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2013年10月31日 (木)

「もうひとりの息子」

Mouhitori 「そして父になる」大ヒット御礼!
 しかし、子供の取り違え事件は世界のあっちこっちで発生しているのかもしれない。
 ぶっちゃけ調べないとわからないわけだから。
 この映画は「そして父になる」より前に制作されている。
 だからといって、どっちがパクリとかの話ではない。
 この手のテーマは昔からあるから。
 ただ「そして父になる」は日本の一般家庭で、せいぜい家が金持ちか金持ちじゃないかくらいの差なのだが。この映画は今でも根深い対立が続くイスラエルとパレスチナを背景に、それぞれの家族の間で子どもの取り違え事件を描いている。
 ね、ちょっときっつい話でしょ。
 今まで敵対していたのに、一気に逆の立場になってしまうのだから。
 ただ、「そして父になる」が小学生だったことに比べて、この映画の取り違えた子供は既に18歳になっており、分別がついている。
 そして意外にも当事者の2人は仲良くなっているのに、周りがギクシャクしてくる。
 母親は血より愛した時間というか、状況を比較的すんなり受け入れているのに、父親だったり兄弟が滅茶苦茶テンパってる状態!
 ここらへんは女は強しといったところか。
 似たようなネタの映画を短期間で観たのだけど、やっぱり国や文化は違えど落ち着くところに落ち着くのはあまりかわらないと思った。
 出演はよくわからないけど、監督はロレーヌ・レヴィ。
 すいません、この人も過去に何を監督していた人かよくわかりません。
 「そして父になる」が取り違えられた子供の親の目線だとすると、こちらは取り違えられた子供の目線で描かれているので対で観ると、また感じ方が違うのかも
 

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2013年10月30日 (水)

「人狼ゲーム」

Jinrou ここ最近、無理矢理に命のかかっているゲームに強制参加させられるってパターンの映画って多くない?
 そりゃあ、人が死ぬ理由付けが物凄く簡単だし、突飛な設定でも「ゲームですから」で済んでしまう。
 だけど、それも時々出てくるのがいいのであって、あまりにも色々出てくると食傷気味だよ。
 この映画もプレイヤーが村人と狼に分かれ、それぞれがある種の条件の下にお互いの役割を当てる人狼ゲームに強制参加をさせられた10人の生き残りをかけたサスペンスだ。
 人狼ゲームはヨー ロッパ発祥のパーティーゲームで、日本でもテレビ番組やインターネットなどで人気に火が付いたらしい。
 え、そうなの?
 自分はテレビはアニメと「あまちゃん」しか見てなかったから全く知らなかった。
 基本密室劇みたいな感じで、息詰まる緊張感と緊迫感が漂う展開と思いきや、別にそれ程でもなかった。
 何故なら命がかかっているはずなのに、ただ単にゲームをしているだけにしか見えないから。
 もちろん、生き残りをかけて人がどんどん死んでいくのに、ちょっと緩い。
 おそらくあまり切羽詰まった感じがしないからだと思う。
 登場人物が何が何でも生き残りたいという雰囲気が出ていないというのもあるもしれない。
 最後のオチは面白いと思ったんだけどね。
 出演は 桜庭ななみ(B79-W60-H87)、太賀、竹富聖花(B78-W59-H85)、入江甚儀、藤井美菜(B79-W61-H83)。
 桜庭と竹富はどちらもアニメの声を経験澄みの夢の競演だが、どちらかと言えば「とある飛空士への追憶」を観る限り桜庭の勝ちってことで。
 監督は熊坂出。
 居所は桜庭の制服姿につきるな。
 
 

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2013年10月29日 (火)

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」

Madomagi 子供用アニメとして定着していた魔法少女ものを、別の切り口から考え、予想もしない展開になってしまった「魔法少女まどか☆マギカ」。
 第3話あたりからの怒濤の展開は魔法少女物に一石を投じてしまった。
 自分は、ぶっちゃけ「ハリポタ」よりも面白いと思っている。
 当然、深夜アニメながらも話題であれば映画化の話も出てくる。
 しかし、劇場版の1作目はTVシリーズの総集編、やっと2作目が新作といった感じだった。
 そして、待ちに待った劇場版3作目。
 ネタバレになるので粗筋をかいつまんで説明するのは難しいが、簡単に言えば「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」みたいな話で、リ・スタートって感じかな。
 最初、テレビと同じ感じでスタートして、実は微妙に違うというパラレルな展開。
 まあ、ほむほむがいたら何でもありだしね。
 ぶっちゃけ、つまらなくはないし、面白いはずなのだけど、結局、今までやったことを微妙に変えて延々ループ状態で、正直ちょっと飽きた。
 だってさ、ここ最近は間違い探しのような総集編とか、TVシリーズをリメイクとかそんなんばっかじゃん。
 よくスター・ウォーズなんかでソフトが新しく出る度に変わっていくけど、あんなのが好きじゃない自分は、ちょっと今回みたいにこねくり回しているような感じなのは、ちょっと無理かな。
 それはともかく、入場特典の色紙は、お目当てのマミやんと、自分的にハズレのさやかちゃんと杏子ちゃんをゲット!

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 でも大きさ的には全開の色紙の方が大きくて迫力があるかな。

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2013年10月28日 (月)

「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」

Violet_daisy ニューヨークに暮らすティーンエイジャーの仲良し2人組バイオレットとデイジー。
 そんな彼女たちの仕事は殺し屋。
 お手軽な殺し専門の2人だったが、憧れの“バービー・サンデー”の新作ドレス欲しさから、いつもより金額の高い仕事を引き受けてしまう。
 といっても仕事の内容は、自体は今回も至極簡単なもので、ターゲットの部屋への潜入!
 しかし、ターゲットの男は殺されることに動じない。
 調子が狂う2人だが、さらに彼を狙う他の組織の殺し屋もやってくる…。

 殺し屋というと、ゴルゴ13や「ジャッカルの日」みたいに不可能と思われる狙撃をクリアするみたいなイメージもあるが、よくよく考えてみたら、もっとお気楽な仕事もあるはず。
 この映画に出てくる2人は正に高校生のアルバイト感覚で殺しの仕事を請け負っている。
 新作ドレスが欲しいからとか、理由も至極簡単。
 この普通感覚とやっていることのギャップが面白い。
 さらに殺されるのに妙に動じないターゲットのおっさん。
 そして、それぞれの事情を抱えているバイオレットとデイジー。
 ここらへんは女子高生青春物と何ら変わりなし。
 ただ、殺し屋なだけで。
 上映時間が90分以下で先の読めない展開。
 大変面白い!
 出演はシアーシャ・ローナンとアレクシス・ブレデル。
 ローナンはともかく、ブレデルって30回ってるんだけど、昔のビニ本のモデルかっつうの。
 だけど、この2人のシスターの格好が良い。
 シスターの格好でいいなと思ったのは菊池えり(B94-W60-H86)の「シスターL」以来か(笑)
 監督は「プレシャス」の脚本でこれが初監督のジェフリー・フレッチャー。
 ティーンエイジャー+殺し屋。
 それでいて乾いた感じの演出。
 いやはや、地道に傑作だけど、これまた公開劇場と回数が少ないんだよね。
 
 

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2013年10月27日 (日)

