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2013年12月31日 (火)

「武士の献立」

Bushikon イメージ的に侍は人を斬ったり、切腹したりしているイメージがあるが、江戸時代はそんな無法状態であるわけでもない。
 刀は持っていても使うことは滅多にない。
 お城勤めは色々な仕事があり、それは現在の会社勤めとあまり変わらない。
 侍とサラリーマンの根本はあまり変わらないのだ。
 この映画に出てくる侍は主君家族の食事をまかなう仕事をしており、包丁侍と言われている。
 人を斬らずに肉や野菜を切るのだ。
 加賀藩の料理方である舟木伝内が息子の嫁にと連れてきたのは、確かな料理の腕と舌を持ちながら、気の強さから一年で離縁された春だった。
 伝内に懇願されて二度目の結婚を決意した春だったが、伝内の跡取りで夫となる安信は料理方の仕事を恥だと思っており、全くやる気がなかった。
 彼よりも4つ年上の春は必死になって夫に料理を教え、盛り立てようとする。
 ちょっと前に「武士の家計簿」もあったり、侍も生きるためには大変であることを実感。
 思った仕事につけることができずに、やさぐれているのは、今の会社でもよくあることで、これは昔も今も変わらない。
 与えられた仕事はやらなくてはいけない。
 無謀な夢を追ってしまおうとすることもあるが、結局落ち着くところに落ち着くのが妙にリアルだ。
 理不尽なことは今も昔も同じだ。
 江戸時代の話とはいえ、現代社会にも通じるものがあるので、観ていて大変面白い。
 この映画に出てくるできた姐さん女房は実際には少ないだろうけど、男には理想だろうなあ。
 出演は上戸彩(B82-W58-H84)、高良健吾。
 今風の上戸が時代劇ってどうよ?と思ったがそんなに悪くない。
 むしろ共演の成海璃子(B79-W60-H87)の方が浮きっぱなしだ。
 監督は「サラリーマン専科」や「釣りバカ日誌」の朝原雄三なので手堅い演出。
 ただ食べ物がメインの話なのにあまり美味しそうに見えない。
 やっぱり、森田芳光なんだろうけど…いや言うまい。

2013年12月30日 (月)

「ハンガー・ゲーム2」

Hg2 あまりにもつまらなさに驚いた「ハンガー・ゲーム」だが、さらに驚くのはシリーズ化が決定していたことだった。
 そして、2作目の公開。
 正直、観る気があまりなかったのだが、シリーズ物は全部観てその面白さがわかるものなのかもしれない。
 そう考えて観にいっちゃいましたよ。
 今回は1作目よりも公開規模が小さく、公開している劇場も1日に転がる回数が異常に少ない。

 独裁国家で毎年開催される残忍なサバイバル・ゲームであるハンガー・ゲームで生き残り勝者とって故郷へ帰ってきたカットニス。
 圧政に苦しむ国民にとり、カットニスの戦いは勇気を与え、政府に対する反乱の機運を高めた。
 当然、大統領はこの状況を抑えるためにカットニスを抹殺しようと考えていた。
 そして第75回記念大会に歴代優勝者による史上初のグランドチャンピオン・バトルを開催!
 カットニスは、百戦錬磨の最強チャンピオンたちに立ち向かうことになる。

 大変つまらない。

 スター・ウォーズや007を出すまでもなく、この手の映画ってたたみ込むようにバトルに突入することにより盛り上がるものだが、この映画は1作目に引き続きゲームが始まるまで1時間以上かけている。
 そしてそのバトルもあっという間に終わるというか、中途半端に終了。
 シリーズ物とはいえ、やはり1本の作品でそれなりに起承転結を作らないとダメだと思う。
 完全にトワイライト・サーガと同じような、ユルい話展開には困った。
 主演のジェニファー・ローレンスは「世界にひとつのプレイブック」で一流女優の仲間入りをしていたのに、こんな映画に出ている場合じゃないだろ!
 っつうか、間違いなくジェニファー・ローレンスの無駄使い。
 「世界にひとつのプレイブック」では美人に見えたのに、このシリーズだと微妙に見えるのは何故だろう?
 監督は「コンスタンティン」や「アイ・アム・レジェンド」のフランシス・ローレンス。
 調べたら毎年続編ができて、4作目までできるそうな。
 いや、うまくやれば3作で終わるでしょ。
 あと、自分が見逃しただけかもしれないけど、カットニスの使う弓矢の矢ってどこで補充されるの?
 あれだけ使いまくっても、なくならないみたいだけど。
 

2013年12月29日 (日)

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」

Only_lovers_left_alive 1986年だったか「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が公開され、監督のジム・ジャーニッシュがもてはやされた時期があった。
 いわゆるおしゃれ映画のブームだ。
 何かよくわからないけど、そういうもんだと思って観にいった。
 当然、当時の自主映画も真似したものが出てきて、途中で黒みを入れるのがその典型だ。
 実は今でもよくわかっていないのだが、とりあえず映画ファンの端くれとしては「面白い」と言うしかなかった。
 そして、ジャーニッシュの4年ぶりの新作。
 何世紀も生きるヴァンパイアが21世紀で生きにくいという話。
 ゾンビとヴァンパイアは映画のネタとして毎年量産されているが、まさかジャーニッシュも手を出すとは…ちょっと意外。
 ジャーニッシュのことだから、さそやおしゃれなヴァンパイア映画を作るに違いない。
 結論から言えば、確かにおしゃれである。
 スタイリッシュな映像とオフビートな会話。
 シニカルとユーモアの絶妙なバランス。
 しかし、最大の欠点は面白くないこと。
 さらに上映時間が長い。
 好きな人は好きだろうけど、自分は全くダメだった。
 出演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン。
 この映画が面白いと言い切れるのがかっこいい映画ファンなんだろうけど、自分はダメだった。

2013年12月28日 (土)

「ブリングリング」

The_bling_ring_2 とにかく十代は色々な意味でバカだ。
 不良はもちろん、頭のいい奴だって間抜けなところもある。
 だって、子供なんだから。
 そしてこれからの人生が長いし、根拠もなく何にでもなれると思っている。
 しかし、悲しいかな、彼らには金がないのだ。
 セレブリティの生活に憧れる。
 セレブの家に忍び込む。
 意外に簡単。
 ブランドの服や宝石を盗む。
 セレブは金持ちなのか盗まれても気づかないのか、大騒ぎにならない。
 ここでやめればOKだが、さらにエスカレート。
 いつの間にかのっぴきならない状況に。
 まさに負のスパイラル状態。
 しかし、欲望に歯止めがきかないのが十代だ。
 そして盗んでも黙ってればいいのに、フェイスブックで自慢げに晒してしまう。
 コンビニや飲食店の冷蔵庫に入った写真をアップしている奴もバカだが、さらに上をいっている。
 そしてこれは実話を元にしているのだ。
 実際に被害に遭ったパリス・ヒルトンが自宅 を撮影場所に提供している。
 ここらへんがセレブの太っ腹なところか。
 無軌道な若者の青春をスタイリッシュな映像で描いているが、観ていて心に響かない。
 登場人物に生活感がないから。
 それは何故か?
 監督がソフィア・コッポラだから当然。
 この人とトニー・スコットは映像がかっこいいだけなんよね。
 出演は「ハリー・ポッター」のエマ・ワトソン。
 子役から活躍すると、大人になるとろくでもないパターンが多いが、彼女はええ感じに育っているので安心。
 今更言っても遅いけど、ちったあ見習えよ、マコーレ・カルキン。
 実話を元にしているので結果はご存じの通りだが、反省も後悔もしていないのが若者の生き方だ。

