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2014年4月 1日 (火)

「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」

Heiseishouwa 基本的に仮面ライダーにしてもスーパー戦隊にしても、対決を思わせるタイトルであっても実際に戦うことはまずない。
 今回も平成ライダー対昭和ライダーといっても、最初は敵対しても最後は協力して敵を叩いて終わりに違いない。
 そんなことを考えていたら、そのまんまでした(笑)
 まあここらへんはお約束っつうことで。
 そもそも昭和とか平成の分け方って、放送時間帯で便宜的に分けただけであって、それを物語に持ち込むと違和感がある。
 地球の内側にあるといわれるもうひとつの世界。
 謎のバダン帝国の怪人。
 昭和仮面ライダー登場。
 何故か、平成ライダーに敵対意識を持つ昭和ライダー。
 平成ライダーの力を操る謎の戦士・仮面ライダーフィフティーン。
 これらが絡みあって進んでいくのだが、少々ツッコミ所があっても気にしてはいけない。
 何故ならオールスター出演お祭り映画だから。
 藤岡弘が本郷猛として顔を出しただけでも感涙物で、もうこれだけでもいいかなあと思いきや、自分が平成ライダーで一番好きな555が意外に出番が多くて良かった。
 555のエピソードは草加のネタとか10年くらい前のネタなので忘れている人はとことん忘れているだろうが、あまりにもぶれてないキャラには逆に感心。
 昭和と平成、合わせて30人。
 これだけの人数の中の人を集めるのには難しい。
 特に平成ライダーは今や売れっ子になっている人もいるだろう。
 そうなると、当然、出演するのが仕事が少ない人になってくるのだが、やっぱりディケイドの中の人が出てくると思ったら案の定だった。
 つうか、井上正大なんて、仮面ライダーの映画以外ではほぼ見たことないぞ。
 さらに仮面ライダーフィフテーン役で板尾創路って笑わせてどうする!
 今や仮面ライダー嫁の雛形あきこ(B83-W57-H85)も登場させているのはマニアウケ狙いか?
 トッキュウジャーやキョウリュウジャーも出てくるのだが、今回はちょっと違うんじゃない?と思ったけど、今の子供は仮面ライダーとスーパー戦隊はセット扱いなんだろうなあ。
 監督は柴崎貴行。
 結末が2つ用意されており、平成ライダーと昭 和ライダーのどちらが勝者となるかは映画公式HPなどで受け付けるファン投票で決定されたらしいのだが、あまりにも予定調和でとってつけたような展開でがっかり。
 おそらくDVDには特典映像で結末が選べるようになるに違いない。
 映画公開翌日に、鎧武とトッキュウジャーの春休み合体スペシャルが放送されているのだが、正直、映画よりも面白かったのがちょっと悲しい。

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