「潔く柔く きよくやわく」

Kiyoyawa 自分は創刊号から「Cookie」を読んでいたが、「NANA」の連載が載らなくなって編集方針がブレはじめたあたりから読むのをやめてしまった。
 1980年~1990年に「りぼん」や「マーガレット」で活躍した漫画家の作品が読めるので好きだったんだけど、途中で誰を相手にしているのかわからなくなってしまった。
 いくえみ綾の「潔く柔く」はその中でも良い方だったんだけどね。
 やっぱり、水沢めぐみ先生の漫画はちょっと幼すぎてきつかったよ(笑)
 「潔く柔く」の映画化の話を聞いた時にちょっと難しくないかなと思った。
 というのは、10個のエピソードから成り立つ話で、それぞれが微妙にリンクしているからだ。
 高校時代に経験した幼なじみの死を引きずるヒロインが、同じような過去の悲劇に囚われた青年と出会い、互いに罪悪感を抱えながらも少しずつ愛を育み再生していく…原作で言うところのカンナ篇と禄編を中心に構成している。
 結論から言うとイマイチで、そもそもいくえみ綾の漫画は心理描写が中心だし、物語は典型的な少女漫画なので、これをまんま映像化すると物凄く陳腐な感じになってしまう。
 例えていうならアダルトビデオのエロの部分を抜いたような感じになってしまうのだ。
 残念ながら、原作の盛り沢山の内容の話をなぞっているだけでしかないのだ。
 そもそも、主役男女の悩みってそう悩む程でもないんだけどな…って思わせてしまうところが辛い。
 まあとりあえず携帯電話は運転中は使用しないってことで。
 出演は長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)と岡田将生。
 長澤は物凄く美人で、やっぱり長い髪が似合うし、走っている時の豊満な胸を認識できて良かった。
 さらに26歳なのに高校一年生の役で制服姿が、AVっぽくってOK! 
 共演の池脇千鶴(B80-W55-H85)の役柄がうざい。
 監督は「ただ、君を愛してる」の新城毅彦。
 おそらく、「阪急電車 片道15分の奇跡」のような構成にした方が良かったのではなかろうか。
 
 

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2013年10月26日 (土)

「バトル・オブ・ヒロミくん! ~The High School SAMURAI BOY~」

Hiromi 自分も結構どうでもいいような映画を観ているはずなんだけど、チャンネルNECOで毎回放送されている「劇場版ミナミの帝王」だけど、劇場版って言うからには当然、映画館で上映してるはずなんだけど、どこで上映してるの?
 少なくとも近所のシネコンではやってないんだけど、やっぱり東京や大阪みたいな大都市だけなの?
 「岸和田少年愚連隊」の番外編として製作されたカオルちゃんシリーズなんだけど、噂には聞いているものの、観たことないっつうか、それ以前に映画なのか、オリジナルビデオなんかよくわからない。
 「ヒロミくん!全国総番長への道」の続編って言われてもなあ。
 全国総番長を目指すも旅費が底をつき、故郷にかえってきた16歳の高校生、白鳥ヒロミのケンカ三昧の日々を描いた話で、16歳の高校生を49歳の竹内力が演じているのが最大の笑いどころだ。
 しかし、それだけで完全に出オチ状態!
 自分は今までの作品を観ていないからかもしれないが、期待した程面白くなくて、特に竹内力が演技とは言え、かわいそうな子供みたいな感じや、食べ方が汚いのがあまり好きではない。
 話も少しもたついた感じ。
 しかし、自分は番長物が好きなので、これはこれで完全にダメとは言わない。
 だって、今は本当に番長映画ってないんだもん。
 
 

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2013年10月25日 (金)

「人類資金」

Jinruishikin M資金詐欺は昭和30年代あたりがピークで、今はその詐欺そのものがネタになっている。
 そもそも、マッカーサーやら旧日本軍の秘密資金とか、どう考えても嘘臭いだろ!と思うのだが、武田信玄の財宝をず~っと探しているおっさんや、エチオピア皇帝の宝を探している外人もいるので、信じる人は多いのかもしれない。
 この映画は、M資金サギをしていた男が、本物のM資金の存在を知り、巨額の報酬を手に入れようとするが、逆に大きな陰謀に巻き込まれる…というもの。
 途中までのあの手この手の詐欺手口は面白かったものの、後半あたりの壮大かつ、ちょっと夢が入ったお気楽な展開は残念な気がする。
 出演は佐藤浩市、香取慎吾、森山未來、観月ありさ(B82-W59-H87)。
 大好きだった観月ありさだが、今はすっかり肥えたおばさんになってしまい「超少女REIKO」の面影はない。
 だが、この熟した感じがまたいい…と納得するしかないのか?
 さらに「オー ルド・ボーイ」のユ・ジテと「バッファロー'66」のヴィンセント・ギャロも出演しているのだが、何故か国際的有名な俳優も日本映画に出ると胡散臭い稲川素子事務所の外人タレントに見えてしまうのは何故だろう?
 監督は阪本順治。
 原作は福井晴敏だから「亡国のイージス」コンビ再びってところか。
 色々、微妙にツッコみどころや残念なところもあるが この話展開そのものがM資金並の大風呂敷だと考えると意外に納得もできてしまうから不思議だ。
 
 

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2013年10月24日 (木)

「キタキツネ物語 -35周年リニューアル版-」

Kitakitsune やっぱり今更の企画ってあるよな。
 「おしん」のリメイクとか、この映画とか。
 1978年の「キタキツネ物語」を未公開分を含む当時のオリジナル映像素材を元に完全リニューアル。
 声優も一新して、西田敏行、佐藤隆太、平野綾(B83-W53-H84)を起用。
 1978年の夏は「スター・ウォーズ」と「さらば宇宙戦艦ヤマト」三昧だったが、この映画もそれなりに観客動員はしたし、翌年のテレビ放送は高視聴率だった。
 当然、似たような作品が連発されるわけで、「子猫物語」とか「象物語」とか色々量産されることになる。
 正直、今更感というより、ぶっちゃけ、当時のオリジナルをデジタルリマスターで公開した方が良かったんじゃないの?
 音楽だって山崎まさよしや、平野の歌よりもオリジナルのままの方が絶対に良いって。
 「スター・ウォーズ」もどんどん改悪されていくけど、もっとオリジナルを尊重しようよ。
 いや、「キタキツネ物語」が35周年なら「スター・ウォーズ」の日本公開35周年でもあるんだな。
 そっちの方が重要だよ。
 しかし、さすがに35年も経つと、色々思い出して見てしまう。
 今見ると、ドキュメンタリーというより、沢山の素材から編集で話を作っていることがわかる。
 それぞれのシーンが別撮りでうまく編集してある。
 まあ、そこらへんは動物だから仕方ないのか。
 これは今だったらヒットするとは思えないけど、そういう時代だったんだな。
 ちなみに78年の前売券の半券があるんだけど、地方では「続アドベンチャー・ファミリー」が同時上映だった。
 考え抜いた二本立てだったんだなあ。

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2013年10月23日 (水)

「今日子と修一の場合」

Kyoukoshuuichi かつては「円盤戦争バンキッド」もしくは「スター・ウォーズ」の日本語吹替版でハン・ソロの声の人としてしか認識していなかった奥田瑛二だが、今やすっかり映画監督としても大活躍している。
 そんな彼の監督作品5作目は実の娘夫婦でもある安藤サクラ(B83-W64.5-H90.5←本当か?)と柄本佑を主演に、東日本大震災の被災地を故郷に持つ2人の若い男女の話だ。

