「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」
大学受験に失敗し、彼女にもふられた青年の目に入ったパンフレットの表紙で微笑む美女。
彼女に会いたいがために、1年間の林業研修プログラムに参加した彼だが、携帯電話の電波は圏外の山奥で、待っていたのはパンフの美女ではなく、厳しい先輩だった。
果たして彼は逃げずにやっていけるのか?
大変面白い!
三浦しをんの作品を映画化。
監督は「ウォーターボーイズ」や「ハッピーフライト」の矢口史靖。
いわゆる矢口監督のプロフェッショナル魂映画だ。
今回のテーマは林業だけど、「はたらくおじさん」を見ているよりも大変わかりやすい。
この映画を観ているだけで、林業の大体のことはわかってしまう。
相変わらずテンポ良すぎる話展開で、まあその漫画的とも言えるやり方が無駄がなくてOKって感じですよ。
主人公の行動は短絡的っぽいけど、それが徹底している。
だからこそ、最後のオチになるほどと納得してしまうのだ。
主演の染谷将太は、チャランポランな青年を好演。
だからこそ、後半の成長…っていっても少し真っ当な社会人になっただけだけど、その変化ぶりが生きるわけやね。
共演に長澤まさみ(B83-W57-H82)は、いかにも田舎にいそうな感じの格好で良かった。
ここらへんは演出のリアルさだと思う。
伊藤英明は海猿から山猿になってました(笑)
しかし、観ていて思ったことは、自分には田舎生活は無理であること。
やっぱり映画館は近くにあってほしいし、ネット通販でも特別料金取られて、翌日到着は無理っぽいし。
後半の男のふんどし祭りは好きな人にはたまらんものがあるかもしれないけど、ここはやっぱり長澤まさみの……いや言うまい。
こんなに森林が出てくる映画も久しぶり。
「ジェダイの復讐」以来かな。
こんなに森林が出てくる映画も久しぶり。
「ジェダイの復讐」以来かな。
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