2013年12月27日 (金)

「鑑定士と顔のない依頼人」

The_best_offer 一発屋の映画監督と言えば、多くの人がナイト・M・シャマランを真っ先に上げるだろう。
 「シックス・センス」以外は微妙な映画ばっかり。
 だけど、やればできる子なんです…と言わんばかりに、期待して新作を観にいく度に裏切られているのだ。
 そして、ジュゼッペ・トルナトーレもそんな監督の1人かもしれない。
 「ニュー・シネマ・パラダイス」で映画ファンの心をがっちり鷲掴み。
 その後、「海の上のピアニスト」も悪くはなかったけど、「ニュー・シネマ・パラダイス」を越えることはできていない。
 結論から言えば「鑑定士と顔のない依頼人」は「ニュー・シネマ・パラダイス」を越えてはいない。
 だけど、ミステリーとしては面白い。
 天才オークション鑑定士ヴァージル・オールドマン。
 ある屋敷の鑑定依頼をされるが、依頼人の女性は何かに理由をつけて姿を現さない。
 しかし、彼女の屋敷で、18世紀の機械人形と思われる一部を発見!
 そして、屋敷の隠し部屋に依頼人がいることを知り、覗き見ると若く美しい女性だった…。
 最初は顔を出さない依頼人が誰かを追求。
 後半は正体がわかった依頼人との関係の進展。
 そして最後の正にどんでん返し的意外な展開。
 散りばめられた伏線が回収される気分の良さ。
 とにかく、できる限り予備知識なしで観ることをオススメする。
 主演はジェフリー・ラッシュ。
 共演に久しぶりのドナルド・サザーランド。
 一度観て、さらに二度観すると色々なことがわかってくる。
 特典がなくても、純粋にもう一度観にいきたくなる映画なのだ。

2013年12月26日 (木)

「ウォーキング with ダイナソー」

Walking_with_dinosaurs 実際の姿は誰も見たことがないのに恐竜は大人気だ。
 スーパー戦隊がまんまキョウリュウジャーであることから子供にも大人気だ。
 言われてみれば「恐竜探検隊ボーンフリー」だって一生懸命見ていた子供もいた。
 恐竜映画の決定打はやはり「ジュラシックパーク」であり、それ以降の基準となってしまった。
 この映画は科学的考証と最新のCG技術でリアルな恐竜の世界を表現。 
 「ディー プ・ブルー」などの良質なドキュメンタリーを手掛けてきたイギリスBBC EARTHフィルムズが製作なので気合いが入っている。
 草食恐竜パキリノサウルスが成長して群のリーダーになるまでを描いている。
 リアル指向かと思いきや、恐竜や鳥が喋りまくり。
 ゆる~い会話が展開。
 ここらへんでドン引きする人もいるかもしれないが、自分は許容範囲。
 「キタキツネ物語」よりはいいかなと思ってしまう。
 それよりも昔、自分が知っている恐竜が少ないのが悲しい。
 草食恐竜が主役なのは当然で、肉食だと命の危険はないし、食事シーンそのものが猟期的だ。
 話は学研のひみつシリーズみたいであり、その意味では子供向きかな。
 日本語版はとんねるずの木梨が起用されているが、そんなに悪くもなく、少なくともダイナソーならぬダイナシーにはなっていない。

2013年12月25日 (水)

「永遠の0」

Eien 若い人に戦争が何故いけないか聞くと「人が死ぬから」と即答された。
 人が死ぬのなら交通事故だって同じなわけで、おそらく学校で戦争は頭からダメだと教え込まれ、人が死ぬからというのを最大の理由にしているようだ。
 学校は第二次世界大戦の歴史は軽くスルーしてしまうことが多い。
 しかし、本当は戦争がいけない理由を明確にすべきだ。
 〈最後の外交手段〉と言われる戦争は、労力と費用が莫大であり、できればやりたくないはずだ。
 それでもやらなくてはいけない理由をもっと説明するべきである。
 当然、戦争関係の日本映画は反戦思想が前提だ。
 だいたい主人公は戦争反対を唱えている。
 しかし、当時、そんなことを言っている人がどれくらいいたのか?
 情報を制御した国家ぐるみのマインドコントロールはもっと徹底していたはずだ。
 戦争批判をしようものならしょっぴかれていったかもしれない。
 戦争を考えるなら、当時の戦争高揚映画を観たら、その怖さをひしひしと感じるはずだ。
 何故なら現在の視線が入っていないから。
 正直、自分は日本の戦争映画が好きではない。
 押しつけがましいからだ。
 だから、実はこの映画も全く期待していなかった。
 数年に1回出てくる戦争ネタの映画としか思っていなかった。
 百田尚樹の原作も読んでいない。
 現代の青年が、零戦パイロットだった祖父の戦死の謎を調べていくと、かつての戦友が臆病者だと非難する。
 天才ゼロ戦操縦士なのに生きることに執着する腰抜けだと言うのだ。
 しかし、そんな人間が何故、特攻に志願したのか?
 調べていくうちに意外な真相がわかってくる。
 腕はピカイチなのに戦いを避ける理由を追求していく前半と、真実がわかってくる後半。
 これだけでも十分面白いのに、さらに戦死した家族の話が泣けた。
 よくありがちな反戦の話は前面に出ているわけではない。
 特攻の無謀さをさりげなく描いている。
 あくまで話は推理小説仕立てだ。
 だからこそ、ダレずに最後まで観ることができる。
 そして気になるゼロ戦の空中戦は、意外に迫力があって良かった。
 予想以上にショボくない。
 ちょっと「紅の豚」を意識したような絵作りは微笑ましいが…。
 主演は岡田准一。
 共演は井上真央(B77-W60-H81)、三浦春馬。
 監督は特撮で有名な山崎貴。
 2013年最後に出てきた良作。
 必見です。

2013年12月24日 (火)