 今日子は、夫が病気のため、保険外交員の仕事をやるのだが、成績が上がらず上司や顧客とやってしまう、家族にばれて家を追い出されるハメに。
 東京に出てきた彼女は、キャッチにつかまり、やはりここでも体を売って生活することになる。
 修一は大学進学を目指して浪人生活を送っていたが、父親の暴力から母親を守るために父親を殺して少年刑務所に服役。
 出所後は、東京の小さ な工場に住み込みで働き始める。
 そして3月11日、東日本大震災が発生し、2人の故郷も被害に遭ってしまう。

 ちなみに実生活が夫婦だからといって、2人が夫婦とか恋人役とかそういうわけではない。
 あくまでも別々に話が進んでいき、最後は同じ被災地にいるというもの。
 しかし、それでも接触するものではない。
 つまりそれぞれの人生は波瀾万丈だが、出身地は同じというだけで、絡むようなことはない。
 まあ、実際はこんなものだと思えばリアルといえばリアル。
 ただ、修一の話は盛り沢山なのに、今日子が妙に現実味がない。
 彼女の行動が少し突飛な感じがしてしまう。
 それでも説得力があるのは、安藤サクラが美人でないところで、実在しそうな感じが、彼女のエピソードをもっともらしくしている。
 いそうなんだよ、生保レディとか風俗にああいう顔。
 それでいて、妙にエロさを感じるところとかね。
 ぶっちゃけ、震災ネタはあまり好きではないのだが、この映画の場合、重要なのだけどさりげないところに怖さがあった。
 奥田瑛二の映画は作るごとに面白くなっているので、次回作も期待してしまう。
 
 

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2013年10月22日 (火)

「ダイアナ」

Diana 婚約から結婚までリアルタイムで追いかけていたダイアナ・ウォッチャーの自分だ。
 といっても、当時はインターネットがないので、地道に新聞記事を切り取ったり、「アサヒグラフ」の特集号を手に入れたりしているだけだった。
 結婚式が物凄く盛り上がった反面、妙に浮いているような感じがしたのだけど、まあここは王室のため自分を殺して頑張るしかないだろうなあと思っていた。
 しかし、まさかの離婚に、まさかの早死に。
 その人生はあまりにも短く、グレース・ケリーのように謎めいている。
 そんなつい最近のことを映画化するのは、日本では絶対にありえないのだが、外国はあまり頓着しないみたいで、エリザベス女王が生きているのに「クイーン」とか、今はお亡くなりだがまだ生きていた頃に公開された「サッチャー」とか、作ってしまう。
 そして、当然、36歳の人生で波瀾万丈で、陰謀説渦巻くダイアナ元皇太子妃を映像化しないわけばない。
 そんなわけで、36歳の若さでこの世を去ったダイアナ元皇太子妃が亡くなる前の2年間を映画化。
 その知られざる…って映画になっている時点で皆が知っている最後の恋愛話メインに描いている。
 だから、事故死の謎には全く迫らないので、そっち目当ての人は残念でした。
 しかし、この映画を観る限り、ダイアナの性格にも若干問題があるのではないかと思ってしまう。
 どちらかというと、自分の立場を取り戻すために必死な感じだ。
 ダイアナの最後の恋愛相手と言われている心臓外科医も、たいがいのオレ様ぶりを発揮している。
 ぶっちゃけ、この映画を観て、女性の自立とか考えるのはちょっと無理だな。
 主演はダイアナ役にナオミ・ワッツ。
 彼女、がんばって似せようとして、やりすぎな感じ。
 変装用ロングヘアのカツラが滅茶苦茶似合っている。
 監督は「ヒトラー ~最期の12日間~」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
 しかし、英国王室は心が広いなあ。
 これ、日本で皇室で雅子様の映画化とか絶対にありえないからなあ。
 
 

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2013年10月21日 (月)

「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」

Photo 成仏できないゴーストたちを取り締まる天国の警察署R.I.P.D.のエージェント・コンビが大活躍!
 う~ん、誰もが指摘するとおり「メン・イン・ブラック」のゴースト版、もしくは「MIB」+「ゴーストバスターズ」+「ゴースト/ニューヨークの幻」を3で割ったような感じか。
 本国では大コケしたらしいが、確かに「MIB」のパチモン臭さは拭えない。
 とはいいながらも、自分はそんなに嫌いじゃない。
 お気楽コメディとしてOK!
 普通、幽霊になると生きている人には見えないとか、触れないとかが定番だけど、この映画の場合、生前と死んでからは違う姿になっており、主人公の現世での姿は中国人のヨレヨレ爺さんで、相棒がセクシーなブロンド美女なのが笑える。
 基本的には正統派バディ物で、小ネタ満載。
 主演は「グリーン・ランタン」のライアン・レイノルズと「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジス。
 ライアン・レイノルズはちょっと仕事の選び方を失敗しているか?
 共演にケヴィン・ベーコンなのだが、残念なことに彼が出てきた時点で悪者が誰かがすぐにわかってしまうのが残念。
 一方、彼が出てきて悪い奴であってこそでもあるのだけどね。
 監督は」「RED/レッド」のロベルト・シュヴェンケ。
 当然、「ライラの冒険」と同じ確率で続編はできそうもないので、せめて劇場で観てあげようよ。
 
 

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2013年10月20日 (日)

「陽だまりの彼女」

Hidamarinokanojo 中学時代以来10年ぶりに再会した一組の男女。
 やがて恋に落ちるが、彼女にはある秘密があった…。

 女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1らしいが、自分は未読。
 いや~最初は男女のラブラブぶりに当てられて、ふわ~っとなってしまった。
 いい年こいて何を言ってるんだ?と言われるかもしれないが、胸がポカポカしてきたよ。
 後半から彼女の秘密が明らかになる…っていうか途中で大体想像ついてしまうのだけど、これが小説だったら適当に脳内補完で済むのだろうけど、さすがにアニメではなく実写だとちょっと無理なところもあって苦しい。
 それでも許せてしまうのは、主演の松本潤と上野樹里(B80-W58-H85)の雰囲気が良いからで、今まで意識してなかったけど、松本潤がかっこいい。
 上野樹里は、ここ最近はのだめ演技が鼻についていやだったのだが、この映画では昔に戻ったみたいな感じで良かった。
  さらにいうと、上野樹里の中学生時代を演じてた女の子がこれまたかわいいんだ。
 監督は三木孝浩。
 ビーチ・ボーイズの歌が良かった。
 今までビーチ・ボーイズの歌を効果的に使っていると思った映画は「007/美しき獲物たち」だったけど、この映画も悪くない。
 だけど、英語の歌詞は訳がいるのがもどかしい。
 とりあえず、真っ当なデート映画なので、高校生や中学生のカップルにも安心してオススメできます。

 
 

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2013年10月19日 (土)

「ムード・インディゴ うたかたの日々」

Mood_indigo 働かなくても暮らしていける資産家の青年が恋に落ちて結婚。
 しかし、彼女が肺に睡蓮の花が咲く奇病に冒されてしまった。
 彼女を救うべく、高額な治療費で彼の財産はなくなり、人生で初めて働くことになるのだが…。

