「偉大なる、しゅららぼん」
琵琶湖周辺に住む日出家。
1300年来代々琵琶湖から不思議な力を授かる一族 である。
そして、同じように力を持つ棗家。
両家はライバル関係にあった。
日出家の跡取りである高校生の淡十郎は最強の力を持つとされ、崇められることが本人も当たり前だと思いこんでおり、正に現在の殿様状態。
そこに分家の涼介が高校入学を機に、修行のため本家へとやって来る。
さらには同じ学校に棗家の広海もいて、事態は複雑になりやがてとんでもない騒動に発展していく…。
「鴨川ホルモー」や「プリンセス トヨトミ」の原作でも知られる人気作家・万城目学の小説の映画化。
「プリンセス・トヨトミ」は綾瀬はるか(B88-W61-H91)の乳揺れ以外見るところはなかったが、「鴨川ホルモー」は好きだったので、同じような雰囲気であるこの映画に期待して観にいったのだがイマイチだった。
予告編は面白そうだったのに。
一番残念だったのは、笑わそうとしているところが全く笑えないところだろう。
それに琵琶湖での一族同士の争いが全く、本人たち以外にはどうでもいいことなのだ。
少なくとも観ている側が何らかの感情移入ができない。
一族の持つ力による悩みも、比較的どうでもいいっつうか、少なくともこれで裕福な暮らしをしているのだから、それくらい我慢しろよとか思ってしまう。
結局、緊迫感と緊張感がない。
そのため、笑うところも笑えないのだ。
出演は岡田将生と濱田岳。
監督は水落豊で、これがデビュー作らしいが、ちょっとハードルが高すぎたか。
そういえば琵琶湖って、もう随分長いこと見たことないなあ。
一応、この映画ってジャンル的には特撮物なのか?
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