「プレーンズ」

Planes カーズのスピンオフで今度は飛行機の話だ。
 昔、「トムとジェリー」の真ん中のアニメに飛行機を擬人化したアニメがあったけど、正に現在に蘇ったテックス・アヴェリーのアニメである。
 田舎の農場で働く農薬散布用のプロペラ飛行機のダスティ。
 彼の夢は、世界一周レースでチャンピオンになること。
 しかし、レース用飛行機ですらない彼はあまりにも無謀だった。
 やがて、何とか奇跡的に予選を通過したダスティは世界一周レースの出場権を獲得。
 しかし、彼は飛行機なのに高所恐怖症だった…。

 話は王道すぎるくらい王道。
 飛行機なのに高所恐怖症。
 何故なら農薬散布用の飛行機なので300m以上上空は飛んだことがないという、無理矢理なようで意外に筋の通った設定。
 そして、これが普通なら高所恐怖症を克服してレースに挑むのだが、この映画はそうではなく、ハンディをカヴァーしながら挑戦するという方向で進んでいく。
 低空飛行で何とかするのだ。
 もちろん、最後は高所恐怖症を克服することになるんだけどね。
 実は予想以上に飛行シーンが面白く、実際に自分が飛んでいるような気分になるし、ドックファイトは侮れない迫力!
 特に冒頭はへたな実写よりもよくできている。
 カーズの世界のスピンオフなのでディズニー/ピクサーが作っているかと思いきや、実はビデオスルー作品を中心に動いているディズニーの新興制作部門 “ディズニートゥーン・スタジオ”が担当。
 つまり場合によってはDVDスルー作品であり、それを3D化して劇場公開しているのだ。
 2作目があるのを本編前に宣伝しているのは逆効果。
 せめて、この作品の上映の場合は後でしょ。
 ティンカー・ベルも面白かったのに続編がいつのまにか劇場公開されなくなってしまったので、ひょっとして3作目以降はDVDスルーの可能性は大きい。
 本編前に短編アニメがつくかと思いきや、「アナと雪の女王」の歌のPVで、あまりにも激しい宣伝活動にげんなり。

2013年12月23日 (月)

「利休にたずねよ」

Rikyu そういえば、1989年同じ時期に東宝と松竹が利休の映画を作って、利休映画対決って盛り上がってたなあ。
 実際どれくらいの人が観にいったかどうかは知らないが、利休のネタは映画・ドラマを問わず多い。
 そして、またもや利休映画登場。
 主演は市川海老蔵。
 共演は中谷美紀(B83-W58-H86)、大森南朋、伊勢谷友介。
 海老蔵は見た目はかっこいいし、私生活は色々あって面白いけど、映画はダメかも。
 何故なら、「もののけ姫」の森繁以上に何を喋っているのかわからない。
 さらに中谷美紀が「清洲会議」にも出ているので、役を混同してしまいそうだ。
 話は利休が切腹に至るまでを振り返り、何故彼が独自の美学を持つに至ったかを描いている。
 後半まさかの韓国ドラマ展開になるとは思わなかった。
 ここらへんは賛否の分かれるのは仕方ないだろう。
 個人的にはそんなに嫌いな話じゃない。
 いや正直言うと全く期待していなかったので、そんなにつまらなくはなかった。
 監督は「火天の城」の田中光敏。
 「清洲会議」とセットで観ると、話がリンクするところがあって面白いかも。

2013年12月22日 (日)

「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」

Gw_3 冬休み映画定番の仮面ライダー映画。
 9月で新しいライダーになるので、その新ライダーと前のライダーが競演するというのがおい約束で、今回はウィザードと鎧武が登場する。
 仮面ライダーウィザード編ではテレビシリーズの後日談が描かれ、仮面ライダー鎧武編ではラ
イダーと戦国武将との一大バトル展開する。
 ここ最近のMOVIE大戦は面白かったのだけど、今回はイマイチだった。
 いや、おそらく普通なんだろうけど、ここ最近のが面白すぎたから仕方ないんだよな。
 それ以前に、鎧武がTVシリーズを観ていても全くついていけない。
 フルーツで変身まではいいんだけど、今の段階では主人公たちって踊って遊んでいるだけで、命かかってないので緊迫感がないんだよねえ。
 ひょっとしてこれから面白くなるのか?
 映画はフルーツじゃなくて、仮面ライダーの頭で変身する。
 ここはちょっと笑うところかな。
 おそらく大人はダメなんだろうけど、子供には受けるのかな?
 一応、今までのライダーのネタには笑った。
 ひょっとして、もう昭和ライダー世代には平成ライダーはついていけなsくなったかなあ。
 そんなことを考えていたら、次回は昭和ライダーVS平成ライダーだそうで、これは親と子で盛り上がるのにはもってこいかな。
 ひょっとして、さらに新しい元号のライダーも…(自粛)

2013年12月21日 (土)

「ジ、エクストリーム、スキヤキ」

Sukiyaki 男女4人で海にドライブ。
 うだうだとした会話が全編続いている。
 それも脱力系というか、ちょっとハズした感じの会話だ。
 おそらく予告編や、マナーCMの方が勢いがある。
 正直、面白いかどうかと言われたら微妙。
 というか、最近こんな感じの映画が多い。
 話は色々深読みはできると思うけど、自分はそこまで楽しむ気分じゃなかったので淡々と観ていた。
 出演は井浦新と窪塚洋介。
 「ピンポン」のコンビ再びってところか。
 個人的には倉科カナ(B89-W59-H87)のいかにもいそうな感じの役が良かった。
 すき焼きはやっぱりそれ専用のタレを買うのが楽だよ。
 そして「死の翼アルバトロス」の影響でビールを入れるのが流行った時期があったのも今は良い思い出だ。

2013年12月20日 (金)

「ブランカニエベス」

Blanca 1920年代のスペイン。
 天才闘牛士アントニオは牛に体を貫かれて全身不随に。
 彼の妻は娘のカルメンシータを生むと同時に死亡。
 父は悪女エンカルナと結婚。
 カルメンシータは継母であるエンカルナに虐げられて幼少期を過ごす。
 成長した彼女は継母の策略で殺されそうになるが、闘牛士の小人集団に救われる。
 「白雪姫」という名で彼らとともに旅に出て、女闘牛士として有名になっていくが、そんな彼女をエンカルナが見逃すわけはなかった…。

 粗筋を聞いて何となく想像できると思うが、白雪姫をベースにしおり、モノクロ&サイレントで描くダークファンタジー。
 う~ん、モノクロ&サイレントは21世紀では逆に新鮮かと思いきや、既に「アーティスト」でやってしまっているので新鮮さは少ない。
 しかし、スペイン名物(?)闘牛士を白雪姫の話をベースにしていかに昇華させるかが見所。
 どちらかというと白雪姫をベースにしたアメコミのヒーローみたいな話で、いかにして女闘牛士になるかが、バットマンやスパイダーマンになるまでと同じような感じで面白い、
 モノクロ&サイレントは昔の映画っぽいが、撮影は今風であり、もう一つ二つ捻りが欲しかった。
 出演は主演に新人マカレナ・ ガルシア。
 継母役はに「パンズ・ラビリンス」のマリベル・ベルドゥ。
 監督はパブロ・ベルヘル…って誰?
 上映時間が長いかなあ。
 いや普通なら短い方なんだけど、モノクロ&サイレントで100分近い上映時間は集中力が継続できない。

