「ROUTE42」
基本的に映画もドラマも東京周辺の舞台が多い。
それは何故か?
制作関係の会社が全て東京にあるから。
近場でサクッと終わらせたい。
東京周辺に住んでいる人には珍しくもなんともないかもしれない。
しかし、田舎、いや地方に住んでいる人にとって自分らが住んでいる町が映画やドラマの舞台になることはほとんどない。
撮影でもあった日には大騒ぎだ。
一方、それを逆手にとったのがご当地映画だ。
地元は盛り上がるし、知名度は上がって聖地巡礼の場所になるかもしれない。
果たして、そんな考えがあるかどうかは知らないが、この映画はご当地映画といっていいかもしれない。
三重県の伊勢や熊野を舞台にしている。
最愛 の女性を交通事故で亡くした主人公が後追い自殺を考えており、そんな中、恋人と瓜二つの女性が現われ、熊野を越えて根の国=黄泉の国へ行こうと誘われる。
タイトルのROUTE42というのは国道42号線のことで、ここを走って黄泉の国へいこうとするロードムービーだ。
黄泉の国にへいくご当地映画ってのもどうよ?と思ったけど、神話でお馴染みの伊勢や熊野なので、ありっちゃあありかな。
だけど、全体的にだらだらしていて、あまり面白くない。
主人公は当然悩みっぱなしだとしても、めりはりをつけてほしい。
出演は高岡蒼佑、菊池亜希子(B80-W59-H87)、武田航平。
監督は瀬木直貴。
ご当地映画として観た場合、地元の人は面白いのかな?
« 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」 | トップページ | 「アクト・オブ・キリング」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント