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2014年5月22日 (木)

「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」

Imocho  テレビアニメは過激な設定と描写が物議を醸し出している「妹ちょ」だが、実写映画も原作者が激怒りとの噂もあるみたいだ。
 ここらへんはよくわからないのだが、そう考えると水島新司先生は、あの実写版「ドカベン」をよく許していたと思う。
 まあ先生も徳川監督役でノリノリだったのだけど(笑)
 そんな色々話題には欠かない「妹ちょ」だが、それらは実写映画の本質とは全く関係がない。
 何故なら周りのマイナスの話題や微妙な予告編にも関わらず、映画そのものは大変面白いから。
 幽霊を名乗る謎の女に憑依された少女が、彼女を成仏させるための義理の兄と恋に落ちなくてはならないという基本的な話はアニメと同じ。
 若干の設定変更はあるのだが、自分は原作原理主義ではないので、あまり気にならない。
 観ていて思ったのは、この映画の本質は日活ロマンポルノのエロコメ路線の復活だ。
 昔だったら日活の劇場で公開されていても不思議ではなく、懐かしくもあり、映画としては極めて真っ当な作りになっている。
 アニメの方が第2期を思わせる微妙な終わり方をしていたので、一応それなりのオチをつけた実写映画の方を評価したい。
 出演は橋本甜歌、繭(B71-W55-H82)で、この2人はいいのだが、問題はユキ姉の役を演じている人で、巨乳というより単なるデブでしょ。
 だけど、風俗にいそうな感じがリアルだ。
 監督は青山裕企が伊基公袁との共同。
 叩かれている方が多いみたいだけど、自分はありだと思った。
 外角ギリギリの佳作じゃないかな。

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