2013年12月19日 (木)

「もらとりあむタマ子」

Tamako 大学を卒業後、就職もせずに帰省した実家で、ひたすら食っちゃ寝を繰り返し、起きている時は漫画をむさぼり読んでダラダラと過ごすぐうたら女子がの日常を、秋から夏までの 1年の季節の変化と共に描く。
 いわゆる自宅警備員の話といってしまえばそれまで。
 さらにそんな立場で言うことはもっともらしい。
 正に言うだけ番長。
 実は微塵も期待していなかったのだが大変面白い!
 ぶっちゃけ何も起こらない。
 いや厳密に言うと映画的盛り上がりは何もない。
 見た目には大きな事件は起きないものの、細かいながらも盛り沢山の内容。
 そしてそれらは、大なり小なり誰もが経験したり共感できたりするものなのだ。
 くすっと笑えるところもあれば、ホロッと泣かせるところもある。
 じんわり染みる傑作ですよ。
 主演は前田敦子(B77-W57-H83)で、おそらく彼女の出演作では一番できが良い。
 監督は「天然コケッコー」の山下敦弘監督。
 個人的には予告でもお馴染みの劇中セリフが面白く、時々日常生活で使わせてもらっている。
 その中でも「少なくとも今ではない」が個人的に流行語大賞だ。

2013年12月18日 (水)

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」

Kanouso さすがに今の世の中、いやもっといえば昔から白馬の王子様なんかいないので、実在していて王子様的な存在を設定しなければならない。
 そのギリギリの存在が男優だったり人気バンドマンのメンバーだったりするわけだ。
 沢山のファンがいるのに自分だけを選んでくれたら幸せかもしれない。
 そんなベタなネタは手を変え品を変えて、いつの時代にも出てくる。
 この映画は、音楽業界を冷めた目で見つめるサウンドクリエイターと、シンガーとしての人並み外れた才能を秘めた少女の恋物語だ。
 え、今更?
 そう思うのは年寄りだ。
 何故なら世代はどんどん入れ替わっていくから。
 劇場は若い女の子の佃煮状態。
 無茶苦茶期待していたわけでもなかったせいか、それなりに面白かった。
 おそらく恋愛中心ではなく、音楽業界を中心としているので、そんな浮世めいたことにはなっていない。
 もちろん、お約束の要素はきちんと入っているのだけど、夢物語に野暮なことは言ってはいけない。
 青木琴美の漫画の映画化なので、ベタな展開はお約束だ。
 出演は「仮面ライダー電王」の佐藤健と、新人・大原櫻子。
 監督は「FLOWERS フラワーズ」の小泉徳宏。
 エンドロールの後のエピソードは蛇足なので、この映画に限りエンドロール中に帰ることをオススメする。
 客が若い女子だと、当然、上映中に携帯やスマホを使いだす。
 もう今の若い人は2時間以上の映画は無理なので、戦時中のように1時間前後の映画を公開するべきだと思う。

2013年12月17日 (火)

「旅する映写機」

Tabisuru 自分は映画は好きだが、上映するシステムには全くこだわりがない。
 作品が面白いかどうかが重要であり、フィルムだろうがデジタルだろうがそんなものは全くどうでもいいのだ。
 時々、フィルムに物凄くこだわる人がいるのだが、果たして情報なしに映像を見て判断ができるかどうかは極めて疑問である。
 そしてつきつめていくと、フィルムっぽい映像=映画という固定観念があるだけなのだ。
 デジタル化が進むと当然、今まで使っていたフィルムの映写機は必要でなくなってくる。
 果たしてフィルム映写機は廃棄されて終わりなのだろうか?
 この映画は、映写機をめぐる 歴史、映写技師やメンテナンス技術者たちを追うドキュメンタリーだ。
 シネコンが乱立し、デジタル上映が当たり前の時代だが、日本のどこかにはフィルム上映をしている劇場や、移動上映がある。
 正直、かなり非効率であり、そもそも極端に人口が少ない地域で映画興行が成り立つのか?
 ましてや、今や通販ですぐに映画ソフトが買える時代で、ホームシアターも下手すれば、この映画で紹介される劇場よりも高性能である。
 結論から言えば、映画を愛する人の心意気だけなのである。
 彼らのこだわりだけなのだ。
 映画を見るだけでなく、人に映画を見せることに喜びを感じている人もいるのだ。
 自分は絶対にやらないが、そういう人がいるのは嬉しいし尊敬する。
 映画が好きな自分が好きなのかもしれない。
 それでも実行するのは大変なことに違いない。
 監督は森田惠子。
 最近の作品なのに、何故かSDサイズはこだわりなのか?
 あと、インタビューはやっぱりガンマイクじゃなくて、ちゃんと集音マイクを使って欲しかった。
 
 

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2013年12月16日 (月)

「47RONIN」

47 そういえば、キアヌ・リーヴスが「忠臣蔵」に出る話があったが、ネタだろうと思って軽くスルーしたら、まさか本当の話だったとは!!
 そもそもどこから見ても外人の彼がどうやって日本の時代劇に出るんだ?と思ったら、忠臣蔵の忠実な映画化ではなく、モチーフにしただけだった。
 日本みたいな国で展開するファンタジーなのだ。
 だから日本、いや世界中どこを探しても絶対にいないような獣が出てくるし、登場人物の衣装も日本だけでなく、中国や韓国の要素も入っている。
 つまり、結論から言えば日本のテイストを入れたファンタジーなのだ。
 時代考証とか考えるだけ無駄だ。
 外国人から見たら、日本の文化、特に時代劇に出てくるようなのはかなり異常で、そもそも切腹とか普通に考えてもありえないでしょ。
 むしろ、外国人が忠臣蔵をいかにアレンジしてるかを楽しむくらいじゃないと。
 そうはいいながらもメチャクチャ面白いかといえばそうでもなく、極めて普通のファンタジーアクションだった。
 キアヌ・リーヴスは相変わらずキワモノ映画ばかりに出演している。
 今後もブレずに頑張ってもらいたい。
 共演に真田広之、浅野忠信、柴咲コウ(B76-W58-H83)、菊池凛子(B83-W62-H86)、赤西仁。
 真田広之と菊池凛子は日本を代表する国際スター…なのか?
 監督はカール・リンシュ。
 この映画が初長編だそうな。
 3Dだが、その効果はあまりない。
 日本人より外国人がどう考えるか知りたい映画だ。
 

2013年12月15日 (日)

