「花と蛇 ZERO」
これまで何度も映画化され、いまや古典芸能的な趣もある「花と蛇」。
一番気になるのは静子を誰が演じるか?につきてしまう。
自分は劇場で観ているのが杉本彩(B88-W63-H88)以降なので、彼女が基準となってしまう。
正直、小向美奈子(B96-W62-H88)はちょっと違うと思っている。
今回は静子を含むヒロインが3人なのだ。
監禁した女性たちをSM調教し、その模様をライブ配信する闇サイト。
裕福な暮らしをしていた人妻・遠山静子は、夫の借金返済のため屈辱的な姿をネットに晒していた。
そして、そのサイトにハマっていく宇暇な専業主婦・瑠璃。
一方、サイトが違法であるため捜査する警視庁の女性警部・雨宮美咲。
3人の女はサイトを中心としてつながていく。
…いう話で、正直、ギャグとしか思えない話展開。
まあこの手の映画は話はそれなりっつうことで。
重要なのはキャスティングだ。
警部役に天乃舞衣子(B84-W60-H86)、静子に濱田のり子(B80-W58-H83)、暇な専業主婦に桜木梨奈(B83-W58-H84)。
う~ん、見事に華がない。
特に天乃はちょっと地味すぎるだろ。
逆に警察だし、それがリアルという考えもあるが、元々の設定が不自然なので、せめてキャスティングは夢見たいよ。
静子の濱田は悪くないのだけど、そこはかとなく漂く上品で不幸な色気が感じられない。
桜木は、お笑い要員だから良しとする。
やっぱり、意外な人物がキャスティングされてナンボなのだけど、その条件を今回は満たしてないと思う。
小向の時はそれなりに話題だけはあった。
エロいかどうかは、今の時代、映倫を通過できないような過激な映像があるので、そこはもう売りにならない。
監督は「探偵はBARにいる」や「相棒シリーズ X DAY」の橋本一。
当然、しばらくしたら新しく新作ができるので、キャスティングだけが楽しみだったりする。
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