「アフターショック」
よく何たら映画祭ってあるけど、それって大都市だけであって、地方都市だとどうでもええことだったりするし、そもそもそんな特集上映って成り立たない。
さらに言うと映画祭も東京国際映画祭しか知られてなくて、名前は聞いてても実際は何をしているのかわからない。
ましてや、シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションって何なんだよ?
予告編を観るとホラーばっかみたいで、自分は怖いの嫌いだからパスだな…と思っていたけれど、ラインナップの中に「道化死てるぜ!」というネーミングセンス抜群の作品があったので、ちょっと興味を持ってしまった。
だけど、自分が観たのは「ホステル」シリーズの監督イーライ・ロスが製作・主演の「アフターショック」なんだけどね。
南米チリで観光を楽しんでいた男女のグループに突然大地震が発生。
街は崩壊、死体が溢れ、地震による刑務所崩壊で凶悪犯が脱獄、さらには津波もやってくる。
果たして彼らは無事に脱出できるか?
全く期待していなかったのだけど、大変面白い!
ホラー映画で、ゾンビでも出てくるかと思いきやサバイバル物で、次々と障害が発生、減っていく仲間たち、誰が最後に生き残るのか?正に先の読めない展開。
地震で都市機能が麻痺しているのに、さらに凶悪犯が脱獄!
そんな都合の良いひゃっは~な状態ってあるのか?と思いきや、チリだったらあえりえるのかもと思わせてしまうのがお国柄か。
わけのわからない映画祭での特集上映よりも普通に公開すれば良いのにと思ってしまう。
だけど、面白いけど一般受けするかどうかは別なので、こんな上映方法であとはDVDレンタルで劇場公開という肩書きで稼ぐのが正解なのかな。
« 「ルームメイト」 | トップページ | 「清須会議」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
« 「ルームメイト」 | トップページ | 「清須会議」 »
コメント