「ゼロ・グラビティ」

Gravity この映画は極めて単純な話で事故で宇宙空間に放り出された主人公が地球に何とか帰ろうとするだけなのである。
 登場人物も2人。
 いや、実質半分以上は1人だ。
 盛り上がるようなエピソードは何もない。
 だから人によってはドラマがないと言うかも知れない。
 ところが、映画的な盛り上がるドラマはないが、内容は盛り沢山だ。
 普通のアクション映画よりも遥かに手に汗握ってしまう。
 何故ならこれは珍しく一人称映画であり、体感する映画なのだ。
 無限に広がる(笑)大宇宙で、人類が生きていける空間は宇宙服の中だけ。
 その宇宙服でさえも空気の量は決まっている。
 それがなくなると死んでしまうのだ。
 この映画は広い空間を狭い中で過ごす人間を描いている。
 観ていて息苦しい。
 そして主人公と同じように孤独を感じる。
 上下を感じさせない宇宙空間。
 宇宙服の通信機を通した振動でわかる音。
 「2001年宇宙の旅」の進化形。
 正に「2013年宇宙の旅」と言っていいかもしれない。
 ナンチャッテ3Dが多い中、久しぶりに出てきた3Dの必然性。
 いやもっといえば、2Dでもわかる空間の構図。
 極めて単純な話を演出と撮影技術で緊迫感と緊張感を出している。
 出演はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー。
 監督は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン。
 昔、自分たちが考えていた21世紀は宇宙へは熱海へ行くような感覚で行けるものだと思っていた。
 しかし、残念ながらそんな時代は来なかったし、少なくとも自分が生きている間にそんな時代は来ないだろう。
 だけど、この映画で疑似体験ができたので満足だ。。
 
 

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2013年12月14日 (土)

「フィルス」

Filth 日本人留学生殺人事件発生!
 捜査の指揮をするのは優秀な頭脳ではあるが、アルコールとドラッグ依存症で、売春や不倫に手を出す最低刑事ブルース・ロバートソン。
 この事件さえ解決すれば警部補昇進も間違いなし。
 しかし、捜査が進んでいくと、自分の過去の問題が出てきて精神的に追いつめられていくのだった…。

 「トレインスポッティング」の監督ではなく原作者の小説を映画化。
 当然、そんなの読んでないよ。
 というか、「トレスポ」の監督作品の方が集客しやすいだろうなあ。
 大変面白い。
 その面白さの成分の半分以上は主人公の悪徳警察官につきてしまう。
 やることなすこと正に最低最悪で、映画で見ている分には面白いけど実際にいたら困ってしまう。
 前半はそんな彼の困った日常を描いているが、後半あたりから彼の過去と精神状態の話になっていく。
 最後のオチは何となくわかってしまうのだが、それ以上に前半はイケイケだった彼が、実は内面はそうではなく、救いを求めている少し泣けてくるものがあるのだ。
 97分の上映時間と短いのに、テンポも良いのでさらに短く感じてしまう。
 主演は「ウォンテッド」の ジェームズ・マカヴォイ。
 彼の弾けっぷりが良い!
 監督はジョン・S・ベアード。
 これが長編2作目だそうで、今後も期待したい。

2013年12月13日 (金)

「自分の事ばかりで情けなくなるよ」

Jibun NO MUSIC NO LLIFEって言葉があるのだが、自分は基本的に普段の生活で音楽を聞くことはない。
 一番聞くのは車に乗った時に昔のカセットを聞くくらいで最新の歌なんか知るわけがない。
 さらには車を買い換えたら、カセットがないため、今や車の中でも音楽を聞かなくなってしまった。
 人気ロックバンド、クリープハイプのフロントマン尾崎世界観の原案を基に制作。
 いわゆる歌謡映画だ。
 クリープハイプというロックバンドを自分は全く知らない。
 当然、歌も聞いたことがない。
 劇場は明らかにファンの人ばっかりでアウェー感が半端ない。
 4つの歌のエピソードで構成されており、それぞれはリンクしていいる。

 「イノチミジカシコイセヨオトメ」
 元恋人のことが頭から離れない風俗嬢の話。

 「あたしの窓」

 大好きなバンドのライブ当日に残業する羽目になってしまったOLの話。
 これが一番切なかったかなあ。

「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」

 ある歌姫の熱狂的ファンであるオタク青年の話。
 ちょっといかにもな感じだったかなあ。

 「傷つける」
 トレーラーハウスで生活する青年と家出少女の話。
 これが一番面白くなかった。

 どれも、うまくいかない人生を描いていて、気分はブルーになってしまうが、歌が救いになっている。
 映画を観ているうちに、クリープハイプの歌が好きになってきたのも事実で、これも映像の力ってやつか?
 監督は「アフロ田中」「男子高校生の日常」の松居大悟。
 こういう歌を元にしたイメージドラマもいいけど、ファンはやっぱり昔で言うフィルムコンサートの方がいいのかな?

2013年12月12日 (木)

.「愛しのフリーダ」

.Freeda 高校時代、ビートルズの歌を聞いていた。
 自分が持っているのは「オールディーズ」と「ロックンロールミュージック」だ。
 ビートルズの映画も公開されたら観にいっている。
 当然、関連映画も観ている。
 「抱きしめたい」は面白かったなあ。
 時代を越えて愛されているビートルズ。
 さすがにもうネタがつきたと思ったら、ビートルズの秘書のドキュメンタリーが出てくるとは。
 17歳の時、ただの一ファンに過ぎなかった少女フリーダ・ケリーはブライアン・エプスタインに雇われ、ザ・ビートルズの秘書となり、11年 間にわたってその活躍を陰で支え続けた。
 この映画は彼女が秘書時代を振り返って語るドキュメンタリーだ。
 確かに世界一の人気バンドの秘書ともなれば話を聞きたい。
 もし自分がその立場だったら、あっちこっちでベラベラ話している。
 ところが、彼女は今まであまり語ることがなかったという。
 おそらく物凄いビートルズの秘密を語ってくれると期待していたら、意外に当たり障りない話でちょっとがっかり。
 まあ一応、久しぶりにビートルズの歌(彼らが歌っているわけではない)を聞けて良かった。 
 あと秘書と聞くとメガネの似合う美人を想像しそうだが、遥かにほど遠いので念のため。

2013年12月11日 (水)