 ボリス・ヴィアンの名作「うたかたの日々」を映画化したらしいのだが、自分は全くの未読。
 そういえば、川原泉の漫画に笑うと花が出てくる話あったよなあ…って関係ないか。
 だから原作の世界観はよくわからないのだが、映画の方は、漫画的というかアニメ的なイメージ映像が盛り沢山。
 ちらかというと、「ベティ・ブープ」のアニメの世界を実写化したような感じだ。
 これが効果的かどうかは意見が分かれる…というより好き嫌いだけなのだが、自分は最初こそ面白いと思ったけど、途中から食傷気味になってしまった。
 ちょっとやりすぎな感じが、逆に寓話っぽい話をもっと非現実的にしたように感じた。
 しかし、一方では「ベティ・ブープ」の映画化も夢ではないことを認識した。
 出演は「真夜中のピアニスト」のロマン・ デュリスと「アメリ」のオドレイ・トトゥ。
 オドレイ・トトゥって結構ええ年だよね?
 監督が「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリーなので期待したんだけど、今回はちょっとイマイチかな。
 たぶん女子受けはしそう。
 自分が観たのは海外向けに編集されたインターナショナル版(95 分)らしいが、ディレクターズカット版は、131分らしい。
 個人的には95分でうまくまとめてあったので、131分ってダレるのではないかと思っている。
 だけど、フランス本国ではOKで海外だけ短いのはどういうころなんだろう?
 今は2時間越えの映画なんてザラだしね。
 
 

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2013年10月18日 (金)

「ルノワール 陽だまりの裸婦」

Renoir エロ本を買う勇気はないが、女の裸は見たい。
 できればもっともらしい理由が欲しい。
 そんな思春期の中学生にとって、ルノワールの裸婦の絵は絶好のおかずだった。
 すっかりエロ画像どころか、エロ動画が普通に見ることができる現在では考えられないが、当時の中学生は必死だったのだ。
 この映画は、ルノワールが苦境の中で描き上げた最晩年の傑作「浴女たち」の誕生に秘められた物語を描いている。
 映画を観ていると、「そういえば、あの絵で色々お世話になったよな」と思い出すお父さん達もいるかもしれない。
 一方ではルノワールの絵では生々しさがないので、エロ目的では若干不向きであることも改めて認識するだろう。
 自分はルノワールの「イレーヌ・ダンバール嬢」の絵が好きなのだが、当然、この映画の時代背景的には出てこない。
 実はルノワールの知識があまりなく、中学生のエロ本の代用としか思っていなかったので、この映画で初めて知ったことが多い。
 映画ファンとして失格なのは、ジャン・ルノワールが彼の次男であることを、この映画で初めて知った。
 はい、すいません、すいません。
 どうせ、初めて観たトリフォーの映画が「未知との遭遇」ですから。
 おそらく、ここらへんの事情を知っていると、映画は面白いと思う。
 今更だけど。
 監督はジル・ブルドス。
 ルノワールを演じるのはミシェル・ブーケなんだけど、どちらかというとゴッホみたいだ。
 「浴女たち」のモデルとなるクリスタ・テレは新人で、裸にもなっているので、ルノワールの絵が物足りなかった人は、これでエロを満足させれるかも。
 

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2013年10月17日 (木)

「パッション」

Passion テレビ番組で、あの人は今…みたいな大きなお世話の番組があるが、確かに映画でもあの俳優やあの監督って今はどうしているんだろう?と思いを馳せることがある。

 ブライアン・デ・パルマって最近どうしてたかな?

 そう言われるとパッと思い出すことができない。
 最後に観たのって「アンタッチャブル」かな?
 調べてみると間違いで、「ミッション・インポッシブル」だってあるし、「ブラック・ダリア」や「リダクテッド 真実の価値」という地味な映画も監督している。
 そして、自分がそれらを観ていることから、スピルバーグと同じで新作が出てきたら、とりあえず観にいく監督の一人であるわけだ。
 この映画はリュディヴィーヌ・サニエとクリスティン・スコット・トーマスが共演し、アラン・コルノーが監督であり遺作ともなった2010年の「ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて」をデ・パルマがリメイクしたものらしい。
 え、何故、リメイク?
 いや、それ以前にそんな映画ってあったの?
 それもつい最近の映画のリメイクじゃん。
 上司にハメられた 大手広告会社で働く女性社員の復習劇。
 良くも悪くもデ・パルマ節全開であり、物凄く面白いかと言えばそうでもないのだけど、そこは彼の伝統芸を観るという気持ちが大切だ。
 出演は「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスと「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパス。
 レイチェル・マクアダムスは性悪女役は微妙。
 ノオミ・ラパスって本当に美人だと思えないんだよねえ。
 劇中のCMは意外に良かった。
 

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2013年10月16日 (水)

「トランス」

Trance 白昼のオークション会場から、ゴヤの40億円の名画を奪れた。
 盗んだ犯人の中には競売人のサイモンもいた。
 しかし、計画とは違う行動をしてしまい、ギャングのリーダーに絵を渡さず抵抗し、逆に殴り返される。
 それがきっかけで、名画の隠し場所を思い出せなくなってしまうサイモン。
 催眠治療で記憶を取り戻させようとするのだが、彼の記憶は幾つもに分かれていた。
 さらに、担当の女性催眠療法士にも何か隠している様子があり、それぞれの嘘と秘密にまみれた思惑が入り乱れる…。

 正直、記憶喪失ネタって、今更な感じというか、困った時の強引な盛り上げ手段で、昔の少女漫画はもちろん、韓国ドラマの常套手段だ。
 そのため、余程うまくやらないと陳腐な展開になってしまう。
 この映画の場合、あえて記憶喪失というベタなネタを選んでいるのは、催眠状態にることが重要であり、当然、最後は現実か催眠状態なのかわからない展開にするためである。
 よくある「観ている人のご想像に任せます」ってやつだ。
 見終わった後、色々盛り上がるし、興味ある人ならもう一度観にいくかもしれない。
 まあ確かによくわからない箇所や色々な仕掛けが盛り沢山すぎて、1回ではわからないかもしれない。
 だけど、最初の名画を盗むまでの過程が面白いのだけど、後半あたりは催眠状態と現実が行き来しすぎて、もう何が何だか。
 種明かしの整理がうまくできていないので、現実味に乏しいのが残念。
 監督がダニー・ボイルなので期待したのだけど、スタイリッシュな映像にこだわりすぎて、話の面白さが伝わらない。
 主演は「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ。
 まあ一番の見所は共演のロザリオ・ドーソンの裸かな。
 
 

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2013年10月15日 (火)

「おしん」

Oshin 1983年に放送され、国民的大ヒット。
 その少女時代の人気っぷりは異常だった。
 しかし、当時はまだ家庭用のビデオデッキが普及していなかったために、多くの人が見たのは夏の再放送でなかったか。
 自分も見たけど、おしんが両親と別れのところは確かに泣ける。
 アニメ映画も公開されるけど、それは少し微妙だった。
 そして、まさかまさかの21世紀になって実写映画化!
 そもそも何故、今?
 さんざん再放送して、今年も正月からBSで放送していて、映画化というのがイマイチわからない。
 さらにいうと、これってNHKは関係ないみたいなんだよね。
 だけど、さすがに30年経過すると、往年のファンには懐かしく若い人には新鮮に感じるのかも。
 映画はテレビドラマの子供の時代の部分のみで、大きく変化なし。
 意外に基本に忠実で、変にアレンジしていなくて悪くなかった。
 ちゃんとオリジナルの音楽も使っていたのも良い。
 日本映画の場合、リメイクする場合はオリジナルの音楽を使わない場合が多いので、これは良いと思う。
 当然、新しいキャスティングが気になるところだが、おしんに濱田ここね。両親に上戸彩(B82-W58-H84)、、稲垣吾郎。
 テレビドラマ版のおしんの母親だった泉ピン子は加賀屋の大女将の役で登場。
 貧乏なのに無計画に子供を作っているのもどうよ?と思ったが、一番手っ取り早く金がいらないし、上戸彩みたいな嫁さんだったら子作りに励んでも仕方ないかもしれない。
 逆に彼女が若く美人すぎて、子供を奉公に出さなくても、彼女が体を張って働けば何とかなってしまうと思わせるところが若干ミスキャストか?
 監督は「鉄人28号」が無理な映画化だった冨樫森。
 自分はテレビドラマ版を見ているので、粗筋を知っていて比較する面白さがあったが、当然あれだけ長い話なので駆け足気味であり、初めて観る人はどう感じたのだろう?
 
