい。
さらには水着にはならないものの、短パンで太股を見せっぱなしで、そこに色っぽさを感じる。
榮倉奈々のアイドル映画としても、かなり良いと思う。
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