「猫侍」
元加賀藩剣術指南役の斑目久太郎は、かつては百人斬りと恐れられたが、今は傘張りの内職で食べていく貧乏浪人だ。
巷では“犬派”と“猫派”が江戸中を巻き込んだ大抗争を繰り広げられており、久太郎のもとに、犬派から敵対する猫派の親分が飼っている猫の暗殺依頼が舞い込む。
報酬に釣られて引き受けた久太郎だったが、猫の愛くるしさに斬ることが出来ず、こっそり長屋へ連れ帰ってしまう…。
「ねこタクシー」や「マメシバ一郎」などいつやっているかわからないドラマがあるのだけど、何故かいつも映画化されていて、多くの人は観ないで終わっていく。
それでも何故かドラマはできて、劇場版が作られている。
この映画もそんな中の一本であるに違いない。
ドラマ版はあるらしいのだが、いつ放送していたかわからないので観ていない。
いや放送時間がわかったところで見ているかどうか。
もう日々のアニメのチェックでいっぱいいっぱいなんだよ。
それでもお気楽に観ることができるので、ついつい時間が合えば観にいっちゃうわけよ。
この話は、犬派と猫派の抗争に浪人が巻き込まれる。
こ、これは黒澤明の「用心棒」に近いものがある…っていうと黒澤ファンに叩かれるんだろうなあ。
謝ります、ごめんなさい。
そこまで綿密な脚本でなく、ひたすらゆるい。
この気楽さがええんだけどね。
監督は渡辺武。
出演は北村一輝。
「KILLERS/キラーズ」では人をガンガン殺していたのに、この映画では猫も殺さない。
このギャップが笑える。
というか、この映画の面白さって彼の演技と猫のかわいさにつきるんだけどね。
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