 

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2013年10月14日 (月)

「TAICHI/太極 ヒーロー」

Taichi2 う~ん、実は自分的にはどうでもよかったんだけど、几帳面な性格上、シリーズ物とか三部作とか言われると最後まで観ちゃうタイプなんだよな。
 そんなわけで、楊式太極拳の創始者・楊露禅の若き日の姿を描く武術アクション三部作の第2
作。
 前作で鉄怪物を倒して村を守った楊だが、陳家拳(陳式太極拳)の技を盗んだとして、掟に従い処罰しようという声が村中から上がる。
 しかし、楊を救おうとして、陳家の娘が彼を婿養子にしてその場を収める。
 しかし、平和も束の間、楊によって村を追い出された方は、反撃の機会を狙っていた…てな話で、詳しい話は公式HPとかで確認して下さい。
 まあ、結局、実在の人物を主人公にして話を膨らませているわけで、基本的なノリは「空手バカ一代」とか「ゴッドハンド」みたいな感じかなあ。
 実際、物凄く劇画っぽい描写多いし。
 前作よりも面白く感じたのは、人物の設定などを把握したからかもしれない。
 「スチームボーイ」に出てくるような空飛ぶ機械が出てきて、中華スチームパンクとして観るのも面白い!
 監督はスティーヴン・フォン。
 出演は前作とほぼ同じ。
 だってシリーズ物だし。
 よ~し、いよいよ3作目ではどうなるのか!とちょっと楽しみになってきた矢先、3作目の公開はないことが発覚!
 中途半端だぞ!2013夏の中華大傑作映画まつり
 しかし、公開されない=大したことないのか。
 まあ確かにDVDスルーでもおかしくない内容だしなあ。
 かといって、DVDが発売されたら見るか?と言われても見ないような気がするなあ。
 DVDだと途中でやめたり、早送りしたりするので一気に見ないか、最悪途中でやめるから劇場で一気に見る方が楽なんよね。
 
 

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2013年10月13日 (日)

「男子高校生の日常」

Danshi どうしてもアニメと比べてしまう。
 そして、結論から言うとアニメの方が絶対に面白い。
 何故なら、実写映画の方はこの漫画の本質を理解していないから。
 そもそも原作の根本は、ちょっと中二病も混じった極めてどうでもいいこと男子高校生の滲み出るような笑いを描いたものであり、どこまでいっても男子高校生の〈日常〉でしかないのである。
 そして、これは少年漫画によくありがちな女子にモテたいとかが中心のものではない。
 もちろん健全な男子であるため、そういう気持ちもないわけでもないのだが、少なくともそれを中心にした話展開は、この漫画の根本から大きく離脱していることになる。
 部活シーンや恋愛といった劇的な展開すら起こらない、リアルな日常をテーマしているはずなのである。
 しかし、残念ながら実写版であるこの映画は、それをわかっていない。
 文化祭が女子校との共同開催となり、女子を意識した行動を男子が取るのだ。
 これでは、どこにでもあるような学園漫画と何も変わらない。
 そもそも文化祭という学校ネタで一番ネタにしやすいものを持ってきた時点で、本質からはずれている。
 一応、日常のどうでもいいような会話をして笑いを取ろうとしているのだが全く笑えない。
 何故ならツボを見事にはずしているから。
 脱力系とか日常系はうだうだしているだけではないのだ。
 どこかに共感が持てるものでなくてはならない。
 結局、この映画はモテない男子をいじっているだけでしかなく、そしてそれは原作の描こうとしているものとは全く違うものなのだ。
 文学少女とのやり取りもアニメの方が遥かに面白い。
 出演は「仮面ライダーW」の菅田将暉、「仮面ライダーフォーゼ」のメテオ役の吉沢亮…と特撮ファンには嬉しいキャスティング。
 監督は「アフロ田中」の松居大悟。
 色々な意味で残念な結果になってしまったが、唯一の救いは上映時間が85分と短いところか。
 あと凸面鏡美人の奈古さんが出てこなかったのは、実写での描写は不可能だからか?(笑)
 
 

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2013年10月12日 (土)

「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」

Loe_marilyn 美人薄命を実践するばかりか、その謎めいた人生が人々の想像力をかきたてる。
 マリリン・モンローは、色々なジャンルでネタになりやすい。
 しかし、それは一方では手垢がつきすぎているネタであり、マリリン・モンローの人生なんか野口英世の人生くらい皆が知っていると思う。
 だから、今更マリリン・モンローの映画ができたところで「またか」としか思えない。
 この映画は彼女が没後50年を経て初公開された直筆の手紙や日記を元に作られたドキュメンタリーだ。
 特筆すべきことは、マリリン・モンローが綴った私的な文書を、ハリウッドで活躍する10人の女優たちがマリリンになりきり朗読していく構成になっていることだ。
 それ以外のマリリンと関わった著名人たちも豪華俳優陣によって演じられている。
 演じているのは、グレン・クローズ、マリサ・トメイ、ヴィオラ・デイヴィス、エヴァン・レイチェル・ウッド、ユマ・サーマン、ジェニファー・イーリー 、エリザベス・バンクス、エレン・バースティン 、リリ・テイラー 、リンジー・ローハン 。
 年齢どころか、 ヴィオラ・デイヴィスなんか黒人で、マリリン・モンローともっとも遠い存在でも起用されている。
 ある意味画期的ではあるけれど、正直、それがうまく生かされているかどうかは微妙。
 ぶっちゃけ、正に出オチ状態になっている。
 内容も今までにあったネタ以上の何か新しいものがあるわけでもなく、こんな感じだろうなあの域を越えていない。
 監督はリズ・ガーバス。
 まあ、こういうと身も蓋もないけど、ちょっとマリリン・モンローを伝説化して持ち上げすぎだよ。
 

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2013年10月11日 (金)

「劇場版 空の境界/未来福音」

Mirai 時間を作ってシコシコと観にいったよ「劇場版 空の境界」シリーズ。
 全7作、いやもっと言うとそれとは別で総集編があって、ちょっと騙された感じのものもあったけど、原作も読んでいない自分でもすんなり入っていけて、つまらなくなはかった。
 だから、原作者・奈須きのこが同人誌として発表したアナザー・ストー リーとか言われてもよくわからないんだよね~。
 巷を騒がせる爆弾魔に命を狙われる両儀式。
 一方、同じ頃、未来が見える能力を持つ礼園女学園の生徒・瀬尾静音は、ひょんなことから黒桐幹也とめぐり会う…って話なんだけど、同時上映の「劇場版 空の境界/未来福音extra chorus」があまり面白くなかったのでテンション下がりまくっていて大丈夫かな?と思っていたけど、心配は無用だった。
 こっちはそれなりに面白い!
 今までのシリーズを見ていなくても何とかなってしまうのだけど、見ておいた方が色々感慨深いものがある。
 公開してからしばらくして行ったので入場者特典がもらえないかとビクビクしていたが、結構普通にもらえて肩透かし。
 小説や漫画が入場者特典は主流になりそうだな。
  

