「劇場版 仮面ティーチャー」
昔、「特命係長 只野仁 最後の劇場版」を観にいった時に感じたのだけど、テレビで見ている分には面白くても、映画化すると面白くないものがある。
金払って観るような密度でないものは辛い。
この映画もその一つだ。
藤沢とおるの漫画をKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演でドラマ化。
その劇場版だ。
体罰が一切禁止となった近未来、無力と化した教育現場で力により生徒を制圧することを政府から特別に許可された特別教師・仮面ティーチャーの活躍を描くもので、分類的には特撮なのか?
自分はドラマ版を見ていない。
本編の中に回想シーンが多いのはドラマを見ていることが前提であり、その意味ではファンのための映画であることは間違いない。
ファンでもないのに観に行っていることがそもそも間違いなのかもしれない。
一応、設定は冒頭で説明をしているし、そんな難しい話ではない。
いや、むしろ体罰やら本当の教育やら、今更なネタなのである。
正直、あまり面白くない。
おそらくテレビで見ている分にはそれなりに面白いのだと思う。
しかし、あえて劇場で金払って観るようなものかと言われれば微妙。
出演者が好きで、劇場の大きなスクリーンで観たいというのならありだろう。
だから自分は完全に場違いなのである。
出演者のファンの人には申し訳ない。
一応、アクションが迫力あれば良かったのだけど、それ程でもなかったのも残念。
仮面ライダーのパロディ的な要素はあるのだけど、昨今の仮面ライダー映画はアクションに気合が入りすぎているので侮れない。
そして、仮面ライダー映画でお馴染み原幹恵(B94-W61-H88)が出演していたのが、自分にとっての救いだ。
自分にとって彼女はお色気要員というよりアクション要員なんだよね。
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