「ローン・サバイバー」
2005年6月。
タリバン幹部アフマド・シャーを見つけ出し殺害するため、アメリカが誇る精鋭部隊“ネイビーシールズの4人の兵士がヘリコプターでアフガニスタンの山岳地帯に降下し、偵察活動を開始する。
タリバンの秘密基地を発見、標的の存在を確認したまでは良かったが、山羊飼いの男たちと遭遇。
彼らを解放すれば、確実にタリバンに通報されて自分たちが殺される。
しかし、非戦闘員を口封じのために殺害すると、それはそれで許されるべきではなく、CNNのネタになってしまう。
考えた末、開放するが、やっぱり200人の敵に囲まれてしまう。
果たして彼らの運命はいかに…!?
「ランボー」がヒットしたら「ランボー者」とか、「コマンドー」がヒットしたら「地獄のコマンドー」とか、便乗したタイトルが多いので、「ローン・レンジャー」のヒットにあやかったか?と思いきや、原題のまんまで、よく考えてみたら「ローン・レンジャー」なんか思った程ヒットしてんじゃん。
実話を元にしているせいか、絶体絶命の危機をランボーやコマンドーみたいに超人的な活躍で脱出する話ではない。
国家間の争いの悲惨さを描いている感じも少ない。
ここらへんを期待してしまうと極めて微妙なのだが、「ゼロ・グラビティ」のように体験型映画だと考えると、敵兵に囲まれて撃たれる感じを体験できると思えばありかな。
そう考えると、これも音響設備が整ったところで劇場で観ないと意味がない。
出演はマーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、ベン・フォスター、エミール・ハーシュ。
監督は「キングダム/見えざる敵」「バトルシップ」のピーター・バーグ。
どちらかというと、アメリカの啓蒙的な映画なのかもしれない。
« 「ホビット 竜に奪われた王国」 | トップページ | 「映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ローン・サバイバー」:
» [映画][☆☆☆★★]「ローン・サバイバー」感想 [流浪の狂人ブログ〜旅路より〜]
「バトルシップ」のピーター・バーグ監督、「テッド」のマーク・ウォールバーグ主演。アメリカの精鋭特殊部隊ネイビー・シールズ設立以来、最大の悲劇と言われる2005年アフガニスタンでのタリバン指導者暗殺計画「レッド・ウイング作戦」を実際に経験し、唯一生き残っ... [続きを読む]
« 「ホビット 竜に奪われた王国」 | トップページ | 「映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち」 »
コメント