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2013年10月10日 (木)

「地獄でなぜ悪い」

Jigoku 今まで自主映画、特に8ミリ映画をネタにした映画は色々あったが、大抵はノスタルジーな雰囲気を前面に出し、古き良き過去のアイテムとした扱いだった。
 もちろん、そういう一面もあることは否定しない。
 しかし、一方ではなりふり構わず自主映画制作に没頭した連中もいたことは忘れてはならない。
 目指すはホラーだったり、SF映画だったり、アクション映画だったり、観客の満足は二の次、まずは自分が満足することを前提に、自分らの好きな映画をひたすら再現しようとしている。
 そして根拠のない自信に満ちあふれており、チャンスさえあれば凄い映画を作ることができると信じている。
 そんなどうしようもなく熱い8ミリ映画野郎の気持ちを描いている映画は少ない。
 そして数少ない中の一本がこの映画だ。
 自分の代わりに刑務所に入った妻のため、彼女の夢だった娘の映画デビューをかなえようと奔走するヤクザ、彼と激しく敵対するヤクザ、映画監督に間違えられた青年、彼に代わってメガホンを取る映画マニア。
 それぞれ全く違う思惑を持つ彼らが1本の映画を作るため動き出した時、正に狂気の世界になっていく…。
 何しろヤクザの出入りをそのまま映画として撮影してしまおうとするのだ。
 もう無茶苦茶な話でリアリティなんてものは全くない。
 しかし、そんな、良い言葉で言うとファンタジーな世界を、最初から最後まで勢いだけで見せていく。 
 「R100」が劇中劇ネタを使っているが、こちらの方が面白い。
 何故なら、監督の園子温は映画の基本をわかているから。
 どれだけ無茶苦茶に見える話でもきちんと基礎ができているから。
 無茶苦茶な映画と、無茶苦茶に見える映画は全く違うのだ。
 そして、この映画は明らかに後者だ。
 園子温は自主映画出身なので、自主映画制作の心意気を把握している。
 正直、つまらない人にはとことんつまらないかもしれない。
 しかし、少しでも自主映画をやったことのある人間には、その心意気や切なさがビシビシ伝わってくる。
 おそらく「杉山亮一さんの映画の撮り方・決定版!」をうまく作ったらこんな感じなんだろうなあ…ってマニアックすぎか(笑)
 だからこそ、終盤の「撮れてるぞ」のセリフは泣けてくるのである。
 ビデオ撮影ではわからないと思うが、現像に出して帰ってきたフィルムを映写機に装填して、映っている映像を観る。
 これはもう何とも言えない不思議な気分で、さらにそれを編集して一本の映画になってしまった時の快感は、ちょっと経験できるものではない。
 ましてや自分の求めるものが撮影できただけで舞い上がってしまう、
 そして、この映画にはその癖になりそうな映画制作の快感みたいなものがビシビシと伝わってくる。
 もちろん、そんなことは知らなくも、普通のコメディとして観ても面白い!
 やたらと上映時間が長い園子温の映画では手頃な上映時間であることも良い。
 出演は國村隼、堤真一、長谷川博己、星野源…など個性的すぎる役者勢揃いだが、その中でも二階堂ふみ(B74-W55-H80←今はもっと成長しているはず)が眩しいくらい輝いている。
 かつては宮崎あおい(B72-W57-H84)のパチモンだと言われていた頃もあったが、貧乳のあおいちゃんよりよっぽどいいや。
 とにかく、現役はもちろん、過去に映画青年だった人は必見!
 
 

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2013年10月 9日 (水)

「レッド・ドーン」

Reddawn_2 第二次世界大戦中はドイツ。冷戦時代はソ連と、アメリカ映画に出てくる国家侵略アイテムは時代に合わせて変化していく。
 ここ最近は一時期はイスラム国家の場合もあったが、シャレが通じないのでマジで攻撃される可能性もあるためか、その代わりとして宇宙人という何やってもOKという便利なアイテムも存在している。
 そして宇宙人に代わり、最新の国家侵略アイテムが北朝鮮だ。
 「ホワイトハウス・ダウン」の例を出すまでもなく、最近、アメリカの仮想敵国はもっぱら北朝鮮だ。
 この映画は、突然、北朝鮮に占領された祖国を取り戻すため、戸惑いながらも銃や爆弾を手に取りレジスタンスとして立ち上がる若者たちの話で、そういえばどこかでそんな話あったなあと思ったらジョン・ミリアスの「若き勇者たち」のリメイクだった。
 あの映画はソ連が侵略してくるのが、やっぱり時代だと思う。
 いきなり空から物凄い数の北朝鮮の兵隊が落下傘で降りてくるシーンは圧巻!…というより怖い。
 いや、アメリカにとっては北朝鮮は宇宙人の代用かもしれないけど、日本人にとってはすぐ隣りの国なので、さすがに気楽に見ていられないというか、普通に「日本海側では夜に海に近づかないで下さい」と言われている国なのでちょっと怖い。
 それはともかく、映画そのものは意外に上映時間も適当で面白かった。
 そりゃあ、素人の青年達でそんな凄い活動ができるわけないというツッコミはごもっともだけど、まあそれを含んでも悪くないと思う。
 主演は、「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワース。
 監督は「007/慰めの報酬」などの第二班監督でこれが初監督のダン・ブラッドリー。
 まあ、ジョン・グレンみたいなもんか。
 当然、続編も作れる終わり方は昨今のお約束だ。
 
 

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2013年10月 8日 (火)

「R100」

R100 何だかんだ言っても斜陽だとか、今はテレビの時代だとか言っても映画のステイタスは大きい。
 そして、映画監督というポジションはそういう意味では正にトップだろう。
 本来なら助監督からコツコツ叩き上げていくのだが、他の業界の人が監督をする場合もある。
 それにより映画が面白くなるかどうかは、監督によって違う。
 お笑いのトップに君臨するダウンタウンの松本人志は映画評論もしており、その独自の視点でファンも多い。
 当然、映画に対しての意見を持つ彼が映画監督をすれば面白い作品ができるに違いない。
 そう思う人はいるだろう。
 しかし、映画評論家と映画監督は全く別だ。
 評論家として面白い水野晴郎先生が、面白い映画を作れたか?
 「シベリア超特急」はカルト的人気はあるが、あれはぶっちゃけバカにされてるだけで映画としては微塵も評価できるものではない。
 これが水野先生以外が作ったら完全にお蔵入りだ。
 松ちゃんも今まで3本の映画を作っているが、どれも面白くない。
 あえていうなら「さや侍」が比較的彼の作品の中ではマシな方かもしれない。
 そして新作「R100」
 日常生活の中で予告なく女王様の責めを受けることができるという謎のSMクラブと契約してしまった平凡な男が辿る予測不能の不条理劇。
 先に結論から言う。
 大変つまらない。
 話は前半は神出鬼没のSMの女王様の話が中心だが、後半はその内容が劇中映画で「R100」の試写を見て、そのとっちらかった内容に悩むというもの。
 異業種監督は、監督業で食べているわけではないので、次回作はあってもなくてもどうでもいいわわけで、むしろ話題になればOK。
 映画会社だってそう考えている。
 良くも悪くも話題になって客が入ればいいのだ。
 そして、普段から映画についてああだこうだ語っている人が、自分が監督する場合はどうなるのか?
 もちろん、見事演出してしまう人もいるかもしれない。
 しかし、自分が感じる限り、多くのナンチャッテ監督は、既成概念を壊すとか、新しいやら斬新な表現と言いつつも、実は演出の基礎ができていないだけなのだ。
 だから、他の職業監督と違う感じがするのは極めて当たり前なのだ。
 さらに、色々と変わったことをやり出すのだが、それは単に言い訳や逃げ道でしかなく、もしこれが本職の監督がやったら叩かれてししまう。
 だけど、全く関係ない業種、例えばお笑いから来た人だったりすると、深読みしてしまうのだ。
 特に松ちゃんはコントで色々やってきているので、そうかなと思ってしまう。
 しかし、実際には大学の映画サークルでも思いつくようなものであり、これが許されるのは松ちゃんだからこそなのである。
 正直、松ちゃんの映画は向いていないと思う。
 だけど、おそらく次回作ができたら観にいく。
 何故なら、今までのコントはやっぱり面白かったから。
 もし、今までのコントを普通にやってくれるだけで絶対に面白くなると思う。
 何故なら、それをやることが他の映画監督に負けない才能だから。
 
