「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」
1986年だったか「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が公開され、監督のジム・ジャーニッシュがもてはやされた時期があった。
いわゆるおしゃれ映画のブームだ。
何かよくわからないけど、そういうもんだと思って観にいった。
当然、当時の自主映画も真似したものが出てきて、途中で黒みを入れるのがその典型だ。
実は今でもよくわかっていないのだが、とりあえず映画ファンの端くれとしては「面白い」と言うしかなかった。
そして、ジャーニッシュの4年ぶりの新作。
何世紀も生きるヴァンパイアが21世紀で生きにくいという話。
ゾンビとヴァンパイアは映画のネタとして毎年量産されているが、まさかジャーニッシュも手を出すとは…ちょっと意外。
ジャーニッシュのことだから、さそやおしゃれなヴァンパイア映画を作るに違いない。
結論から言えば、確かにおしゃれである。
スタイリッシュな映像とオフビートな会話。
シニカルとユーモアの絶妙なバランス。
しかし、最大の欠点は面白くないこと。
さらに上映時間が長い。
好きな人は好きだろうけど、自分は全くダメだった。
出演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン。
この映画が面白いと言い切れるのがかっこいい映画ファンなんだろうけど、自分はダメだった。
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14-2.オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ■原題:Only Lovers Left Alive■製作年、国:2013年、アメリカ・イギリス・ドイツ■上映時間:123分■料金:0円(1カ月FP9本目)■観賞日:1月3日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)
□監督・脚本:ジム・ジャーム...... [続きを読む]
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