「ブランカニエベス」
1920年代のスペイン。
天才闘牛士アントニオは牛に体を貫かれて全身不随に。
彼の妻は娘のカルメンシータを生むと同時に死亡。
父は悪女エンカルナと結婚。
カルメンシータは継母であるエンカルナに虐げられて幼少期を過ごす。
成長した彼女は継母の策略で殺されそうになるが、闘牛士の小人集団に救われる。
「白雪姫」という名で彼らとともに旅に出て、女闘牛士として有名になっていくが、そんな彼女をエンカルナが見逃すわけはなかった…。
粗筋を聞いて何となく想像できると思うが、白雪姫をベースにしおり、モノクロ&サイレントで描くダークファンタジー。
う~ん、モノクロ&サイレントは21世紀では逆に新鮮かと思いきや、既に「アーティスト」でやってしまっているので新鮮さは少ない。
しかし、スペイン名物(?)闘牛士を白雪姫の話をベースにしていかに昇華させるかが見所。
どちらかというと白雪姫をベースにしたアメコミのヒーローみたいな話で、いかにして女闘牛士になるかが、バットマンやスパイダーマンになるまでと同じような感じで面白い、
モノクロ&サイレントは昔の映画っぽいが、撮影は今風であり、もう一つ二つ捻りが欲しかった。
出演は主演に新人マカレナ・ ガルシア。
継母役はに「パンズ・ラビリンス」のマリベル・ベルドゥ。
監督はパブロ・ベルヘル…って誰?
上映時間が長いかなあ。
いや普通なら短い方なんだけど、モノクロ&サイレントで100分近い上映時間は集中力が継続できない。
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