「LIFE!」
「虹を掴む男」をリメイク?
あの西田敏行が主演で映画技師が全国を回るという設定で2本で制作中止になってしまったあれか?
そんな映画を何が悲しくてアメリカでリメイクせなあかんのか。
当然、ダニー・ケイが主演の方をリメイク。
ニューヨークの伝統ある雑誌「LIFE」で写真管理部で働く平凡な男ウォルター。
毎日同じような変わらない仕事をしている彼は、空想することにより現実逃避をしている。
空想の中では大活躍だ。
しかし、現実では同僚の女性に憧れるが声もかけれない。
ある日、「LIFE」の最終号を飾るはずだった写真のネガが行方不明になっていることが発覚。
ネガのありかを知っているのは、その写真を撮った写真家ショーンのみ。
ショーンを追ってウォルターの冒険が始まる…。
空想好きというか妄想が激しいというか、社会人の中二病は厳しいぞ。
最初はことあるごとに妄想しているので、どこまでが本当でどこまでが妄想かは全くわからない。
途中からカメラマンのショーンを追って本当に世界中を飛び回るのだが、それさえも妄想だと思っていたので、実際の話だと知ってかなり違和感があり、気持ちのバランスを取れないのがちょっと辛いかなあ。
基本的にゆるい話で、ツッコミ所満載。
普通、ネガがなかったからといって、自腹であっちこっちの国にいくか?
少なくとも自分はいかんなあ。
それでも、予告編から想像していた、妄想を最新VFXで映画化するポエマーな話ではなかったのでOK。
その意味では良い意味で予想を裏切られて良かった。
主演であり監督は「ナイト ミュージアム」のベン・スティラー。
最後のオチはよくありがちだけど、これも「LIFEの最終号はそれぞれの胸の中にある」みたいなしょうもないものじゃなくて良かった。
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