「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」
ニューヨークに暮らすティーンエイジャーの仲良し2人組バイオレットとデイジー。
そんな彼女たちの仕事は殺し屋。
お手軽な殺し専門の2人だったが、憧れの“バービー・サンデー”の新作ドレス欲しさから、いつもより金額の高い仕事を引き受けてしまう。
といっても仕事の内容は、自体は今回も至極簡単なもので、ターゲットの部屋への潜入!
しかし、ターゲットの男は殺されることに動じない。
調子が狂う2人だが、さらに彼を狙う他の組織の殺し屋もやってくる…。
殺し屋というと、ゴルゴ13や「ジャッカルの日」みたいに不可能と思われる狙撃をクリアするみたいなイメージもあるが、よくよく考えてみたら、もっとお気楽な仕事もあるはず。
この映画に出てくる2人は正に高校生のアルバイト感覚で殺しの仕事を請け負っている。
新作ドレスが欲しいからとか、理由も至極簡単。
この普通感覚とやっていることのギャップが面白い。
さらに殺されるのに妙に動じないターゲットのおっさん。
そして、それぞれの事情を抱えているバイオレットとデイジー。
ここらへんは女子高生青春物と何ら変わりなし。
ただ、殺し屋なだけで。
上映時間が90分以下で先の読めない展開。
大変面白い!
出演はシアーシャ・ローナンとアレクシス・ブレデル。
ローナンはともかく、ブレデルって30回ってるんだけど、昔のビニ本のモデルかっつうの。
だけど、この2人のシスターの格好が良い。
シスターの格好でいいなと思ったのは菊池えり(B94-W60-H86)の「シスターL」以来か(笑)
監督は「プレシャス」の脚本でこれが初監督のジェフリー・フレッチャー。
ティーンエイジャー+殺し屋。
それでいて乾いた感じの演出。
いやはや、地道に傑作だけど、これまた公開劇場と回数が少ないんだよね。
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期待していたノリとは違うが、まぁアリかな。 [続きを読む]
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