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2013年10月19日 (土)

「ムード・インディゴ うたかたの日々」

Mood_indigo 働かなくても暮らしていける資産家の青年が恋に落ちて結婚。
 しかし、彼女が肺に睡蓮の花が咲く奇病に冒されてしまった。
 彼女を救うべく、高額な治療費で彼の財産はなくなり、人生で初めて働くことになるのだが…。

 ボリス・ヴィアンの名作「うたかたの日々」を映画化したらしいのだが、自分は全くの未読。
 そういえば、川原泉の漫画に笑うと花が出てくる話あったよなあ…って関係ないか。
 だから原作の世界観はよくわからないのだが、映画の方は、漫画的というかアニメ的なイメージ映像が盛り沢山。
 ちらかというと、「ベティ・ブープ」のアニメの世界を実写化したような感じだ。
 これが効果的かどうかは意見が分かれる…というより好き嫌いだけなのだが、自分は最初こそ面白いと思ったけど、途中から食傷気味になってしまった。
 ちょっとやりすぎな感じが、逆に寓話っぽい話をもっと非現実的にしたように感じた。
 しかし、一方では「ベティ・ブープ」の映画化も夢ではないことを認識した。
 出演は「真夜中のピアニスト」のロマン・ デュリスと「アメリ」のオドレイ・トトゥ。
 オドレイ・トトゥって結構ええ年だよね?
 監督が「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリーなので期待したんだけど、今回はちょっとイマイチかな。
 たぶん女子受けはしそう。
 自分が観たのは海外向けに編集されたインターナショナル版(95 分)らしいが、ディレクターズカット版は、131分らしい。
 個人的には95分でうまくまとめてあったので、131分ってダレるのではないかと思っている。
 だけど、フランス本国ではOKで海外だけ短いのはどういうころなんだろう?
 今は2時間越えの映画なんてザラだしね。
 
 

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