 

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2013年10月 7日 (月)

「劇場版 空の境界/未来福音 extra chorus」

Extra_chorus 何かよくわからないうちに終わってしまい、「あれ、こんなに短かったか?」と思ったけど、昨今イベント上映は1時間くらいの上映時間もザラなので、そういうもんかと思っていたら、いきなりもう1本始まってもう何が何だか。
 後で調べたら「劇場版 空の境界/未来福音」と2本立てだったらしい。
 というか、劇場もちゃんと明記して下さいよ。
 ペース配分を間違えてしまった。
 やっぱり適当にいきあたりばったりで観にいってはいかんなあと深く反省。
 え~っとですね、調べたら、ゲーム制作を手掛けるTYPE-MOONの武内崇が、奈須きのことの同人サークル「竹箒」名義で発表した「空の境界 未来福音」に収めた漫画「1998年」3作をアニメ化したものらしい。
 うん、もう完全に自分の領域を越えてます。
 シリーズの主人公である両儀式と黒猫との物語が描かれる。
 元ネタを全く知らないので何をどう比較していいかわからないのだが、自分が背景を知らないからかもしれないが、短い上映時間なのに少しダレてしまった。
 そもそも7本のアニメは全て観ていて嫌いでもないのに、忘れていることが多いのは年か。
 自分が場違いなだけでファンの人にはOKだと思う。
 
 

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2013年10月 6日 (日)

「ザ・タワー 超高層ビル大火災」

The_tower 韓国映画はパクリ、いやヒット映画を参考にして昇華するのを得意としている。
 もちろん、これはどこの国でもやってるし、完全無断コピーでなければありだ。
 むしろ、どこまでやるかが制作側の腕の見せ所である。
 韓国映画は面白さはやりすぎなろころで、ホラーは徹底して怖いし、暴力シーンは手加減なし。
 ギャグはとことん寒い。
 韓国映画=ベタだが、ベタも行き過ぎると表現として確立してしまうのかもしれない。
 この映画はクリスマス・イヴに超高層ビルに火災が発生!、ビルから出られなくなった人々のサバイバルと消防士たちによる決死の救出劇を描いている。
 ま、ぶっちゃけ韓国版タワーリング・インフェルノなんだけどね。
 当然、韓国映画なので手加減なし。
 火災シーンはこれでもかというくらい大惨事だし、それぞれの人のドラマは思いっきりベタ。
 泣かせる展開と思えば、ゆるいギャグが入っていたりするのはもはやお約束だ。
 しかし、これはこれでツボをおさえた展開で面白い。
 監督は「第7鉱区」のキム・ジフン。
 出演は「シルミド/SILMIDO」のソル・ギョングと「私の頭の中の消しゴム」ソン・イェジン…というか、あまり自分がよくわからなかっただけで韓国映画のオールスター映画だったりするのか?
 
 

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2013年10月 5日 (土)

「TAICHI/太極 ゼロ」

Taichi0 とにかく、カンフー映画を中心とした格闘技映画が好きだ。
 昔は日本で公開される香港映画の半分以上はカンフー映画だったが、ここ最近はカンフー映画があまり公開されない。
 やっと公開されても自分が求めているものと違う。
 自分が求めるのはワイヤーやCGを使わず、生身の動きと編集で見せる昔ながらの格闘アクションだ。
 もちろん、それが時代から著しくずれていることは重々承知している。
 それでもかつての懐かしい路線が21世紀に復活することを心から望んでいる。
 この映画は楊式太極拳の創始者・楊露禅の若き日の姿を描く武術アクション。
 額にある角みたいなおでき(?)を押すと、制御不能の見境のない格闘マシーンに変貌する楊は、医者にこのままでは 死に至ると告げられ、それを防ぐ秘拳を学ぶために、秘境の果ての聖
地にある村に向かう。
 そこは、村の住人たちすべてが拳法の達人であり、秘拳・陳式太極拳の宗師に弟子入りしようとするが、村人たちに拒否される。
 それでも、不屈の精神で陳式太極拳を学んでいく楊。
 一方、村を破壊し線路建設を狙う企業の鉄怪物(巨大ロボットみたいなもの)が迫ってきていた…。
 実は元ネタを全く知らないのだが、お目当てのアクションシーンは、文字やグラフィックイメージを使ったもので斬新!
 だけど、中国語がわからないので、少し意味がわからない。
 これが言葉の壁ってやつやね。
 鉄怪物と最後は戦うのだが、一種のスチームパンクで、これはこれでアイディアとしては面白い!
 まあ、だけど、やっぱりアクションはワイヤーとCGテンコ盛りで、映像的にはきれいできまるけど、もうちょっと生身のアクションがあって欲しかったかな。
 監督も主演も全く知らない人ばっかで、後で三部作の第1作であることを知る。
 う~ん、三部作にするようなものでもないんだけどなあ。
 
 

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2013年10月 4日 (金)

「RETURN(ハードバージョン)」

Return 実はスマホは使っているものの、携帯配信ドラマなるものを見たことがない。
 スマホで見る映像なんてYOUTUBEがせいぜいかな。
 この映画は スマホ向け携帯配信ドラマを監督自ら劇場用に再編集した劇場版らしい。
 ふとしたはずみで暴力団の若社長を殺してしまった旅行代理店の所長が、高飛び先のカジノのボスか ら殺しの依頼を受け、日本で闇の組織と暴力団を相手に三つ巴の戦いを繰り広げる!
 って話なんだけど、ごめん、真剣つまらんわ。
 自分が頭悪いだけかもしれないが、話展開がわかりにくい。
 登場人物が何を話しているか聞き取り辛い。
 これって映画館の音響だからダメなの?
 スマホだと聞き取りやすいのかもしれないけど、同時に話したり、出演者に元々普段から何を話しているか聞き取りにくいのがいるからかもしれない。
 まあ、ぶっちゃけ土屋アンナ(B85-W60-H89)のことなんだけどね。
 もっと乾いた暴力が炸裂するかと思いきや、わめき散らかしてるだけだし、登場人物の行動も今一つ何をしたいかよくわからないというか、意味不明。
 こういうのって、何をやらかすか先が読めない展開が緊張感と緊迫感で描かれなければならないのだけど、この映画にはそこらへんがすっぽーんと抜けているので、何か観ていて違和感ありまくり。
 主演は「アウトレイジ」の椎名桔平。
 監督は「クラ イマーズ・ハイ」の原田眞人。
 こんなのがスマホ向け携帯配信ドラマだったら、自分は絶対に見ないよ。
 それにあえて映画化する必要も全くないんじゃないかな。
 