「ネイキッド・ソルジャー 亜州(アジア)大捜査線」

Naked_soldier 「燃えよデブゴン」というタイトルで、すっかりデブのイメージが定着しているサモ・ハン・キンポーだが、実は筋肉デブであり、ぶよぶよのデブとは全く違う。
 そもそもデブがあそこまで動けるわけがない。
 おそらく彼以外にあそこまで動けるのは、「さすがの猿飛」の肉丸君くらいである。
 そんなサモ・ハン・キンポーだがいつのまにか、名前がサモ・ハンになっていた。
 何故?
 いや、そんなのはいいや。
 とりあえず彼が主演のアクション映画があるなら観にいくよ。
 インター ポールの敏腕捜査官が麻薬組織の報復に遭い、家族を殺害され、唯一生き残った娘も誘拐されてしまう。
 やがて誘拐された娘は洗脳され、殺人マシーンになっていた。
 15年後、父VS娘の戦いが始まる…。
 っていうベタな話展開。
 物凄く親子の葛藤があるのかと思いきや、結構軽く流されてしまう。
 これが香港テイストってやつか?
 だって、これはもう殺し屋になった娘=アクション要員でしかないから。
 まあ、それはいいんですわ。
 何故なら、こっちの目当てはサモ・ハンのアクションだから。
 ついでに女性アクションも見ることができたらいいなあてな感じだ。
 アクションは思った程盛り沢山でなく、手に汗握るものでもなかった。
 お目当てのサモ・ハンのアクションは凄いけど、本人の昔に比べるとキレがない。
 よくよく考えてみたらジャッキー・チェンと同じ、彼もええ年なので昔程サクサク動けるわけもないか。
 あ~昔好きだったアクション俳優がどんどん消えていこうとしている。
 それでももうちょっと期待したんだけどなあ。

2013年12月10日 (火)

「あさひるばん」

Asahiruban ビッグコミックオリジナルの漫画版を読んでいて、あまりにもツッコミ所満載であるため、映画には全く期待していなかった。
 とりあえずネタとして観にいったのだが、映画の方は思った以上に悪くなかった。
 普通は実写になるとダメになることが多いのだが、今回は漫画がよっぽどひどかったのかもしれない。
 元高校球児の中年男3人が、彼らのかつて のマドンナである野球部のマネージャーの入院をきっかけに30年ぶりに再会!
 彼女の娘の結婚のため奔走する人情劇。
 昭和の松竹人情映画か(笑)
 漫画のツッコミ所を映画の方はもっともらしく描いている。
 チビとバカにされて喧嘩して懲戒免職で服役とか、無理のある設定はそれっぽく修正してあったりする。
 おそらく、映画の宣伝の意味を込めての漫画版なのに明らかに、足を引っ張っている。
 少なくとも自分の周りであの漫画を読んでいる人で映画は観ないという人が多かったことを報告しておく。
 とりあえず、ゆる~いコメディということで納得するのがOKだが、その割にはあまり笑えないのが残念。
 出演は主演は國村準、板尾創路、山寺宏一。共演に桐谷美玲(B78-W57-H83)、斉藤慶子(B85-W59-H88)、西田敏行、松平健。
 主演の3人は1985年が高校時代なので、今だと50前なのだが、ど~考えても國村準がそんな年齢に見えない。
 ところが映画は老け顔の一言ですませているが、相当無理がある。
 いや、もっといえば松平健も同じ世代ってのもどうよ?
 個人的には下品すぎてテレビ出演がほとんどないツジカオルコとその相変わらずの芸を見ることができて良かった。
 監督は「釣りバカ日誌」の原作者のやまざき十三。
 72歳にして初めて監督だそうで、そんな人に監督やらせるのもどうよ?と思ったが、「釣りバカ日誌」のという言葉が重要なんだろうなあ。
 シリーズ化を狙ってるなら無理だ。
 しかし、何よりもこの映画の最大の見所は冒頭部分で雛形あきこ(B83-W57-H85「雛形明子」名義の時=B88-W57-H86)が階段を下りる場面だろう。
 物凄い乳揺れをしているのだ。
 自分らが好きだったグラビアアイドルの雛形あきこはまだ終わっちゃいないと確信した。
 

2013年12月 9日 (月)

「攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers」

Border2 昔はジェームズ・ボンドがショーン・コネリーか、ロジャー・ムーアかで決着のつかない論議をしていたが、さすがに6代目まで来ると、誰がやろうがもうどうでもよくなって、むしろそれも含めてシリーズの面白さだと思えてきた。
 だから、「攻殻機動隊」の監督が押井守だろうが神山健治だろうが、あまり気にならず、むしろ一番重要なのは、基本設定を生かして面白いかどうかだ。
 いわゆる作品のゴーストさえ同じなら義体なんかどうでもいいのだ。
 そんなわけで、攻殻機動隊ができるまでを描いた第2弾。
 自身の部隊設立を考えている草薙素子は、公安9課の荒巻の勧誘を断る。
 そんな中、ロジコマがハッキングされ、荒巻からの要請を受け、草薙は調査のためにロジコマを移送する。
 しかし、バトー、ボーマ、イシカワの武装集団に襲撃される。
 彼らの目的は難民虐殺の罪に問われている混成78部隊の元上官ソガ・カズヤ大佐の無実を証明するため、それに必要な特殊軍事モジュールで電子的作戦を実行しようとすることだった。
 しかし、並列解除コードの複製がロジコマに隠されたために、ロジコマの破壊を狙っていた。
 草薙は、米軍情報部エージェントのヴィヴィーや陸軍警察のパズ、海兵隊のエーススナイパーのサイトーと反撃を開始する…。
 前作に比べると面白い。
 アクションは迫力あるし、話も二転三転して面白い。
 草薙の声が坂本真綾になったのは賛否分かれているみたいだが、自分は物語の基本設定であるゴーストや義体のことがあったので、そんな違和感を感じなかった。
 ちょっと面白かったのは交通渋滞が事件になっていることで、昔はそんなの極めて想定範囲内だったけど、未来ではそうならないようにしていることで、今でも当然色々やってると思うのだけど、逆に改めて言われると斬新な感じだった。
 この作品で9課のメンバーも徐々に揃いだしてきた。
 まだ足りないメンバーが次回の話の中心か。
 3作目は2014年の6月だそうで、とりあえず楽しみに気楽に待つことにする。

2013年12月 8日 (日)

「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」

Lupinvsconan 普段は実現しないことが実現するのが映画の醍醐味だ。
 マジンガーZとデビルマンとか、ゲッターロボとか、定番の歴代仮面ライダー大集合とかも正にそれだ。
 要はせっかくお金を払って劇場に来るのだからお祭り的なノリが欲しいのよ。
 そんなわけで世紀の大怪盗ルパン三世と迷宮なしの名探偵コナンが戦ったらどうなるか?
 まるで今は無き「ホコタテ」みたいな小学生の帰り道の暇つぶしの話題みたいな内容を実現させたのが「ルパン三世VS名探偵コナン」だ。
 2009年のテレビスペシャルの視聴率が19%だったので、第2弾もしくは劇場版を作るだろうなあと思っていたら、やっぱりといった感じだ。
 世界にたった一つしか存在しないという幻の秘宝チェリーサファイアをめぐり、ルパン一家、銭形警部、コナンと少年探偵団、毛利小五郎、目暮警部以下の警察、イタリアの人気アイドル歌手、そして謎の男と組織が巻き起こす大事件!
 基本的にお祭り映画なのでそれなりに面白いのだけど、テレビスペシャルを見ていることが前提すぎる話展開はあまり感心しないな。
 確かに前日に再放送したけど、見ていない人もいるのでちょっと親切に欠けるかな。
 それ以外はルパン、コナンそれぞれ見せ場を作っている。
 どちら側の立場で観るかによって世代が分かれると思うが、幅広い世代を取り込む意味ではこのやり方はありかな。
 どちらも長いシリーズであるため、マンネリになりつつもあるがお互いを合わせることにより活性化させ、さらには当たればシリーズ化できて悪いこと何もなしだ。
 ルパンは登場人物が少ないのに比べ、コナンはやたらと登場人物が多いのでもうちょっと絞り込んだ方がいいかも。
 当然、GWのコナンの予告もありなのは言うまでもない。

