「東京難民」
親の仕送りでのほほんと生活をしていた大学生。
しかし、父親が借金を作って失踪。
授業料が未払いで大学は除籍。
仕送りがストップしたのでアパートも追い出されてしまう。
ネカフェで寝泊まりしながら、日雇いのバイトでその日暮らし。
挙げ句の果てに騙されて入店したホストクラブで高額 の料金を吹っかけられ、払いきれず
にその店でホストとして働き始める。
そう簡単にやめることのできないホストクラブから、最後はホームレスにまでなってしまう……。
そういえば昔、国友やすゆきの漫画で「百億の男」という借金だらけで素っ裸からのしあがっていく話があったなあと思い出した。
しかし、この映画の主人公はのし上がっていくどころか落ちるところまで落ちていってしまう。
主人公があまりにもチャラい奴なので、どんどん落ちていってもらってOK。
むしろその方がざまあ見ろって感じで気持ちが良い。
ところがホストクラブに入ってからが長い。
ホストクラブの裏側なんか今更なので、そこで時間を割くもんじゃないでしょ。
さらにホームレスになってからが長い。
原作がどうなっているか知らないけど、配分を間違えてるよ。
それに主人公ってまだ20代なわけで、全然問題なし。
やっぱり無職で何もかもなくなって困るのは中年でしょ。
若者は何とかなるって。
その意味ではまだまだかな…って何が?(苦笑)
監督は「陽はまた昇る」「半落ち」の佐々部清。
主演は「潔く柔く きよくやわく」の中村蒼。
しかし、そんなのはどうでもよくて、最大の見所は東宝シンデレラガールなのに脱いでしまった大塚千弘(B85-W59-H82)だろう。
彼女が風俗で働いていたらそりゃあ男子なら、色々な意味でいくわ!
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