「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
ど~考えても怪しげな当選賞金を受け取るためネブラスカへ行きたい父親。
仕方なしにつきあうことになった息子のロードムービー。
なんと、21世紀に作られているのにモノクロ映画。
何故?と思ったと同時に今だからこそ珍しく斬新な気がした。
年取って呆けてきた親って真剣扱いに困るけど、親子故に邪険にできないところもある。
100万ドルの賞金が当たったという、どう考えてもインチキな手紙を受け取り、信じ込んで遙か遠くのネブラスカまで歩いて賞金を受け取りに行こうとする父親。
まあちょっと呆けてきて融通がきかなくなったので仕方ない。
怪我でもされたらいやなので、一緒についていく息子。
ところが100万ドルが既に当たったという噂が先走って、自称友達や自称金を貸したやら、お金にたかりたい輩が近づいてくる。
ここれへんは滑稽であるけど、そんな風になっていく風潮であるころがよくわかった。
そもそも老い先短いのに100万ドルもいらんだろ!…と思うのだが、これには理由があった。
さらにその理由を受けて、息子によるサプライズ。
ごめん、ちょっと泣けたわ。
監督は「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン。
出演はブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ。
ひょっとして、DVDにはカラー版とかもあるのかな。
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