2013年12月 7日 (土)

「オーバードライヴ」

Snitch そういえば、昔、同じタイトルで三味線の映画あったなあ(遠い目)
 無実の罪で捕まった息子を取り戻すため、麻薬取締局に協力して危険な潜入捜査に挑む男の話。
 主演が「ワイルド・スピード EURO MISSION」のドウェイン・ジョンソンなので、完全武装して敵地に乗り込んで大暴れ!だと思って観にいったら、ドウェィン・ジョンソン無双の映画ではなかった。
 トラックの運転手から成り上がって社長になった男で、元CIAの凄腕エージェントとかではなかった。
 だから普通にチンピラにボコられたりもしている。
 じゃあ、物凄いトラックのアクションがあるかといえば、ないわけでもないがそれ程でもない。
 結論から言えば、実話を元にした地道なサスペンス映画なのだ。
 残念なことに屈強なドウェイン・ジョンソンがミスキャストで、ちょっと前に「ワイルドスピード EURO MISSION」やら「G.I.ジョー バック2リベンジ」を観ていたら何か期待してしまうのは仕方ないだろう。
 しかし、そんな先入観がなければ彼は等身大の父親をこなしてはいると思う。
 監督は監督はリック・ローマン・ウォー。
 意外にも共演でスーザン・サランドンが出演している。
 何故?と思うが、大物が出ているとやっぱり画面がしまるので必要かな。

2013年12月 6日 (金)

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」

Bashauma_3 学生時代から脚本家を夢見て、ばしゃ馬のようにがんばり続けるも、全く芽が出ない女性と、自信過剰で人の批判はするが自分は脚本を書かない男。
 そんな2人が出会ってもうまくいくはずがないのだが、反発を繰り返しながらも徐々に距離が縮まっていく…。
 
 そもそも世の中には小説家になりたいとか、漫画家になりたいとか言って、定職にもつかずバイトをやりながら見果てぬ夢を追いかけている人が意外に多いのに驚く。
 そして、アルバイトを8時間して家で執筆活動をしているなら、正社員で働いても同じ、いや正社員の方が色々な面で得だと思うのだが、何故なのか?
 同じような感じでプロの映画監督になりたいとかいって、アルバイトしながら自主映画を作っている人が80年代にゴロゴロいたのだが、結局、撮影日は出演者やスタッフの関係で休日になるし、撮影費用を稼ぐためにほぼ毎日アルバイトをしなくてはならない。
 これだったら正社員で働いていた方が良いのではないか。
 スポーツは目に見える実績でプロになれるかどうかわかるのだが、クリエイティヴ系はその基準がないため、自分がどれだけの実力かわからない。
 そのため、自分はプロになれると思いこんでしまうのだ。
 しかし、実際は一部の極希な例外を除き、年齢的な限界もある。
 ある程度までの年齢になって芽が出なければプロになるのは無理。
 あとは趣味程度でやっていくのが良い。
 この映画に出てくる男女も正にそれだ。
 真面目に頑張ったところでプロになれるかどうかは全く別だ。
 かといって、論理は凄いし言っていることはもっともだが書かない脚本家もダメだ。
 正直、観ていて痛々しい。
 だけど、面白い。
 見果てぬ夢と現実をいかに折り合いをつけるか?
 この映画はあくまで厳しくそれでいてユーモアと暖かさを入れて描いている。
 努力したからハッピーエンドとか、偶然が偶然を呼んで大成功など、映画やドラマでありがちな展開にはなっていない。
 むしろ、現実世界にありそうな展開。
 この映画を観て、自分はそうならないと思うか、あ~現実はこんな感じだよねと思うかは人それぞれだが、少なくともクリエイティヴな仕事を考えている人は必見であることは言うまでもない。
 出演は麻生久美子(B80-W59-H83)と関ジャニ∞の安田章大。
 監督は「純喫茶磯辺」「さんかく」の吉田恵輔。
 この監督の映画は今のところハズレなしですよ。
 そういえば、麻生はこの監督と一緒に仕事をするのは2回目か。
 「純喫茶磯辺」のウェイトレス姿の美脚が忘れられない。
 
 

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2013年12月 5日 (木)

「武器人間」

Buki 前にも言ったが、世の中にわかりやすい悪の組織は存在しない。
 だからといって仮想敵国を作ると問題ありだ。
 だから宇宙人が出てくるわけなのだが、便利な反面、現実味に欠けるものがある。
 そこで、便利な存在がナチスだ。
 地球規模でどこの国さえも認める悪であり、悪いことはなんでもやっていると思われている。
 そのため、色々な映画でネタになりやすく、荒唐無稽なことでも「ナチスならやってるかな」と思わせる説得力がある。
 21世紀でもナチの残党とか言われれば納得してしまうのだ。
 そんなわけで、この映画はナチスのマッドサイエンティストが、死体に様々な機械を合体させた不死身の兵士を大量生産して ロシア軍を相手に大暴れ…というもので、ロシア軍の偵察部隊が記録したフィルムという設定のPOVスタイルで構成されている。
 しかし、第二次世界大戦末期の時代設定なのに、カラーでどうかんがえてもデジカメで撮ってそれっぽく合成しているような感じだ。
 いや、それ以前にPOVの意味が全くない。
 むしろ手持ち撮影が揺れすぎて気持ち悪い。
 さらにロシア人といいながらも流暢な英語。
 一体どうしたいんだ?
 ツッコミ所満載だが、どうしたいかは至って簡単。
 武器人間を見せたいだけなのである。
 物語や演出は後付け。
 確かに出てくる武器人間はかっこいい。
 だけど、映画そのものが面白くないのが致命的だ。
 出演は「ヘルボーイ」のカレル・ローデン。
 監督は本作が長編デビューとなるリチャード・ラーフォースト。
 頑張れば続編もできそうだが、その時はPOVはやめた方がいいよ。
 
 

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2013年12月 4日 (水)

