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2013年8月31日 (土)

「パニック・マーケット3D」

Pm3d 映画の困った時のネタで使い勝手の良いので1番はゾンビで、何番目かには絶対にサメが入っていると思う。
 海を舞台にして適当に話を作ろうとしたら、水着の女の子とサメさえだしておけば良し。
 特にサメなんか背鰭だけで十分認識できるのは「ジョーズ」で証明済みだ。
 あとは、いかにサメが出てくる設定を構築するかなのである。
 この映画は津波で浸水したスーパーマーケットで巨大人喰いザメが人々を襲う…という話で、ゾンビをサメにしただけとツッコまれたらそれまでだが、逆もまた然りでしょ。
 親友をサメに食われて、決まっていた彼の妹との結婚も破談になってしまった元ライフセーバーの青年が主人公で、彼はスーパーマーケットでアルバイトをしていた。
 そこへ、元カノが新しい婚約者を連れて登場。
 店には強盗犯や殺人鬼もいるというだけでも無理があるのに、そこへいきなり津波が来て店は水没。
 さらには津波と共にサメもやってきてしまう。
 もうギャグと紙一重の最悪の状態で、店に残された人は無事脱出できるか?
 昔ながらの正統派パニック映画で、さらにはB級臭が漂っている。
 しかし、これでもかというくらい盛り沢山のサービス精神あふれる展開!
 たまにはこういうのはありだな。
 主演は「エクリプス/ トワイライト・サーガ」のゼイヴィア・サミュエル。
 監督は「アイ,ロボット」や 「ゴーストライダー」等の大作アクション……の第二班監督だったキンブル・レンドール。
 やっぱ誰しも下積み時代はあるよね。
 一応、3D映画なのだけど、一番それを感じさせるのは予告編でもお馴染み、海からサメが飛び出し、人がパクって食われるところくらいかなあ。
 だけど、この映画で3Dじゃなくなると、単なるB級サメ映画でしかないんだよね。
 
 

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