「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
上映時間約3時間。
さすがに娯楽だ!暇潰しだとか言われている映画も、3時間ともなるとほとんど仕事だ。
ハズしたら目も当てられない。
そのため、上映時間が長ければ長いほど体調を整え、気合を入れなくてはならない。
「タイタニック」や「ロード・オブ・リング」とかのヒットで3時間物も珍しくなくなってきたのが現状だ。
そんなわけで、体力つけて観てきたよ。
大した学歴もないし、コネがあるわけでもない。
そんな男が口先と度胸だけで成り上がって、年収49億円。
正にウォール街版どてらい男状態!
80年代から90年代にウォール街でブイブイ言わせた実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化。
これが大変面白い!
3時間があっという間だ。
何故なら、物語の半分以上を占めるドラッグ・セックス・パーティーが、見ているうちに自分もそれに参加しているようなふわ~っとした感じになっていくのだ。
さらに主人公の社員へのスピーチが、自己啓発セミナーみたいで、この人なら一緒に働いていいかなあと思ってしまう。
もう完全に術中にハマってしまった。
株の話も難しいかなと思いきや、主人公がナレーションで説明してくれるのでわかりやすい。
そしてこのナレーションがあるので、観やすくなっているのだ。
とにかくハイテンションで最後まで進んでいく。
いや結果的に最後はわかっているのだけど、だからこそハイテンションな主人公が最後どうなるかというスリルもある。
主人公のレオナルド・ディカプリオがハマリ役。
前から思っていたけど、「タイタニック」の時よりも、今の小汚いチョイ悪系の役の方が面白い。
山田孝之と同じ感じの役者だと思う。
監督はマーティン・スコセッシ。
紅花とロッキー青木の話が懐かしかった。
デヴォン青木が彼の娘なわけやね。
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