「そこのみにて光輝く」
池脇千鶴(B80-W55-H85)はかわいいと思う。
そしてかわいい女の子の裸を見てみたいと思うのは誰しも思うことだ。
いや、もっといえばかわいくなくても裸なら何でもいい。
あ~だけど、池脇の裸は見たくなかった。
「ジョゼと虎と魚たち」でヌードになっているけど、ちょっと残念系だった。
しかし、彼女はまたもや脱いじゃってるんだよ。
2010年に映画化された「海炭市叙景」の作家、佐藤泰志の同名小説を映画化。
北海道函館を舞台に、無職の男と、バラックに住んで体を売っている女との恋愛映画だ。
で、池脇の役はスナックでちょんの間の仕事や、前科者の弟の保護司の愛人をやっている家族想いの女性の役だ。
とうぜん、役柄から脱ぎまくり、やりまくりだ。
さらに昔の比べて、だらしない体になっている。
二の腕なんかタプタプだ。
さすが、池脇、役作りに余念がないな…と思いつつ、これを悲しく思う人もいるかもしれない。
しかし、自分は違う。
あのだらしない体が逆に熟れた魅力を感じるのだ。
もうこれだけでええかなと思ってしまう。
話はひらすら暗い。
函館が舞台なのに、観光地から程遠い場所なのだ。
だけど、それがまた妙に効果的なのだ。
息詰まった感じもまた良し。
あ、ちなみに池脇ではなく綾野剛が主演ですから。
監督は「酒井家のしあわせ」や「オカンの嫁入り」の呉美保。
いや~この映画、自分にとっては池脇あってこそで、そこのみにて光輝くですよ。
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