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2013年12月25日 (水)

「永遠の0」

Eien 若い人に戦争が何故いけないか聞くと「人が死ぬから」と即答された。
 人が死ぬのなら交通事故だって同じなわけで、おそらく学校で戦争は頭からダメだと教え込まれ、人が死ぬからというのを最大の理由にしているようだ。
 学校は第二次世界大戦の歴史は軽くスルーしてしまうことが多い。
 しかし、本当は戦争がいけない理由を明確にすべきだ。
 〈最後の外交手段〉と言われる戦争は、労力と費用が莫大であり、できればやりたくないはずだ。
 それでもやらなくてはいけない理由をもっと説明するべきである。
 当然、戦争関係の日本映画は反戦思想が前提だ。
 だいたい主人公は戦争反対を唱えている。
 しかし、当時、そんなことを言っている人がどれくらいいたのか?
 情報を制御した国家ぐるみのマインドコントロールはもっと徹底していたはずだ。
 戦争批判をしようものならしょっぴかれていったかもしれない。
 戦争を考えるなら、当時の戦争高揚映画を観たら、その怖さをひしひしと感じるはずだ。
 何故なら現在の視線が入っていないから。
 正直、自分は日本の戦争映画が好きではない。
 押しつけがましいからだ。
 だから、実はこの映画も全く期待していなかった。
 数年に1回出てくる戦争ネタの映画としか思っていなかった。
 百田尚樹の原作も読んでいない。
 現代の青年が、零戦パイロットだった祖父の戦死の謎を調べていくと、かつての戦友が臆病者だと非難する。
 天才ゼロ戦操縦士なのに生きることに執着する腰抜けだと言うのだ。
 しかし、そんな人間が何故、特攻に志願したのか?
 調べていくうちに意外な真相がわかってくる。
 腕はピカイチなのに戦いを避ける理由を追求していく前半と、真実がわかってくる後半。
 これだけでも十分面白いのに、さらに戦死した家族の話が泣けた。
 よくありがちな反戦の話は前面に出ているわけではない。
 特攻の無謀さをさりげなく描いている。
 あくまで話は推理小説仕立てだ。
 だからこそ、ダレずに最後まで観ることができる。
 そして気になるゼロ戦の空中戦は、意外に迫力があって良かった。
 予想以上にショボくない。
 ちょっと「紅の豚」を意識したような絵作りは微笑ましいが…。
 主演は岡田准一。
 共演は井上真央(B77-W60-H81)、三浦春馬。
 監督は特撮で有名な山崎貴。
 2013年最後に出てきた良作。
 必見です。

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