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2013年10月 3日 (木)

「日本の悲劇」

Nihonnohigeki ガンで自分の命がそう長くないことを自覚した父親は、自室に閉じこもり扉も封鎖、食事もやめてしまう。
 彼の息子は失業中で妻と子には逃げられて鬱病になり、父親の年金で生活している。
 父親に部屋から出るように説得する息子と頑なに拒否する父親。
 時々、2人は楽しかった過去を思い出したりしていた…。

 正に自宅警備員VS自室警備員といった感じだが、見ていて痛々しい。
 父と息子にはそれぞれ明るい未来は全く見えてないわけで、余命わずかとか、鬱で失業中とかどうしようもない崖っぷち状態。
 よくよく考えてみたら病気で生きていけないのと、仕事がなくて生きていけないとか、実際にありえる危機であり、親が死んでも年金だけもらってもらうとかの話もこれの延長線上にあったりすると色々考えさせられるものがある。
 主演は仲代達矢と北村一輝。
 仲代の抑えた演技と、北村の弾けた演技のバランスが良い。
 全編一部を除きモノクロ映像。
 モノクロ映像に仲代が出ていると、昔の黒澤映画を観ているみたいな感じでちょっと懐かしい。
 ただ、全て長回しなので、あまり体調が良くないと寝る可能性は極めて高い。
 監督は自分の中の2009年のダメ映画第1位で現在も暫定1位である「白夜」の小林政広。
 正直、好きな監督じゃないのだけど、「春との旅」から良くなってきたし、「白夜」よりひどいのはもう出てこないと思うので観にいっている。
 だから、どの作品でも相対的に良く見えるのかもね。
 
 

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2013年10月 2日 (水)

「あの頃、君を追いかけた」

Anokoro 物語に出てくる青春はいつもキラキラ輝いている。
 いわゆるリア充ってやつなのだが、実際はそんなに充実している奴はいない。
 おそらく青春映画に出てくるのは、多くの人の理想かもしれない。
 そんなことを考えていたが、年を取ってくると例え物語みたいに充実していなくても、若い時代はその人の人生にとっては気力体力ともに充実しており、まあある意味相対的にはキラキラしているものかもしれない。
 この映画は 台湾の人気作家ギデンズ・コーの自伝的小説を原作者自ら監督を務めて映画化
したもので、台湾と香港で大ヒットとなった青春映画らしい。
 1994年に高校生だった若者グループの2005年まで人生を描いている。
 主人公と仲間たちのバカなことやりまくっている青春時代と、同級生との不器用な初恋の行方が同時進行で進んでいく。
 1994年って何してたかなあと振り返れば、「パルプ・フィクション」が公開されて、タランティーノがやたらと持ち上げられていて、ちょうどシネコンがあっちこっちにできて、それまでの劇場と入れ替わろうとしていた時代だったかなあ。
 っつか、自分、何もしてないじゃん(泣)
 当然、当時の時代ネタや音楽などが散りばめられ、当時を知る者には胸がキュンキュンきてしまう!……はずなのだが、いくらすぐ近くの国とはいえ、台湾の事情なんて知る由もなく、日本人には伝わらないネタも多い。
 地震の話はわかったけどね。
 イメージ映像を駆使してポップ調と言うか、漫画的表現は最近の映画の流行で、この映画もガンガン使っているのだが、文字が読めないので少し辛い。
 しかし、だからといって、人の心は共通なところもあって、特に恋愛は文化は違えど悩みは同じかもしれない。
 この映画の男女も幼くて、変な意地さえ張らなければもっともっとうまくいったかもしれない。
 若い時のよくありがちなことを描かれると、ちょっと甘酸っぱいものがこみ上げてくる。
 万国共通の人の想いがひしひし伝わってきて、正直、韓国映画くらいベタなのだけど、時々胸がキュン(←死語)とするようなところがあっただけでも良しと思ってしまう。
 出演は新人だったり、テレビで活躍しているらしいけど、全くわからない。
 そもそも日本人にとって一番有名な台湾人って今でもビビアン・スーだしね。
 万国共通といえば、若者のAV大好きはどこも同じなのだけど、台湾で日本のAVが見られていることに衝撃!
 こ、これも台湾から見ると洋物って扱いなのか?
 
 

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2013年10月 1日 (火)

「凶悪」

Kyouaku_2 仮面ライダーのショッカーや007シリーズに出てくる悪役なんて、実は悪い悪いといいながらも、その根本は世界征服を企むベンチャー企業でしかなく、ちょっとだけ手段を選ばないところがあるだけにしかすぎない。
 そして、何となく彼らには人としての常識はあるみたいで、どこか紳士的でもあり、人のルールに合わせているところもある。
 しかし、本当の悪い奴は全く手段を選ばない。
 そして、何より悪いことをしている自覚が全くないことだろう。
 この映画は 死刑囚の告発をもとに、警察さえ把握していない殺人事件を掘り起こし、司直の手を逃れていた首謀者を追い詰めていった新潮45編集部の取材記録を綴った「凶悪 ある死刑囚の告発」を元にしている。
 獄中の死刑囚から雑誌記者に届いた手紙、それは、まだ知られていない殺人事件についての告発だった。
 彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与しており、その事件の首謀者は“先生”と呼ばれる人物で、まだ娑婆でのうのうと暮らしているとのこと。
 雑誌記者は彼の証言の裏付けを取るうちに、予想もできない真実を知ることになり、本人も事件にのめり込んでいく……。
 出てくる犯罪者は世界征服を企んだりするようなことはしない。
 やっていることは、簡単に言えば保険金殺人だ。
 老人に保健をかけて殺人とばれないように殺すというもの。
 そして、彼らの取引先は、借金を抱えて首が回らなくなってしまった普通の人々なのだ。
 何故、普通の人々が?と思ってしまうが、例えばボケて介護のいるお年寄りがいるような家庭で、さらに借金があったらどうだろう?
 正直、何とかならないものかと思ってしまう。
 保険金目当てで人を仕事として死なせていく。
 そこに後悔や迷いは全くない。
 むしろ笑い、楽しんでいる。
 正直、見ていて怖い。
 そして、これが実話を元にしていると思うとさらに怖さ倍増してしまう。
 雑誌記者も真実を追うために頑張るのだが、彼にはボケた母親とその介護を任せっきりにしている妻がいる。
 果たして死んだ人よりも、生きている人、それも自分の家族が大切じゃないのか?
 彼もまたやっていることが、彼らと何ら変わらないのかもしれない。
 主演は「闇金ウシジマくん」で借金を取り立てていた山田孝之。
 いや、それ狙いすぎでしょ(笑)
 そして骨の髄まで悪者を演じるのがリリー・フランキー。
 この一見さえない風貌で極悪非道なのが怖さ倍増。
 この映画の後で「そして父になる」を見ると、絶対に子供は殺されてしまうと思ってしまう。
 さらに彼と一緒に働くヤクザに「あまちゃん」の寿司屋の大将のピエール瀧。
 これを見た後で「あまちゃん」見たら、スシネタが何か疑ってしまう。
 監督は傑作「ロストパラダイス・イン・トーキョー」の白石和彌。
 とにかく後味は悪いけど、人の心の奥底をえぐり込む凶悪な良作であることは間違いなし。
 
 

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