「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」

Spec_close え~実はTVシリーズも適当に観てたけど、物凄いファンでもないし、どちらかというと惰性で観にいっている。
 今回、完結ということで今までのつきあいもあるし、やり始めたものは最後までやるという教育を受けいるので観にいってきた。
 実はハリー・ポッターも全部観ているけど、後半あたりは惰性です。
 新旧SPECホルダー総登場!
 明らかになるシンプルプラン、ファティマ第3の予言、ソロモンの鍵
 そして人類の運命は?
 いや、この手のハッタリのきいた情報過剰な話は「エヴァンゲリオン」で散々踊らされたので今更もういいや。
 物凄い力を持った連中が出てくる割には意外に俗っぽいのはご愛敬。
 正直、前編よりも後編の方が面白い。
 後編の上映時間が90分程度。
 前編もそれくらいで、実は言うほど中身がない。
 そう考えると明らかに、頑張れば2時間、もしくは2時間30分で収まるものを2つに分けただけなのである。
 このやり方には激しい憤りを感じるが、それでも客が入っているのでOKなんだろうなあ。
 
 

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2013年12月 3日 (火)

「キャプテン・フィリップス」

Captain_phillips 2009 年、ソマリア海域で、海賊襲われたコンテナ船。
 船員の救出と引き換えに海賊の人質となった船長。
 海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦。
 果たして船長は助かるのか?

 実際の事件を元にしているので結果はわかっているのだが、全編緊張感と緊迫感が途切れない。
 大変面白い。
 映画に出てくる海賊は悪いけど憎めない奴が多いが、この映画の海賊は本当に悪い。
 しかし、彼らにも海賊をやらなくてはいけない事情もあり、複雑だ。
 何が怖いかというと海賊との話し合いがほとんど成り立ってないことで、これはもう最近の映画でジャンルとしてある宇宙人襲来物と変わらない。
 船を襲うのはたった4人、されど船には武器はない。
 元特殊部隊のコックだっていないのだ。
 海賊行為がやがてアメリカ海軍まで巻き込み国家的な大騒ぎになっていく。
 明らかに海賊4人の負けフラグが立っているのだが、されど人質という最大最強の切り札がある。
 海賊といっても屈強な連中ではなく、明らかに栄養不足の痩せっぽちなのだが、それ故に切羽詰まったものがあって何をやらかすかわからない怖さがある。
 果たして撃つかうたないか、どちらが先か。
 極限状態が観ていてひしひし伝わってくるのだ。
 監督がジェイソン・ボーン・シリーズのポール・グリーングラスなので、緊迫感と緊張感の演出はお手の物。
 しかし、手持ち撮影で細かい演出なので、酔ってしまうこと間違いなし。
 チケットを買う時に思い出して、後ろの席にして正解。
 それでもいつもに比べたら随分見やすい方だし、一応船に乗っている感覚は味わえるってことで。
 主演のトム・ハンクスの熱演は最後なけるが、海賊のリーダー役のバーカッド・アブディが、さらに凄い。
 本物の海賊を連れてきたのか?とおもうくらいの大迫力演技だった。
 とりあえず、「ワンピース」を読んで海賊がかっこいいと勘違いしている若い人には是非とも観てもらいたい。
 
 

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2013年12月 2日 (月)

「恋の渦」

Koinouzu 店ではなく部屋で合コン、いわゆる部屋コン”に集合した男女9人。
 やって来た1人の女の子は明らかに残念系の顔だった。
 男連中は意気消沈。
 場は盛り上がらず、気まずい雰囲気の中コンパ終了。
 しかし、その夜から、恋心と下心、本音と嘘が入り乱れる男女の関係が展開していく……。
 2006 年に上演された劇団ポツドールの三浦大輔による戯曲を映画化。
 監督が「モテキ」の大根仁なので観にいっきた。
 後で調べたら気鋭の監督が受講生と新作を撮るワークショップ「シネマ☆インパクト」の一企画として制作されたらしい。
 演劇ネタを映画化すると必ず、長回し、不自然なセリフ回し、不自然な演技になってしまい、映画の演出が見受けられない場合が多いのだが、この映画は幸いなことに暗転と思われるところは時間経過とし、演劇をまんま撮影しているのではなく、映画としての不自然さがない流れがある。
 基本的に密室劇なのだが、窮屈さを感じないのは、会話の流れにカメラワークと編集で広がりを出しているからだと思う。
 そして、それぞれの男女のエピソードが正にリアルであるあるネタの目白押し。
 人間の小賢しいドロドロしているところをこれでもかと描いているのだが、思った以上に嫌気がささないのは、リアルを通り越して滑稽さが出ているからだと思う。
 先行きが読めない面白さもあり、意外な傑作!
 といいながらも有名人が出ているわけでもなく小規模公開で終わってしまったのが残念。
 
 

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2013年12月 1日 (日)

「REDリターンズ 」

Red_2 元凄腕エージェントのジジババが世界を救うために大活躍するアクションコメディ「RED/レッド」の続編。
 米ソ冷戦下のモスクワで小型核爆弾製造に関する極秘プロジェクトに関わったフランクとマーヴィンだが、その計画が今頃になって動きだし彼らは核爆弾を奪ったテ ロリストとの濡れ衣を着せらてしまう。
 フランクとマーヴィンは自分たちの汚名を晴らし、行方不明になった核爆弾を発見すべく、各国の諜報機関も巻き込んで真相解明へと乗り出す…。
 映画に限らずドラマでも主役はそれなりに若い男女が中心だが、ひょっとしてかつての若者で有名な俳優を主役にした方が宣伝もしやすいし、新旧のファンを取り込むことができるかもしれない。
 そんなことを考えたかどうか知らないが、少なくともここ最近は80年代に活躍したアクション俳優を年取ったことを半分自虐的にネタにしながら主役にして映画を作ることもあるみたいだ。
 この映画は正にそれで出演者の平均年齢が高い。
 それなのにアクションの度合いも高い。
 リアル指向は全く関係がなく、どちらかといえばゆるゆるスパイアクションコメディで、そもそも各国のエージェントがお国柄のいかにもタイプで、今時これが成り立つのは「エロイカより愛をこめて」くらいだが、自分は今でも読んでいるのでこの映画も大好きだ。
 今回もツッコミ所満載だけど面白いと思っている。
 出演はブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンは前作から引き続きだが、今回新たにキャサリン・ゼタ=ジョー ンズ、アンソニー・ホプキンス、イ・ビョンホンが加わる。
 正直、キャサリン・ゼタ=ジョーンズのあまりの劣化ぶりに驚いたが、これは役作りだと思いたい。
 それに比べるとヘレン・ミレンは年取っても品と色気があるしかっこいい。
 そしてこの人は知る人ぞ知る巨乳の持ち主なので、若い時の写真をチェックして下さいね。
 アンソニー・ホプキンスは相変わらずレクター博士っぽいキャラでした。
 イ・ビョンホンは相変わらず裸になるのはお約束か?
 監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。
 とりあえず、出演者が長生きすれば続編も当然あるだろうなあ。
 
 

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