「パニック・マーケット3D」
映画の困った時のネタで使い勝手の良いので1番はゾンビで、何番目かには絶対にサメが入っていると思う。
海を舞台にして適当に話を作ろうとしたら、水着の女の子とサメさえだしておけば良し。
特にサメなんか背鰭だけで十分認識できるのは「ジョーズ」で証明済みだ。
あとは、いかにサメが出てくる設定を構築するかなのである。
この映画は津波で浸水したスーパーマーケットで巨大人喰いザメが人々を襲う…という話で、ゾンビをサメにしただけとツッコまれたらそれまでだが、逆もまた然りでしょ。
親友をサメに食われて、決まっていた彼の妹との結婚も破談になってしまった元ライフセーバーの青年が主人公で、彼はスーパーマーケットでアルバイトをしていた。
そこへ、元カノが新しい婚約者を連れて登場。
店には強盗犯や殺人鬼もいるというだけでも無理があるのに、そこへいきなり津波が来て店は水没。
さらには津波と共にサメもやってきてしまう。
もうギャグと紙一重の最悪の状態で、店に残された人は無事脱出できるか?
昔ながらの正統派パニック映画で、さらにはB級臭が漂っている。
しかし、これでもかというくらい盛り沢山のサービス精神あふれる展開!
たまにはこういうのはありだな。
主演は「エクリプス/ トワイライト・サーガ」のゼイヴィア・サミュエル。
監督は「アイ,ロボット」や 「ゴーストライダー」等の大作アクション……の第二班監督だったキンブル・レンドール。
やっぱ誰しも下積み時代はあるよね。
一応、3D映画なのだけど、一番それを感じさせるのは予告編でもお馴染み、海からサメが飛び出し、人がパクって食われるところくらいかなあ。
だけど、この映画で3Dじゃなくなると、単なるB級サメ映画でしかないんだよね。
« 「宇宙戦艦ヤマト2199/第七章 そして艦は行く」 | トップページ | 「貞子3D2」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント