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2013年12月10日 (火)

「あさひるばん」

Asahiruban ビッグコミックオリジナルの漫画版を読んでいて、あまりにもツッコミ所満載であるため、映画には全く期待していなかった。
 とりあえずネタとして観にいったのだが、映画の方は思った以上に悪くなかった。
 普通は実写になるとダメになることが多いのだが、今回は漫画がよっぽどひどかったのかもしれない。
 元高校球児の中年男3人が、彼らのかつて のマドンナである野球部のマネージャーの入院をきっかけに30年ぶりに再会!
 彼女の娘の結婚のため奔走する人情劇。
 昭和の松竹人情映画か(笑)
 漫画のツッコミ所を映画の方はもっともらしく描いている。
 チビとバカにされて喧嘩して懲戒免職で服役とか、無理のある設定はそれっぽく修正してあったりする。
 おそらく、映画の宣伝の意味を込めての漫画版なのに明らかに、足を引っ張っている。
 少なくとも自分の周りであの漫画を読んでいる人で映画は観ないという人が多かったことを報告しておく。
 とりあえず、ゆる~いコメディということで納得するのがOKだが、その割にはあまり笑えないのが残念。
 出演は主演は國村準、板尾創路、山寺宏一。共演に桐谷美玲(B78-W57-H83)、斉藤慶子(B85-W59-H88)、西田敏行、松平健。
 主演の3人は1985年が高校時代なので、今だと50前なのだが、ど~考えても國村準がそんな年齢に見えない。
 ところが映画は老け顔の一言ですませているが、相当無理がある。
 いや、もっといえば松平健も同じ世代ってのもどうよ?
 個人的には下品すぎてテレビ出演がほとんどないツジカオルコとその相変わらずの芸を見ることができて良かった。
 監督は「釣りバカ日誌」の原作者のやまざき十三。
 72歳にして初めて監督だそうで、そんな人に監督やらせるのもどうよ?と思ったが、「釣りバカ日誌」のという言葉が重要なんだろうなあ。
 シリーズ化を狙ってるなら無理だ。
 しかし、何よりもこの映画の最大の見所は冒頭部分で雛形あきこ(B83-W57-H85「雛形明子」名義の時=B88-W57-H86)が階段を下りる場面だろう。
 物凄い乳揺れをしているのだ。
 自分らが好きだったグラビアアイドルの雛形あきこはまだ終わっちゃいないと確信した。
 

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