「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」

ここに今やすっかり中年オヤジになってしまった5人の男がやってきた。
彼らの目的は学生時代に果たせなかった一晩で12軒のパブを巡ることだった。
彼らがそんなどうでもいいことをしている時に世界はとんでもない状況になっていた!!!
中年のおっさんの青春回顧物かと思いきや、後半からとんでもない展開に。
そして、とんでもない状況にもかかわらず、初志貫徹!とりあえず飲むという徹底ぶりが笑える。
一方では学生時代をいくら再現したところで何も変わるものはないという悲しさもあって、特に結果的に学生時代が一番ピークだったことがわかってきたら、もう泣くしかない。
だけど、多くの場合、大なり小なりそれに近い。
さらに往年のUKロックやSF映画のオマージュが散りばめられている。
あちゃ~、ロックとSFは青春時代の二大ダメ要素だよ。
このどちらか、もしくは両方にハマってしまうとろくでもない大人になるんだよなあ(偏見?)
監督は「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督。
出演者もサイモン・ペッグとニック・フロスト。
前2作と合わせて3部作の完結編らしいが、それ無理無理こじつけでしょ。
ただ今回は前2作よりもキレが悪いのが少し残念。
脇役でピアーズ・ブロスナンとロザムンド・パイクが出ていて、「007/ダイ・アナザー・デイ」以来の共演……って誰得?
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