「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 7 虹の彼方に」
全7章からなるガンダムUCの完結編。
あ~長かった。
イベント上映って公開期間が短いので、根性入れないと見逃してしまう可能性が極めて高い。
しかし、今回は4週間公開なので安心。
とはいいながらも、それだけ余裕がある時に限ってタイミングが良すぎてすぐに観にいけちゃったりするわけですよ。
地球連邦政府転覆の可能性を秘めたラプラスの箱の在り処が遂に明らかになり、ビスト財団、地球連邦政府、フル・フロンタルを巻き込み激しい戦いが展開されていく。
果たしてラプラスの箱とは何か?
誰が手にするのか?
というわけで、今までだと本編前に今までのおさらいをしてくれてたのだが、今回はファーストガンダムからZZまでの映像を散りばめながら宇宙世紀の歴史を振り返るような感じになっている。
いや、これはこれでいいんだけど、そんな熱心にDVDで見返しているわけでもないし、年とって記憶力もないので、あの今までのおさらいは重宝していたんだけどなあ。
それはともかく、30年という年月は映像の解像度に変化をもたらしていることがよ~くわかったよ。
そして、いよいよ本編。
もう、今までのガンダムの要素をこれでもかというくらいぶち込んで再構築したような感じだった。
逆にどれだけ新作ガンダムを作ろうが、ファーストの呪縛から逃れられないのかもしれない。
結局、最後は精神的な戦いになってしまうのが、ちょっと惜しい。
それがニュータイプと言われればそうかもしれないけど、それに寄りすぎるのはどうかなと思ってしまう。
ラプラスの箱が物凄いスーパーウエポン的なものを想像していたら、実はそんな大層なものではなく、社会的な切り札だったことがちょっと意外でリアルでもあった。
ちょっと不満もあるけど、一応きれいに終わったんじゃないかな。
最後に「オリジン」の予告編があり、ガンダムファンはまだまだ落ち着くことはできないことを実感させられた。
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