「なんちゃって家族」
お父さんは麻薬密売人
お母さんはストリッパー
お姉ちゃんはホームレス
弟は童貞
そんな彼らは実は本当の家族ではない。
メキシコから大量の麻薬を運び込むための偽装家族
文字通りなんちゃって家族なのだ。
この日本語タイトルはナイスネーミングだ。
家族連れなら麻薬を運んでいるとは思われない。
確かに常識から考えてそんなことはありえない。
作戦としてはありだ。
そういえば昔、「多羅尾伴内」で、修学旅行の学生に拳銃を運ばせるという話があったが、それに近いものがある。
実はメキシコから麻薬を運ぶところがメインではない。
そこのところは意外に早いところで話がついてしまう。
アメリカに入ってから元締めに届けるまでに色々なトラブルが出てくる。
そして、ご想像の通り疑似家族が時には反目し助け合いながら本当の家族みたいになっていくという展開。
設定は突飛でかなり下品なところもあるが、話展開は正統派アメリカンコメディだ。
自分は面白いと思ったし好きだ。
出演は、お父さん役麻薬密売人にジェイソン・サダイキス、お母さん役ストリッパーにジェニファー・アニストン、お姉ちゃん役ホームレスにエマ・ロバーツ、弟役の童貞にウィル・ポールター。
ジェニファー・アニストンってストリッパー役なんだけど、もう44歳で普通ならかなりやばそうな年齢だけど、やっぱり女優って凄いよ。
母親役の時はどこにでもいそうだし、ストリッパーはそれなりに色気があったりするのだ。
お姉ちゃん役のエマ・ロバーツは普通にかわいい。
監督はローソン・マーシャル・サーバー。
コメディはその国の人しかわからないので、場合によっては未公開もしくはDVDスルーの可能性が高い。
今回は劇場公開されただけでも恵まれているのかも。
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五つ星評価で【★★★★道徳的に誉められないのが楽しくってしょうがない】
こーゆーんはくだらなければ、くだらないほどいい。
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