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2014年2月 7日 (金)

「バイロケーション 裏」

Byroke  バイロケーション

 自分と同じ容姿でありながら全く別の人格を持つ、もう一人の自分。

 略してバイロケ(笑)

 何でも略してしまうのが今風ってか。
 もう1人の自分ネタは古今東西ジャンルを問わず多い。
 正体は自分の知らない双子の片割れだったり、クローンであったり、未来人であったり様々だ。
 ちなみにバイロケはオリジナルよりも凶 暴な性格を持ち、必ずオリジナルを殺しにくる。
 正に自分との戦いだ。
 「シックス・センス」を超える、衝撃の結末。
 ……って言われれば観にいっちゃうよ。
 いや~凄いよな、ナイト・M・シャマラン監督は映画業界の希に見る一発屋だけど、「シックス・センス」は宣伝の殺し文句だよ。
 ホラーとして怖くはないけど、どっちがオリジナルでどっちがバイロケかというサスペンスはあったと思う。
 あ、でも衝撃的な結末ではなかったけどね(笑)
 主演は水川あさみ(B82-W58-H84)。
 共演に酒井若菜(B88-W60-H84)がいるんだけど、もうすっかり母親の役が合う年齢となっていた。
 監督は安里麻里。
 劇場公開に際しては、エンディングが異なる「表」と「裏」の2バージョンがあるらしい。
 自分が観たのはどっちなんだろう?
 まさか「裏」は最後のオチがもう片方の立場からとかだったらちょっといやだな。
 いや、それ以前に劇場は上映しているのが表か裏かはっきりわかるようにした方がいいと思う。

 …とまあ、自分が前に観たのは表で、2月1日から公開されているのが裏らしい。
 結末が違うらしいので、同じような話でも途中で分岐していくのかと思いきや、最後のオチ近くまでほとんど同じ。
 途中で「あれ、ひょっとして間違えて表を観ているのか?」と思ってチケットの半券を確認したりした。
 その意味では、そのドキドキ感はヘタなホラーよりも怖いものがあった(笑)
 確かにオチは違うんだけど、もうこれってDVDの特典レベルでしょ。
 ほとんど同じ映画を2本観たような感じで、正直騙された感じが強い。
 見直しという意味では色々確認できたわけで、実はそれなりに伏線の張り方や回収はうまいなと思ったりもした。
 とりあえず、まだ観ていない人はどちらか1本でもOK。
 DVDも別々に発売だったら、誰かのバイロケに殴られても文句言えないかも。

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