「ダイヤモンド」
昔ながらの任侠道を貫き地元商店街に密着し、草野球チームを率いる昔かたぎのヤクザが、地元商店街の再開発を進める企業とその裏に潜む手段を選ばない新興暴力団に立 ち向かう。
あ~なんて今更の話なんだ。
あまりにもベタすぎるだろう。
それにヤクザが草野球チームを作ってどうするんだ?
しかし、それには理由があって、出演者が高橋慶彦、元木大介、パンチ佐藤、松永浩美…という元プロ野球選手だからだ。
正月にプロ野球選手が野球以外のことをやってる特番があるが、正にそれの映画版みたいな感じか。
だから彼らの演技に期待をしてはいけないのだが、一応、それなりには様になっている。
そして、当然、これらのメンツが揃っているのだから、野球勝負という「ダイナマイトどんどん」的な展開になるのかと思いきや、野球シーンは申し訳程度で、話展開は極めてVシネだった。
結局、誰得?と思ったが、往年の選手のファン向けの映画だと思えばOKかな。
上映時間も70分くらいだし。
監督は「ストロベリーナイト」の助監督だった本間利幸。
それでも、病気の子供のためにホームランを打つとかじゃなかっただけでも、企画的には評価できるんじゃないの?
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