「白ゆき姫殺人事件」
美人OL殺人事件発生。
事件直後に行方をくらました同僚女性が容疑者に浮上。
ワイドショーの過熱報道とネットがあることないこと 様々な噂を拡散。
個人情報は晒されもう収拾つかない状態に!
「告白」の湊かなえの小説を映画化。
大変面白い。
STAP細胞の小保方さんが正にこんな状態なので物凄くリアルに感じる。
ネットは誰しも参加できるけど、その分制限が効かない。
ちょっとでも個人情報が晒されたら、完全に丸裸状態だ。
さらに真実が広まるとは限らない。
この手の話は今更なのだけど、この映画では事実に対しての主観がどれくらい曖昧で自分の都合のいいことが入っているかを描いている。
嘘か本当かはわからない。
だけど、聞いている人が信じた時点でそれは真実になってしまうのだ。
発生した殺人事件。
明らかに犯人っぽい女性。
被害者なのに同情できない要素もあるし、犯人と思われる女性にも同情できる要素がある。
しかし、同じ真実でも人によっては見え方が違う。
いや、もっといえば嘘を真実と思わせることもできるかもしれない。
普通、ミステリーは犯人をすぐにわからせないためにミスリードをあっちこっちに盛り込むのだが、この映画はさらにネットの人々の思惑、もっといえば報道する側も真実を暴くのではなく面白ければ何でもOKみたいな状態であり、最後まで何が何だかわからず先が読めない。
そしてその中でも感じられる本当の人の愛情。
これは必見ですよ……ってネットで盛り上げてしまうのが、物語と現実の境界を越えてsぢまているわけやね。
監督は「ゴールデンスランバー」「みなさん、さようなら」の中村義洋。
出演は「八日目の蝉」の井上真央(B77-W60-H81)と「ガッ チャマン」が黒歴史の綾野剛。
井上真央が意外に豊満な胸だったので、ちょっと得した気分。
ただ彼女が地味とか言われても、普通に職場にいたら美人の部類だよ。
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