「リディック:ギャラクシー・バトル」
まるで中学生が考えたような日本語タイトルにセンスを疑うが、心配ご無用。
映画の内容も中学生が考えたような話だ。
銀河最凶のお尋ね者リディックが、重臣の裏切りにあって荒涼とした惑星に置き去りにされてしまう。
何とか無人のシェルターを発見すして非常用ビーコンを発信。
しかし、やってきたのは救援ではなく、二組の賞金稼ぎだった。
果たしてリディックは無事脱出できるか?
シリーズ第3弾なのだが、タイトルに脈絡がないので何が続編なのかわからない。
主演がヴィン・ディーゼルなので何も考えていないと、ワイルド。スピードの続編は宇宙が舞台かと思ってしまう。
売れっ子になっても相変わらずB急おポンチ映画に出演する彼の役者魂にはおそれいるが、残念ながら、この映画で彼は前半はあまり登場しない。
敵から隠れている設定とはいえ、出番少なすぎ。
結局、前半の見所はケイティー・サッコフのおっぱいだけなのだ。
基本的に「エイリアン」みたいな感じなのだが、緊張感と緊迫感がないので途中でダレてしまう。
そもそも、リディックが無茶苦茶強いという設定なので、宇宙怪物や賞金稼ぎがいたところで、悪い意味で安心して見ていられる。
さらに銀河最凶というわりには、つぶらな目をキラキラさせているので困ってしまうのだ。
監督はデヴィッド・トゥーヒー。
リディックと犬(?)が一緒にいるとキャシャーンとフレンダーみたいで良かった。
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