「トリック劇場版 ラストステージ」
2000年にスタートした仲間由紀恵(B78-W59-H80)、阿部寛主演の人気TVシリーズの劇場版第4弾。
そして14年に渡ったシリーズの完結編…らしい。
らしいというのは、完結編と称した映画で、完結したものはほとんどなくて、大抵の場合完結=休止期間であるのだ。
しばらくして、新とかリ・スタートとか理由をつけて続編ができてしまう可能性は極めて大きい。
いつもは、よくわからない閉鎖された山の中の田舎で事件に巻き込まれるというのがパターンだが、今回は海外が舞台になっている。
しかし、だからといってやっていることは変わらない。
海外の某国でレアアースを採掘したいが、原住民が立ち退きを拒否。
原住民が崇拝する呪術師のトリックを見破るため、上田次郎と山田奈緒子はその国に行くが不可解な殺人事件に巻き込まれる。
…まあいつも通りというか、お約束な展開で進んでいく。
ただシリーズ14年ということもあって、今更な感じが強く、あえて金払って劇場で観るようなものでもない。
公開2日目にTVSPが放送されていたが、その枠で放送されても何の違和感もないだろう。
これがテレ朝開局55周年作品なのか?
こんなんでいいのか?
「踊る大捜査せ線」でもそうだが、それぞれの作品には旬というのがあって、明らかにハズしている。
まあ同窓会感覚で観るのが正解かも。
監督は今や日本映画で何でもありの堤幸彦。
これが彼の作風とはいえ、いつまで同じようなことやっててもなあと思う自分は年取ったか?
エンドロールで仲間由紀恵の若い時が出てくるのだが、昔の彼女って殺人的な美人だよなあ。
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