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2013年12月13日 (金)

「自分の事ばかりで情けなくなるよ」

Jibun NO MUSIC NO LLIFEって言葉があるのだが、自分は基本的に普段の生活で音楽を聞くことはない。
 一番聞くのは車に乗った時に昔のカセットを聞くくらいで最新の歌なんか知るわけがない。
 さらには車を買い換えたら、カセットがないため、今や車の中でも音楽を聞かなくなってしまった。
 人気ロックバンド、クリープハイプのフロントマン尾崎世界観の原案を基に制作。
 いわゆる歌謡映画だ。
 クリープハイプというロックバンドを自分は全く知らない。
 当然、歌も聞いたことがない。
 劇場は明らかにファンの人ばっかりでアウェー感が半端ない。
 4つの歌のエピソードで構成されており、それぞれはリンクしていいる。

 「イノチミジカシコイセヨオトメ」
 元恋人のことが頭から離れない風俗嬢の話。

 「あたしの窓」

 大好きなバンドのライブ当日に残業する羽目になってしまったOLの話。
 これが一番切なかったかなあ。

「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」

 ある歌姫の熱狂的ファンであるオタク青年の話。
 ちょっといかにもな感じだったかなあ。

 「傷つける」
 トレーラーハウスで生活する青年と家出少女の話。
 これが一番面白くなかった。

 どれも、うまくいかない人生を描いていて、気分はブルーになってしまうが、歌が救いになっている。
 映画を観ているうちに、クリープハイプの歌が好きになってきたのも事実で、これも映像の力ってやつか?
 監督は「アフロ田中」「男子高校生の日常」の松居大悟。
 こういう歌を元にしたイメージドラマもいいけど、ファンはやっぱり昔で言うフィルムコンサートの方がいいのかな?

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