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2014年3月22日 (土)

「ローン・サバイバー」

Lone_survivor 2005年6月。
 タリバン幹部アフマド・シャーを見つけ出し殺害するため、アメリカが誇る精鋭部隊“ネイビーシールズの4人の兵士がヘリコプターでアフガニスタンの山岳地帯に降下し、偵察活動を開始する。
 タリバンの秘密基地を発見、標的の存在を確認したまでは良かったが、山羊飼いの男たちと遭遇。
 彼らを解放すれば、確実にタリバンに通報されて自分たちが殺される。
 しかし、非戦闘員を口封じのために殺害すると、それはそれで許されるべきではなく、CNNのネタになってしまう。
 考えた末、開放するが、やっぱり200人の敵に囲まれてしまう。
 果たして彼らの運命はいかに…!?

 「ランボー」がヒットしたら「ランボー者」とか、「コマンドー」がヒットしたら「地獄のコマンドー」とか、便乗したタイトルが多いので、「ローン・レンジャー」のヒットにあやかったか?と思いきや、原題のまんまで、よく考えてみたら「ローン・レンジャー」なんか思った程ヒットしてんじゃん。
 実話を元にしているせいか、絶体絶命の危機をランボーやコマンドーみたいに超人的な活躍で脱出する話ではない。
 国家間の争いの悲惨さを描いている感じも少ない。
 ここらへんを期待してしまうと極めて微妙なのだが、「ゼロ・グラビティ」のように体験型映画だと考えると、敵兵に囲まれて撃たれる感じを体験できると思えばありかな。
 そう考えると、これも音響設備が整ったところで劇場で観ないと意味がない。
 出演はマーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、ベン・フォスター、エミール・ハーシュ。
 監督は「キングダム/見えざる敵」「バトルシップ」のピーター・バーグ。
 どちらかというと、アメリカの啓蒙的な映画なのかもしれない。

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