「ヌイグルマーZ」
世の中には伝統芸というのがあって、同じようなことを延々としているわけだが、そのお決まりが良かったり、好きだったりする。
水戸黄門や007なんか正にそれで、基本パターンは同じなのだけど、お約束の中にも新しさがあるわけだ。
しかし、やりすぎだったり、あまり変わらないと観ている方は飽きてきてしまう。
バランスが難しいのだ。
「ヌイグルマーZ」は、ドジなロリータ少女が愛する者を守るため縫いぐるみと合体して変身!
ゾンビを操り世界征服をたくらむ悪党と戦う!…てな話で、監督が井口昇なので、小ネタとベタな展開!
いつもと違うのはグロが少ないところか。
しゃべる熊の縫いぐるみがまんまテッドなのだが、そこは予告編でも和製テッドだと言っているくらいなので、指摘しても仕方ない。
まあいつも通りの井口昇の映画と言えばそれまでだが、もうさすがにちょっと食傷気味。
もちろん、そういう作家スタイルを楽しむというのもあるのだが、そろそろ辛くなってきた。
主演は中川翔子(B84-W58-H84)。
初主演映画だそうで、こういうキワモノ映画に出ることにより、オタクアイドルのポジションも守れるというもの。
しかし、何よりも自分の目当ては、日本最強のアクション女優武田梨奈(B72-W57-H82)なのだが、彼女の有効性を全く使いきれていない。
何故、彼女のアクションが生きる映画がないのだろう?
とりあえず、ゴーカイイエローの市道真央(B82-W58=h82)のスクール水着を見ることができただけでもOKとする。
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